鬱金 v12/四段

今季(今となっては前季だけど)最大目標、RedNoah project。

3月に入りそれなりに通ったもののどうも勝負にならず、不完全燃焼に終わること度々。
そんな日は決まって天象ルーフに寄り、ずっと放置していたprojectをやった。

3月24日
高まる気温に終わりを感じ、今季のRedNoah挑戦を諦めることにした。

そしてターゲット変更。
まずは天象ルーフ側面。2015年時点ではまったく勝負にならず放置。

ザクロ v11(三/四段)

v11は幾分と前に到達していたグレードだけど、moveを解析する力や1手における突破力は今の方が遥かに良い。登れてみて思うは、過去もう少し頑張ればよかったのだと思う。


ちょこちょこやっていた天象のロースタート。

2015年初登の天象、ホールド欠損によりガバが出現し易しくなったわけだが、お陰でロースタートの可能性もうまれる。
メインprojectに見切りをつけたことだし、せっかくなので勝負してみようと。

最終チェックにmoveを確認。
すると…
キーホールドのガバが吹っ飛んだ。

相当難解なパズルを解きここまで仕上げたが、全て台無しだ。
妙なクロス、足送りのタイミング、しっくりこないジャム…
キーホールドがなくなったことで完成したはずの奇妙なパズルは跡形もなく崩れさった。

全てが台無しになり、次に出来上がったのは、パズルと呼べるような複雑なものではなく、完全なる真っ向勝。数度の足ブラをいかに耐えるか、かなりシンプルなシーケンス。

この日、繋げきれるほどの余力は残っていなかった。

4月6日 再訪
流石に体力あると全然感触が違った。moveを確認し、しばらくレスト。
そしていざ。

足ブラのフラレに耐えきれず…

川に落ちる。シューズがビシャビシャだ。実は5年前、天象をやった時も川に落ちた。その時の教訓が活き、フックの効くシューズをもう一足持ってきていた。

気を取り直して次の便、無事登りきることができた。

二度目の足ブラは結構ギリギリだった。むしろ前半ミスが続き、なぜ耐えれたかわからないくらいキツかった。後半パートもよく覚えておらず、
終始落ちるかもしれないと思いながら、川に落ちたくないなと思いながら前進。結果でいえば落ちることなく進むことができ岩の上へ。

鬱金 v12/四段

岩質はあまり良くないが、傾斜に見合った激しいmoveは極めて良い。ルーフ好きは是非トライしてもらえたらと。

一応この岩で登りたかった全てのラインが終わった。あと一本projectはあるがまたそのうちでよい。

湯釣上流に位置するルーフ
主要な課題はドグママグマ/ザクロ/鬱金の3本しかないが、どれも内容は濃いと思う。
アクセスと課題情報は次の記事にあげたい。

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