joywallkurume のすべての投稿

ココペリユースレッスン

出張定期ユースレッスン in 福山(広島県)
ココペリ
11月12日

事前に取っていたアンケートとこれまでの状況から、今回は4限コースで!

1/ ポジショニング
2/ 脱力
3/ 出力
4/ 足底と姿勢

 

1/ ポジショニング

姿勢を整えねば成立しない(できない)一手を事前に作成し取り組みました。
難易度が上がればできなくなる一手も、易しいパターンから練習していれば自然とできるようになる。そしてそれができるということは、ポジショニングのきっかけが掴めるということ。ココペリキッズ達は想像以上にできており安心!このまま継続!

 

2/脱力

自然体を一緒に考える。力みと脱力。フィジカル頼りになっているキッズに対してのアフターケア。前回(夏)の課題、ポジショニングはアンケートの回答通りできつつありました。(前回身体を投げ出していたことを考えれば)ということで…フィジカル頼りのポジショニングにならぬよう次は脱力を。力めば勿論消耗もするしダイナミックに動けなくなりアテンプトもかかるしあまり良いことがない。元に悩みも一致する。意識を変えるだけで随分良くなった。継続こそ。

 

3/出力

ついついオープンハンドになる、距離が出せない、フワッと落ちる。女子に多い特徴だけどこれも練習で解消できる。出力。脱力とは逆に力を出さねばならない局面はしっかりと力を出すこと。力を出す場面を逃せば逆に力を浪費する。

4/足底と姿勢

姿勢は足底からつくられる。今回はシューズと姿勢の話。下半身のトラブルとシューズの悩みが見られたので1項目用意した。今回は座学のあと足のサイズをはかり足の指が自由に動く状態で登ってもらった。ココペリにまさかのモカシムがたくさんあり、事前に店から持ってきたシューズの活躍の場面はなかった。足の指が自由に動くこと。アンケートに関係ない子らも発見があったようでよかった。

 


今回はベーシックレッスンではなく質問に答える形で進行しました。
指導とはあくまで道を照らすものだと思っており、そこに指導者の知識量は関係ないと思っています。

「 話を聞き応え道を照らす。」
いつもに比べ今回はより鮮明に私に返ってきました。

皆が自身で考え選択し進んでもらえたら幸いです。共に精進していけたらと。。。うまくいくよう心より願っています。

 

言問い

8月24日

清流にて暑さを凌ぐ。

小ぶりで目立つラインがないけどどれもそれなりによかった。
思えば先駆者からここを聞いてもう15年近く経つかも。

[ 言問い ]初登

ピリッとくる上部では絶対に落ちたくない。

#joywallrocknavi
#climbing #bouldering

広大なココペリにて

「 ときめく強烈な一手 」
そのテーマをもとに課題を残してきました!


11月12〜14日

広島(福山) ココペリ にて
7級〜二段まで新設ラインセットで約90本以上セット!


*

セッターは西のロッククライマーレジェンド稲垣さんと、
ベーシックな高負荷課題を作らせたらトップワンのコロちゃん

しっかりトレーニングをするなら、
しっかり身体に良質な負荷をかけるなら、

間違いなくココでしょ!!!

最近のボリュームやビッグホールドは本当に面白く壁に張っただけである程度課題が成立する。

「当時はクライマーの能力値が満遍なく育つよう配列するよう訓練された(しごかれた)」

と休憩中に聞き納得した。ボリュームが存在しない時代、面白い課題を作ろうとしたら工夫がいる。その時代を越えてきた人らが仕上げた配列はちゃんと良い負荷が入る。


楽しい課題は作りやすくなった現在、
いかにプラスアルファを組み込めるかが大切じゃないかと思わせてくれた二日間でした。

何かしらの一手にときめいてもらえたら幸いです!

 

福岡の至石「善蔵/三段」

ー 9月12日ー

猛暑が続き遠出はしたくない。かといって未知のパートを残しているzenzohもできる気はしない。それでも気負いせず出向く。湖畔沿いの遊歩道をのんびりと。

9月とは思えない暑さに少しだけめげそうだったが、早速背伸びで取り付き上部を探る。

開始15分ほどで身体が動きはじめたのかリップをとらえた。
未知が解決できたこと、トップアウトできたことでテンション爆上がりした。

*

その僅か30秒後、遠い地面に絶望した。

裏のスラブの上に立ってもホールドが見えない、明瞭な下降路がない。
下から見上げたときは簡単そうに見えたのに…。

ここにいてもどうにもならないので意を決してクライムダウン、土を穿りながらホールドを探す。10分ほどかけ地面に戻れた。

*

呼吸が整ったところで強度の高い下部のムーブ構築。終わった頃にはすでに気温30℃越え。曇りの一瞬を狙い登り切ることができた。

ー 善蔵 /三段 ー

静寂な森に佇むシンボリックな巨石のど真ん中を通る道筋。

九州北部は良い三段が多いがその中に混ぜても輝く1本。「月に叢雲」や「ティアマト」にも匹敵し福岡県下を代表する至石といえる。

 


( 情景と継承 )

偶然にもこの日、視察に来ていた市の方と話す機会を得た。

最近では色々な考えの人が岩でクライミングをするようになった。岩登りを心より愛する身としては不特定多数の人が見れるよう情報をネットであげるのは現状リスクしかないように思う。

また、何年も会っていないのに都合の良いときだけ連絡してくる人が増えた。

トポをまとめる規模ではないが大切な岩であり色々な約束事のあるエリアとなったのでこの岩を紹介する際は直接顔を見て伝えたい。

 


夜、店番をしているとTKTさんがやってきた。
前回同様、昼の出来事を笑顔で聞いてくれた。

小規模なエリアだったとしてもそのエリアに見合う公表の仕方を考えていきたい。

日田の無人ジムにて

自主練の最適解、
久々に” まぶし壁セット” の依頼。
それこそ10年ぶりくらいかもしれない。

– 11月7日 –

日田(大分県)にある無人ジムにて。

今回は珍しいパターンでそのジムのオーナーからではなく常連さんたちからの依頼。費用も有志で持つということで。

よくうちに遊びにきてくれるメンバーたちからの依頼。

「 しばらくトレーニングができる壁 」

事前に何度か打ち合わせをして120°と130°のまぶし壁をつくることに。

当日は知った方々が駆けつけてくれ作業効率が格段と上がった。最終的に2面ボルト穴全て埋めるくらいの仕上がりで、課題も単身ながら半ラインセット(ホールドカラー不統一)で5級から1級それぞれ4本ずつの計19本。

課題構成も奇抜なものは排他しできる限りトレーニングになるものを。当分は楽しめると思うし何よりセッションしやすいと思う。

登った感想でも話にまたうちにも遊びにきてほしい。ご依頼ありがとうございました。

帰りに見た夜空が綺麗だった。