川のほとりにある長閑な公園。
散歩する夫婦、藤の花を見るために来たであろう若い人たち。夕方になると近所の子どもたちで賑やかになる。
その対岸にぽつりぽつりと在る4つの岩。
少し前までは苔むしていたようだが、luige氏の地道な作業により今は快適に登ることができる。
4月26日
岩の隙間に潜り込みマットを敷く。
そして一つ一つmoveを探る、私が整備した岩ではないのでそれこそ大切に。
時折寝転び休んでみる。あまりの心地よさにこのまま昼寝したくなる。
夕方、至福の時間も終わりを迎えた。
黒いトゥネーリ v11(三段+) 初登
スタートの体勢はluigeくん初登のザ・タービュレンスと同じ位置にしようとも考えたけど、ルーフ側に進行する場合、足先行スタートでノーダメージで抜けることができ、それだとあまりに不自然な形になるので、あえてカンテとポケットコンプレッションでのスタートにしている。ルーフ抜け間際、支えている右の石に触れないよう避けながら動かねばならないのもちょっとしたスパイスになっている。
開拓者の熱量感じられるラインなだけに、成っていて本当に良かったと思う。テクニカルかつパワーも要求されるライン。ルーフ好きにはたまらないだろう。