「糸島」カテゴリーアーカイブ

サブさん達と

8.7
旧知の仲である長崎のクライマーとともに岩へ。
久々の再会。きっかけは私の書いたとある記事に興味を持ってもらったこと。
懐かしく、久々にあったサブさんは昔一緒に登っていた時と変わらないままの凛々しいサブさんであった。
クライマーの内に秘めたモチベーション、それらは何時も変わらないということを感じ、勝手に嬉しく思った。

目的のエリアはアップができないということで大入にて集合。まずはHDJで遊ぶ。

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身体も起きた頃、車で大移動。ビックマンタのエリアへ。
少し気温は高かったが、色んな課題をやってもらい日暮れ寸前まで登る。
私も仲間の初登した課題をやったが、かなりはまってしまった。

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クリ初登のsoymilk.私はv7あたりに感じた。

最後はみんなスラブをやってる合間に切株からジャンプするという変なpをやり、コツをつかんだところで終わり。
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公開までもう少し調整があるのでしばらくお待ちを。待ちきれない方は連絡くださいな。

海へ

3.19
雨、午後より晴れの予報を受け乾きの良い岩へ。
場所は若者の希望で海岸線。

正午過ぎにエリアには着いたが、まだ生乾き。
以前枝村さんに連れて行ってもらったハンバーガー屋で時間を潰す。

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再び戻ったころには大凡登れるまでに乾いていた。
というわけで、登り始め。
このエリアのメイン課題はトラバースv5。岩盤ランディングで怪我人も多い。私も当時怯み、そこそこ時間を費やした。ただ、このラインの美しさは九州随一であろう。
地域柄、公に開けないのが残念だ。
若者のフラッシュを見届け、私もダラダラクライミング開始。

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とりあえず数年前何となく取り付いたルーフのラインをやる。
この日は何故か速攻でmoveが出来、繋げに入る。
スタートも何パターンかできたが、下部は狭っくるしいだけでジャムがバチ効きするので難易度に影響せず、気持ち悪いだけなので、心地良く動ける位置から開始した。

繋げ3便目で登れる。
もうちょっと難しいであろうと思っていただけに残念だが、moveはそこそこ面白く、フック解除の振られのダメージが心地良い。

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とりあえずみんな落ち着いたところで福岡店に移動し、本日も無事終了。

秋霖とトンビの記録

動画を見るためにアクセスした人のために、
先に動画のリンクを上げておく。

★トンビ v10 大入エリア
2015年5月、井関初登映像
2015年9月、シュウジとともにrepeat

★秋霖や
秋雨降りしきる中、かろうじて取り付ける数少ない岩の一つで。
トップアウト出来ないのが残念。

では、通常の日記を。

9/7(月)
予報では曇り。ただ山は降っていると見込んで車を走らせる。
雨の日でも案内する事ができるよう、雨でも登れる岩探し。

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とりあえず見込みは立てていたので、ボコボコ出ては来るものの全て雨に弱い…。
高原にも乾きの良い岩が幾つかあったが、雨の真っ只中では……。
…20分程度迷って、一本だけ登り今回はやめた。

その後もダラダラと周る。

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運転と歩きにいい加減飽きた頃、保険を掛けていた岩で登る。
想定していたより悪く、随分と時間を取られた。

登れた頃には身体も指先もズタボロであった。

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再び、巡回へ。
その後は霧と日暮れで視界がなくなり、無駄にガソリンを消費しただけで終わってしまった。

労力の割に合わない登りと発見。
それでも、良い1日であったと言える。

9/8(火)
疲労困憊、でも夕方まで時間がある。
外を見ると晴れている。

何となく大入へ。

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岩に着くと、シュウジがいた。
一緒にトンビをやる事に。
アップを適当に済ませいざ参戦、
と思った矢先、シュウジがいきなり神憑り、完登。

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さっきまではボテボテは何だったんだ…。
30分だけ付き合ってもらったが、その間に登る事が出来ず。
しゅうじは帰っていった。夜勤明けらしい。
何てmotivationなんだ。

マットが一気に減った。

とりあえず気を取り直して、ちゃんとアッパーパートのhardDJをやる事に。
暫く何パターンか試し、ようやくしっくりくるものを見つけた。
というより、結局シュウジシーケンスであった。

繋げ1便目、
あまりに指先が痛く、握り込めずにラストのランジで失敗。

案の定指先の皮が裂けていた。アロンアルファでくっつけ、固まった頃、2便目。
辛うじて登る事が出来た。

これで捉えきれていなかったら、登りきれていなかったであろう。
登れてよかった。

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一週間分の指皮を使い切った。
まだ週も前半……どうしよう。。。

放浪カモメ

Jun.19
最近はトレーニング時期と割り切っていた。
そんなフラストレーションの溜まる中、嬉しい誘いを頂いた。

というわけでLightfootwork枝村さんと糸島へ。

まずは糸島代表格のビーチ付近、雨上がりで湿気がある。このエリアでは珍しいとのこと。
糸島一乾きの良いエリアでこれなら、唐泊はもっと際どいだろう…。

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まずはこれ。絶妙な左手のスローパーとランディングが相俟っていい感じ。

そしてこのエリアのシンボル。

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2005年5月、枝村さん初登 放浪カモメsds

小さいポッケの中の水晶の保持、
抑え込む力(もしくは背筋)、
そして一番はスリッピーなフットホールドの処理。

2パターンのシーケンスを見出し、最後の最後まで悩んだが、1時間打ち込みの上選択したのはmove強度の微かに低いが足運びの多い方。

12時に移動を決め、ギリギリで成功した。

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登った後見返した指先には血が滲んでいた。
強度、内容、ロケーションの兼ね備わった課題、
多少エッジが鋭いことを差し引いても有り余るクオリティだと思う。
こいつを9年前に完成させていることが凄い…。

放浪カモメ 第2登 体感v10

ぎりぎりまで付き合ってもらった後は探索探索で、
夕方辿り着いた先は、振り出しに戻り先ほど滞在した海を見下ろせる山の上。

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そして二人で見出したラインは…斜面の中にある綺麗なフェイス。
アプローチの藪をねじ伏せるが相当悪い、このメンバーで苦戦するとは。

さらに到着してからも一筋縄ではいかず。
斜面に見えていたが、藪を払ってみると垂直の段差、下手すると相当転がる。
一大事にはならないとしても痛いはず。

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少しやって意見が一致し撤収。
こりゃやりすぎた……。

この時点でもうお腹一杯であったがさらに魅力的な岩を発見。
こうなったらやるでしょうという意気込みで。

そこそこ打てば登れるだろうという見込みも甘く、
これは気持ちの良い敗退!

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確実にテクニカルないい課題になる予感、
シーズンにまた。

クールダウンとも思ったがワークアウトぎみなので撤収。
枝村さんありがとうございました。

〜その後mywayへ。
しゅうじが相変わらずえらいたくましく、2段まで6本残し本当に終了。