「RockPath」カテゴリーアーカイブ

久住にて、山歩き岩登る

高原を吹き抜ける風は強く寒く迫りくる日暮れを考えると少し怖い。

9月9日

どこも暑い。この日も早々に指皮が裂けprojectのトライを諦めた。
夕方、ふらっと山道を歩く。高校時代何度の歩いたはずだけどその記憶はなくとても新鮮だった。久々に山でちゃんとした道を歩いたけれど爽快で気持ちいい。また。

 

岩の嗜み方 with ボル姉さん

2024年9月

暑い日が続く森の中で、ボル姉さんの岩登りデビューが行われました!

登れそうな岩と道筋見定め、降り口を探し、落ちそうなポイントと落ちたらダメなポイントを理解し、着地を覚え、登りに真摯に取り組み、岩の上で空を見る。

終えたら次の人のためにしっかりクリーンし次へと歩む。

安全にみんな気持ちよく楽しめるように。
良い岩の嗜み方を!

言問い

8月24日

清流にて暑さを凌ぐ。

小ぶりで目立つラインがないけどどれもそれなりによかった。
思えば先駆者からここを聞いてもう15年近く経つかも。

[ 言問い ]初登

ピリッとくる上部では絶対に落ちたくない。

#joywallrocknavi
#climbing #bouldering

広大なココペリにて

「 ときめく強烈な一手 」
そのテーマをもとに課題を残してきました!


11月12〜14日

広島(福山) ココペリ にて
7級〜二段まで新設ラインセットで約90本以上セット!


*

セッターは西のロッククライマーレジェンド稲垣さんと、
ベーシックな高負荷課題を作らせたらトップワンのコロちゃん

しっかりトレーニングをするなら、
しっかり身体に良質な負荷をかけるなら、

間違いなくココでしょ!!!

最近のボリュームやビッグホールドは本当に面白く壁に張っただけである程度課題が成立する。

「当時はクライマーの能力値が満遍なく育つよう配列するよう訓練された(しごかれた)」

と休憩中に聞き納得した。ボリュームが存在しない時代、面白い課題を作ろうとしたら工夫がいる。その時代を越えてきた人らが仕上げた配列はちゃんと良い負荷が入る。


楽しい課題は作りやすくなった現在、
いかにプラスアルファを組み込めるかが大切じゃないかと思わせてくれた二日間でした。

何かしらの一手にときめいてもらえたら幸いです!

 

福岡の至石「善蔵/三段」

ー 9月12日ー

猛暑が続き遠出はしたくない。かといって未知のパートを残しているzenzohもできる気はしない。それでも気負いせず出向く。湖畔沿いの遊歩道をのんびりと。

9月とは思えない暑さに少しだけめげそうだったが、早速背伸びで取り付き上部を探る。

開始15分ほどで身体が動きはじめたのかリップをとらえた。
未知が解決できたこと、トップアウトできたことでテンション爆上がりした。

*

その僅か30秒後、遠い地面に絶望した。

裏のスラブの上に立ってもホールドが見えない、明瞭な下降路がない。
下から見上げたときは簡単そうに見えたのに…。

ここにいてもどうにもならないので意を決してクライムダウン、土を穿りながらホールドを探す。10分ほどかけ地面に戻れた。

*

呼吸が整ったところで強度の高い下部のムーブ構築。終わった頃にはすでに気温30℃越え。曇りの一瞬を狙い登り切ることができた。

ー 善蔵 /三段 ー

静寂な森に佇むシンボリックな巨石のど真ん中を通る道筋。

九州北部は良い三段が多いがその中に混ぜても輝く1本。「月に叢雲」や「ティアマト」にも匹敵し福岡県下を代表する至石といえる。

 


( 情景と継承 )

偶然にもこの日、視察に来ていた市の方と話す機会を得た。

最近では色々な考えの人が岩でクライミングをするようになった。岩登りを心より愛する身としては不特定多数の人が見れるよう情報をネットであげるのは現状リスクしかないように思う。

また、何年も会っていないのに都合の良いときだけ連絡してくる人が増えた。

トポをまとめる規模ではないが大切な岩であり色々な約束事のあるエリアとなったのでこの岩を紹介する際は直接顔を見て伝えたい。

 


夜、店番をしているとTKTさんがやってきた。
前回同様、昼の出来事を笑顔で聞いてくれた。

小規模なエリアだったとしてもそのエリアに見合う公表の仕方を考えていきたい。