– 名と数値を繋ぐ=情景を後世に残す –
八面山ボルダーのシンボルのひとつ、スティンキー。
開拓当初にグルー(接着剤)で固められたフレークがとうとう吹っ飛んだ。グレード変化とトポはその直後に書いたのでそちらを。
〈下記記事〉 https://kurume.joywallclimbing.com/rockpath/hatimenyama2000/stinky2025/
岩を登るだけならば…
ホールドが欠損しようが、グレードが変わろうが、ラインが違おうが無関心でいい。
ただし課題や数値を登ろうとする場合、経緯は必要だ。
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課題名やグレードはコミュニケーションツールの役割も担っているし、それら存在することによって文化が繋がれてきた側面も少なからずある。
何よりも…
岩を登るということも純粋に楽しいけれど。。。
単なる石に、人の時が刻まれゆくゆく情景の継承していっていることが面白い。
誰も関係ない世界線であれば石に名も数値も必要ないのだけど。愛し愛されるエリアは特に後世に繋ぎたいしその先の可能性を見せてほしいと願う。