「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

涼しくない夜

日中の気温も下がり、ソワソワしだす。
これはもう難しい岩に挑戦できるのではないかと……

我慢しきれず昨日の閉店後、ナイトで岩へ。

岩に到着して気温を見ると24度。あまり涼しくはない。
一番易しいprojectを目的に、エリア入りしたが、よりによってそいつはカチ保持ライン。気温が低くないと勝負にならない。

迷ったが、とりあえずやってみる事に。
想定していた激カチからランジするシーケンスは飛び出せる気がせず、切り替える。
狙っていた掛りの良いカチとの間に、大して使えないが一瞬程度なら保持できる左手ガストン。それで足を上げてランジをしようと思ったが到底足など上がらず。

戦力にならないと思い込んでいた激薄カチに
右手でデット。とまらない。

とまったところでどうなるか。
やってみると、足上げに成功。このままでは右カチが薄すぎ、ランジに成功する気が全くしなかい。そこでスタートに戻るようデット。成功。
これで足があがった状態でのランジに入れる。
とりあえず飛んでみたが、ここまで上手くいくと想定していなかったので、捨て身になり失敗。

突然、難解なシーケンスが解読できた。

突然過ぎて、暫く繋がる気がしなかった。
しかし冷静に考えると繋げれる負荷だ。

気合を入れて、やってみる。
左手ガストンから、デットで右カチを捉える事に成功、よくよく考えたらここはまだ成功した事がなかったんだった。
負荷を予測できておらず、次の足上げで失敗。

とりあえず、負荷は分かったので次の便でエラーなく核心の下部突破。そこそこ悪い中間部もOzライトv8で一回やっている。うろ覚えの中かろうじて成功。

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ガバを挟んで後半部、ここからは簡単だけど高さがある。難易度はないので記憶には残っていない。

冷静に探り、リップまで到達。リップから先はライトの光が届かない。

ガバがあるのはわかっていたので、突っ込んだもののガバの位置がわからない。これも想定内、ポケットからライトを出し、スイッチオン。

…つかない。

一瞬テンパる。。。

ジャンプか?
いや、この高さはない。

クライムダウン?
正直だるい。

このまま突破?
左のスメア位置確認できないままマントルはリスクがある。

考え直し、ライトを岩にぶつけ電池を押し込み、再びスイッチオン。

ついた、助かった。
一瞬の出来事であったが久々に結構焦った。

無事マントルを返し登ることができた。

…ナイトはやはり怖い。
気持ちもきれ、そもそもmove解析に2時間も費やしたので、身体もよれきっていた。

終了。
名は、完全体のsdsが残っているので今回は略。グレードはv10あたりであろうか。

今回のナイトギア
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メインにホームセンターの安物のデカイライト。これは明るいが重すぎる。そもそもマキタのライトが壊れたのがいかん。

青と緑のライトは、一昨年スポーツセンターで買ったライト。光量高めだけど、如何せんトラブルが多い……安物は駄目だ。しかも今回はこれを持って登ったのが間違えであった。

BD オービット
小型の割に明るい。むしろ上で書いた去年までのメインライトより明るい。だからこそ、下で照らしていたのどけど……。

BD エンバーパワーライト
スマホの外部バッテリー用に常に持っているが、ライトとしてもかなり明るい。本気トライ時のみ使用してるがこれ一本でトライできる。緊急時のバッテリー使用を考えると、メインで使うのは避けたい。

と、考えるとオービット新調すべきか。
ヘッデンもあるけど嫌いなんだよなぁ。

2016年 夏合宿

真昼の炎天下の中で登り、
夕方、コテージの前でビールをあけて火を起こす。
日中の過酷なクライミングはこの瞬間のためにあったのではないかと錯覚するほどの爽快感。
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夜更けには体力も続かず、少し効きすぎたエアコンの冷気の中で寝る。

翌日は何故か皆早くに目が覚め、予定より一時間早く岩についた。

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岩に登ったことがないメンバーもいたが、エリアの成り立ちや岩場特有の注意事項は中級講習でやった。よって放置。

登りたいところ、登れそうなところをしっかりと自分で確認する事に、事初めから触れる事が大切だと思うので、余程無謀なことを始めない限りは放置する事にしている。

本当は口を出したい気持ちを堪えるのに一杯一杯なのだけれど。

昼頃、流石に暑くなり堪らず移動。
川へ。

人は思ったよりも少なかった。

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各々に準備をし、各々に遊びはじめる。
良い年をしたおっさんメインのメンバーで流石に体力は続かず、夕方を待つ前に撤収。
夏遊びが終わった。

川遊びで終わる

自身のブログをアップするのが億劫になってしまって放置状態…

ということで少し前の記録。

〜先日の事、深夜にドンキにボートを買いに。

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我々は一体何をやっているのだろうか。
買ったボートは翌日、想像を絶する効果を発揮した。

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想像以上の安定感。何より岩に取り付ける。

というのも、磨かれすぎた岩肌はとてもスベスベで、水中からは何一つなかった手がかり。それがボートの上からでは様子が大幅に変わり、岩肌には豊富なホールドが。

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散々遊んだあとに気づいたが、結局登れるラインはとっても易しいかとんでもなく難しいかのどちらかであった。
それでも濡らさずに取り付ける事がわかっただけでも今回は進展だ。

とりあえず川遊びには良い。遊泳の人もまだ多くなく、今が一番良い時期かもしれない。(と思ったのは随分までで今はピークシーズン)

梅雨のドームとエリア確認事項

6.9
エリアに着くと小雨。
岩は濡れていた、昨晩降ったのであろう。

梅雨入りしたことを思い出した。
仕方なく移動、移動先もぐちゃぐちゃ。
仕方なく、周辺にて岩を探す。

幾つかめぼしい岩を見つけたが、雨の中やる程ではない。

仕方なく、移動しながら岩を探し歩き、少し登りたくなったのでドームエリアに移動。

あまりコンディションは良くない。
ただ、トポを電子化しておきたかったので写真撮影がてらリピート。

2007年に登った春夏秋冬で嵌る。
こないだrepeatしたmr.robotよりも悪い気がするが、コンディションと気温のせいもあるであろう。
当時もそれなりに頑張っていたようだ、さっくり登れると思った自分に反省。

それなりに身体を動かしたところで撤収。

#ドームエリアは公開されたシークレットエリアです。エリア案内を受けた方や訪れた方は分かると思いますが、いくつかお願いがあります。

前から言っている二つですが改めて。
このエリアは風雨ではチョークがおちません。この先もどんどん積もり積もっていきます、ブラッシングをお願いします、チィックマークも然りです。(現時点ではカワセミとフエコプラズマメイン)
また、オーバーユースやトラブルを避けるために地名と一緒にアップするのはまずやめるようお願いします。
再び悪化したらクライミングどころではなくなるので、協力の程よろしくお願いします。

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山、川、岩、水ぽちゃ。

昨日のこと。

山を歩き、濡れた岩を見て
川を歩き、対岸に魅了的な岩を見た。

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あいつは4mはあるハングに違いない。
これは行くしかないぞと決意し、即移動。

対岸の上を走る道を進んだが、近くに車を停める場所がなく目的の岩を大幅に行き過ぎた広い路肩に駐車。

まずは川に降りるべく、ジャンプ。
一段下までは降りれた。
しかし悪路、側溝の脇を平均台が如く渡る。
苔の生えたそれはいつ滑ってもおかしくない風貌。しかも落ちると方や崖で方や深そうな水路。

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100m程進んだだろうか、蛇が水路を悠々と泳いでおり、こちらへ向かってくる。
仕方なく崖の下に見えた砂場に飛び降りる。
着地成功。
藪漕ぎをして目的の岩に着くと、そいつはとてつもなくショボかった。
3mの下が少しだけかぶった垂壁。

二度と来るものか精神、スニーカーで本気で打ち込み登ることに成功。v4。

帰る。
帰りはあの水路脇をたどりたくなかったので人工物の側壁を突破することにした。

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白のプラスチック製の水の吹き出し口をたどる。
最初はやさしい。しかしこれは罠であった。
リップまでが異常に遠い。
落ちれば水路、深いんだろうか……。
携帯あるし落ちたくはない。
ただ、回りたくもないので意を決して飛ぼうと反動をつけたそのとき、右足の白いやつがピキッと音をたてる。

ダメだ。。

降りる。
水路の脇の平均台に跳ぶ。
無事着地成功。
よくよく思えばかなり集中できていた。上出来であろう。

その後、手前の木を登り、そこから道にジャンプした。

夕方、ふと思う。
岩をまともに登っていない。
日暮れ寸前ではあったが、前見つけていた近くの岩に取り付く。

1時間かけ、だいたいのmoveが出来る。
繋げ一便目、見事に川に落ちる……。

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その後、登れた。
デビルズタングV10。

すぐさま撤収。
ちゃんと岩には登ったが、そんなことどうでもよく思えるほど色んなことを感じた1日であった。