2月に入ってしまったのでバタバタと振り返り。
2022年
四季変わらず仕事の合間に岩を登った。
難しさではなく印象に残った素晴らしいラインを10選(季節順)
❶天上桟敷 /唐泊 1月初登
チームKHBCにより公開された2002年よりprojectになっていたライン。台座の上にあるハングの中央ライン。ランディングがやばく中間部のmoveを起こせば戻れない。上部は果たして?
❷Art of life v13(四段+) 2月初登
大豪雨によりエリア完全崩壊から。存在した全ての岩がなくなってしまったけど、ほんの少しだけ巨石が出現した。そのラスボス。
❸メデューサ 2月初登
美しい水と渓谷、磨かれた甌穴に一筋のクラック。まさか身近にこんな完璧なクラックがあったとは。。。
❹ドン・コルレオーネ/傾川 2月初登
地元クライマーにより開拓が進む傾川。案内を受けエリアを回っているうちに出逢い一目惚れしたライン。2023年1月に完成体が登れ、より素晴らしいラインに。
❺Pandora 4月初登
3m程の高さにあるルーフ。とても格好良いのだけど…かつては背中落ちが怖くて攻めきれなかった。満を持して今。
❻閻魔堂 6月初登
川を覗くも石ころはない。ふと足元を、そもそも今立っているこの岩盤こそハング。ランディングは浅瀬、底はゴロゴロと石。魅力的なラインは決して落下を許されない。
❼ポータラカ v12(四段) 9月初登
普通に良い岩、良いライン。
❽ペンタプリズム v13(四段+) 10月初登
西のbig project。ブランクセクションをランジで解決できた時はテンションが上がった。核心はその上だとも知らずに。岩の美しさ、ラインとムーブの格好良さ、難しさ、構成、何をとっても一級品。
❾FAR/鶴見岳絶望岩 10月初登
20年来ずっと登りたかったライン、ずっとトライをしなかったライン。登れてしまった、登ってしまった。良かったのだけど、登ってよかったんだろうか。
➓君子無朋 v13(四段+) 11月初登
3年間暇な時にダラダラやっていたハードムーブ。春、その一手が止まった。それでも登りきれず、後半三段ほどの4手で落とされ続けた。秋に初登。ペンタプリズムしかり今季は難しい一手に向き合った。
岩登り日数 81日 初登本数 137本 v10以上 38本 v12以上 11本 v13-v14 4本 段数 173
例年以上に良い岩が登れた2022年、紹介してくれた縁や人に感謝。
また初登本数は例年の半分ほどだけどそれ以外は、(初登以外も含めると)高い難易度の岩を多く登ることができた。