「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

北の街のゲレンデ

街に囲われた山の上にあるゲレンデにて。

〈 9月30日 〉

26日に左足親指の骨をやってしまいどうかと思ったが、固定したらなんとかドローン2.0が履けることがわかり決行した。リードなら多分大丈夫。

*

山麓で先駆者らと合流しゴンドラに乗り込む。街のど真ん中に聳えるだけあって景色が素晴らしかった。

歩きなしで山頂に着き岩場まで下る。斜面を歩くとやはり痛い。こんなんで登れるのかと少し不安になったが意外とクライミングは大丈夫だった。

アップを済ませとりあえず5.12bまで登りprojectを紹介してもらった。私好みのハングで粗方シーケンスはできたが大核心が左足踏み込み。正直今の私では可能かどうか判断できなかった。

自己管理能力が原因でこの日のクライミングはイマイチだったけれど、それでもやっぱり岩での一日は良く日暮れまで楽しませてもらった。今季中に万全な状態でもう一度向き合いたい。

カンタと歩いた日

この冬カンタが旅出つ。
その前に少しでも一緒に活動しようと日程を調整した。

今更出来上がったエリアに行ってもお互いときめかない。ということで栗崎アドバイスにより未知なる渓谷へ。

ー 9月17日 ー

谷に降りても気温は落ちず汗は一向に止まらない。それでもお互い休むということを知らずひたすら歩き続けた。

この気候に丁度良い岩には出逢えなかったし生産性のある活動だとは思えないけれど、そんな日も
楽しいといえる仲間と過ごせるってある意味幸せかもしれない。


帰り道、日暮れまで小岩で遊び、夜は栗崎邸の壁でセッションした。
負けじと若さに争い遊びきり疲れ果てたけどやっぱり良い1日だった。

久住にて、山歩き岩登る

高原を吹き抜ける風は強く寒く迫りくる日暮れを考えると少し怖い。

9月9日

どこも暑い。この日も早々に指皮が裂けprojectのトライを諦めた。
夕方、ふらっと山道を歩く。高校時代何度の歩いたはずだけどその記憶はなくとても新鮮だった。久々に山でちゃんとした道を歩いたけれど爽快で気持ちいい。また。

 

言問い

8月24日

清流にて暑さを凌ぐ。

小ぶりで目立つラインがないけどどれもそれなりによかった。
思えば先駆者からここを聞いてもう15年近く経つかも。

[ 言問い ]初登

ピリッとくる上部では絶対に落ちたくない。

#joywallrocknavi
#climbing #bouldering

福岡の至石「善蔵/三段」

ー 9月12日ー

猛暑が続き遠出はしたくない。かといって未知のパートを残しているzenzohもできる気はしない。それでも気負いせず出向く。湖畔沿いの遊歩道をのんびりと。

9月とは思えない暑さに少しだけめげそうだったが、早速背伸びで取り付き上部を探る。

開始15分ほどで身体が動きはじめたのかリップをとらえた。
未知が解決できたこと、トップアウトできたことでテンション爆上がりした。

*

その僅か30秒後、遠い地面に絶望した。

裏のスラブの上に立ってもホールドが見えない、明瞭な下降路がない。
下から見上げたときは簡単そうに見えたのに…。

ここにいてもどうにもならないので意を決してクライムダウン、土を穿りながらホールドを探す。10分ほどかけ地面に戻れた。

*

呼吸が整ったところで強度の高い下部のムーブ構築。終わった頃にはすでに気温30℃越え。曇りの一瞬を狙い登り切ることができた。

ー 善蔵 /三段 ー

静寂な森に佇むシンボリックな巨石のど真ん中を通る道筋。

九州北部は良い三段が多いがその中に混ぜても輝く1本。「月に叢雲」や「ティアマト」にも匹敵し福岡県下を代表する至石といえる。

 


( 情景と継承 )

偶然にもこの日、視察に来ていた市の方と話す機会を得た。

最近では色々な考えの人が岩でクライミングをするようになった。岩登りを心より愛する身としては不特定多数の人が見れるよう情報をネットであげるのは現状リスクしかないように思う。

また、何年も会っていないのに都合の良いときだけ連絡してくる人が増えた。

トポをまとめる規模ではないが大切な岩であり色々な約束事のあるエリアとなったのでこの岩を紹介する際は直接顔を見て伝えたい。

 


夜、店番をしているとTKTさんがやってきた。
前回同様、昼の出来事を笑顔で聞いてくれた。

小規模なエリアだったとしてもそのエリアに見合う公表の仕方を考えていきたい。