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「幻霧鶴」他

帰省の合間に少しだけ岩登り。

4月24日 鶴見岳

鶴見岳

1995年頃、宮本さん(熊本)によりトップロープエリアとして整備されコンペが行われる。2000年代に入り私ら暘谷高校(OB)組でボルダリングエリアとして開拓開始。

1シーズン過ごし一部公開。

10代の暮れに初めて初登した初段「さらば友よ(現v8)」、そして二段「ユグドラシル(v9)」、さらには初めて初登した三段「幻霧鶴(ゲンムカク) 」がここにある。
幾度となく限界を引き上げてくれたエリア。

今回は幻霧鶴のあるラガーハングへ。
情報なしでは遭難のリスクある最奥。

久々にみたラガーハングはやはり格好良かった。

アップを済ませいざ幻霧鶴。

ホールドが若干欠けていることもあり、初登時のマニアックなキョンはできる気がしなかった。
ダイナミックに熟そうと決めたもののランディングが悪く着地が難しいため思い切れない。マットを一枚追加し何とかリピートすることができた。

幻霧鶴 v10

その後空麒麟(カラキリン) 初段とモルヒネ1級を。
ともにv8はあるように思う。

トポを纏める前に全課題のグレードの見直し、そして掃除が必要だと感じた。ぼちぼちやろう

 

日曜道場 でした。

先週末の夜は

日曜道場、でした。

ご来店ありがとうございました!

天気良すぎて参加表明いただいたけど来れなくなった方も、また次回!!!

 補充トレ 

壁以外でトレーニングするにも、鍛えたい箇所を効率的にやった方が絶対に良き。ということで。。。

いくつかの課題を登った後にみんなでトレーニング🔥

その課題の一本。

上半身の重心位置/下半身の重心位置を探る。

この2本、普通に登ってみて楽しんでもらえたら!(必要分マット敷いて着地コントロールしてね)

  • 壁との距離をあけポジションをつくる
  • 壁との距離を潰しポジションをつくる
  • 上半身/下半身/全体
  • 背筋の状態

ベーシックな筋トレ、ストレッチでもコンセプトにより効かせるポイントが変わるので合いそうな1メニューをピックアップして行いました。

ご参加ありがとうございました!!!

次回のテーマは動きの中の力のオンオフ、でしょうかー

 

 

西の果てのラスボスと

西の果ての海辺で完全敗退。

再び西の果ての海辺。
今回はさらに奥のエリアを案内してもらった。
( Special thanks @クマさん)

4月3日

画像を見せてもらって以来ずっと気になっていた岩。
いざ見上げると…
やばいなんて一言で片付けられるものじゃなかった。

一目惚れしてきたこれまでの岩。
取り付かずに敗退したことはなかったけれど、今回は心が折れた。

スケール、岩の脆さ、下降の困難さ、ランディングの悪さ。万全の準備をしてきたつもりだったけれど足りなかった。

ラスボスクラス。
どこまで攻めれるか判断できる自信がない。岩質の理解を深めなければ到達できない範疇だと感じた。仕方なく周囲の面白そうな岩で遊ぶと、どの岩も形状が多彩で意外とおもしろかった。

 

陽も傾きはじめた頃、綺麗な浜の脇で遊ぶ。みんなは居心地良さそうな岩で。私は奥の暗がりで。
一枚の強傾斜。ホールド乏しく、どうもラインにならない。

苛立ち募り強引にホールドを引き過ぎた。欠けるかもしれないと思っていたアンダーがブロックごと剥離。

掌の中での欠損(エッジなど)であればコントロールできたと思うのだけど、ブロックごと剥がれてしまったらどうにもならない。受身はとれたがランディングが悪く左脚を捻挫。

日暮れ前に撤収。
運転しながら見る夕陽がとても切なかった。

西の果てのラスボスまでの道のりは遥か遠く。
誰か登ってからでもいいかな、なんて思う。
また。

東京粉末/ZERO.TT入荷!

待ってた!?
待ってね!!
とうとうきたよ。
全国一斉販売!

東京粉末 ZERO.TT [2310yen]

湿度の高いコンディションで
最大パフォーマンスを発揮するV3系統、の決定版!
(V3系統はRXやスーパーブラックの対をなすチョーク)


若宮 京介
気温も暖かくなり、岩の持つ湿度も上がり滑る時期になった頃には最適なチョーク。
手汗が気になり始めた頃には、時既に遅しと思う事が、ZERO.TTに関してはまだ効いている感触が残る。
特に、高温多湿の場所で真価を発揮してくれる。
更に、気温や湿度の変化が大きい季節にとってはなくてはならない存在になり得る筈、指先から得られる情報を、繊細に、持続的に伝えてくれます。
ハイガレージとの相性は最高で、少し長い手数の課題であれば、スタートからTOPまで途中若干滑るものの、イケる!と言う感触が残るのがZERO.TT。滑りで落ちた時に指先を見る習慣が、変わりそうな程に効きます。
ハイガレージとの併用は長い手数の時がオススメ。アストロとの併用は、核心がはっきりしてる場面で。と、幅広い使い分けが出来ます。
ベースをV3とする私にとっては、選択肢がかなり広がって組み合わせも自由度が高くなりました。


倉上 慶大
新作『Zero.TT』”外が雨の日。気圧が下がり、手がサラサラするけど湿度がとても高い日などで、他のチョークのフリクションを圧倒します。”というのが特徴らしい。実際に使ってみて感じたのは雨の日仕様は”ヌメ手仕様”と同義かなというもの。
もちろん晴れの日でも素晴らしい性能を発揮してくれていて、特に花崗岩との相性が素晴らしい。(ただ、空気も岩も乾燥しすぎている場合はV3 or Super.Bにしている)
『Zero.TT』は手へのチョーク残りがとても良いのが印象的で、コンディションの合う日ならチョークアップも少なくて済んでしまう。(冬場だったら3トライに1度とか)
手へのチョーク残りが良いというのは”ルートでのチョークアップが少なくて済む”ということとイコールでもあり、チョークアップが少なく済むのはハードルートをトライするにも助かるし、何より自然環境にも財布の環境にもやさしいはず笑(松ヤニのように岩にも残りやすいということは無いのでご安心を)
陽当たりの良すぎる岩場や1日のうちでもコンディションが刻々変化する山のマルチピッチでの相性も良いはずなのでルートクライマーには是非試してみてほしいです。
新作チョークを使い始めてから指皮の消耗も抑えられている気がしていて、指皮の消耗が抑えられるのは岩場をベースに活動する自分にとっては本当にありがたい限り。

田嶋一平
陽も落ちはじめた頃、フリクションの変わらないチョークに衝撃を受けた。
毎年来る秋の長雨、高気温高湿度の中突然訪れるベストコンディション。かと思えばいきなり下がった気温のせいで岩の表面が結露することも。個人的に最も苦手な季節。
秋の夕暮れ、突然送られてきたプロトタイプチョーク(zero.tt)が真価を発揮した。もちろんそれまでも良いなとは思っていたけれど、その時折の状況で"良いな"と思うものは変わる。ずっと良いなんて、ありえない。そんな概念が覆された。
ずっと良い。
高湿度高気温の中でも、突然のベストコンディションでも、結露しゆく岩であろうとも。まさしく万能。
九州はもう時期梅雨。zero.ttと保険でV3があれば乗り切れる、気がする。

もちろん他のチョークも万全!!!

#joywall #福岡 #久留米
#climbing #bouldering
#クライミング #ボルダリング

 

戸河内「オオヒエンソウ」

福山出張の帰り。

連日雨の予報が覆り最終日は曇りに。ダメもと戸河内によってみることにし近くで一泊。

4月21日(金) 戸河内

トポをおいてきてしまったのでいつものエリアで。

車を停め目の前の岩でアップ。眠気が覚めたところで河原へ降りる。踏み跡を辿ること30歩、森を分つ綺麗な渓谷に着く。


サザンカの岩は乾きつつあった。バリエーションを一通り登ったところで以前から気になっていた右奥からの可能性を探ってみる。

核心であろうハング中央の動きをダイナミックに決めることができたので、ざっと前半をやった後繋げた。

※今思えばハング中央のバラシから始めてしまったのがいけなかった。どうもスタートから全然違うシーケンスで突破できてしまうらしい。

オオヒエンソウ(大飛燕草)

サザンカとオオヒエンソウ

鮮やかに広がる赤い花に対し、スッと伸びる青色の花。
花言葉は謙虚に対し、傲慢。

巨石の有り余る中央のスペースに控え気味に美しく引かれたサザンカ。対し、ハング右奥から強引にクラシックへ繋ぐ。

グレードは二段から三段のどこか、だと思う。
このラインはすでにオフィシャルに紹介していただいた。グレードも公表も任せているので良い感じに落ち着くと思う。

 


昼からは陽も入りだし岩も徐々に乾きだした。
登っていなかった小岩をふらふらと登り、満足したところで戸河内を後にした。

やっぱり楽しい。