「ジムと登術」カテゴリーアーカイブ

Fist

Fist,九州キッズのイベントツアー 2015年第3戦。
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詳しくは主催ブログにてあがってますので、ざっくり会場と講師感を。

前日より、主催のrj氏とサポートの野村さん来店してくれ、内容打ち合わせ。
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結構遅くまで残ってもらい、入念な打ち合わせに付き合ってくれました。

そして当日は…
鹿児島、宮崎、福岡からジムスタッフやボランティアの方が集まってくれました。
早朝より入念な打ち合わせ。
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講習をする場合、やりたい事が多くなるのでだいたい詰め込みすぎる傾向が。
省く所をチェックして、参加者を迎えました。

内容、何をしようか一ヶ月悩みましたが、
やはりクライミングという運動、特異な弊害と普段の練習に特化しました。

約4時間相当詰め込んだ内容となりました。
基礎概念を説明しておかなければ、練習目的を勘違いする可能性もあるので、
小学生授業1時間分は座学。ほぼ指導者や保護者に向けての内容でしたが、子どもたちの聞こうとする姿勢に感動しました…。
ここまで聞いてくれるとは想像してませんでした。
何枚か忘れられたプリントに書かれたメモを読むと、とてもマトを捉えていて、もう感謝感激。

内容も紹介したいのですが、
今回は成長期である子どもの内容という事もあり
中途半端に説明すると勘違いした方が、妙な練習方法を流行させる恐れもあるので、責任を持って書きません。
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座学のあとは実技中心。
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ここもまた詰め込み過ぎの内容で、予定の2/3の内容で時間オーバー。
難しい内容だったかもしれませんが、楽しそうな笑顔も沢山見れて
私はとても嬉しかったです。

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私自身も沢山得る事がありました。
主催rj氏を筆頭の、あきらくん、しーたかさん、たいささん、野村さん、いせっき、やまp、joyすべてのスタッフに感謝。

終了後は、子どもたちもおとなげないジムスタッフも耐久戦参加でした。
子どもたちに景品のひよたろうが人気だったのが、何気に嬉しかったです( ̄▽ ̄)
いせっきの最難3本すべて完登はさすが…ただ、耐久戦全完未完神話は残りました…。
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ひるからは通常営業。
日曜ほどではありませんでしたが、ゴールデンウィーク通常時と同等の来店人数で、
壁の使用制限があったりと多少勝手が効かないところもあったと思います……。

ご来店誠のありがとうございました。
またのご来店お待ちしています。

さて、Fistキッズ。
一晩かけて1日の行程を振り返ってみましたが…
最近のボルダリングジム増加で、
多少面白い傾向が見えるようになりました。
あくまで傾向で例外もありましたが。

次またおもしろい話ができると良いと思います。

では、enjoy climb

そうです、木曜道場!…と告知

木曜日、
そうです、木曜日は道場ですよ。

スキルアップ、強くなるためのスパイスを。

あえての、〝強くなる〝という言葉を選んだ唯一のイベント 道場!
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リクエストがあったので本日は一貫したテーマでした。
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ではまた来週。
課題不足の方も道場の日にリクエストどうぞ。

……そして二つのゴールデンウィークのイベントです
ひとつは
4/29~5/6 超耐久戦 ひよこver2 コラボ!
耐久戦告知

そしてもうひとつ
5/5 Fist キッズの九州ツアーイベントです!!
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詳しくは↓
http://rockkids.doorblog.jp/archives/43537610.html
こちらでも近々、記事アップします!!!

トレーニングについて…
それは単にフィジカルについてだけではなく
キッズの日々の練習方法のついて……
今回は話よりも実践に重きを置こうと思います。
もちろんポストG(中学生以上)にはトレーニング実践も。
エントリ開始していると思います!

Reset3.0 課題紹介!

先日のセット、Reset3.0
常連さんたちにもトライしてもらって感じがわかったので紹介!

セッターは、
やまぴー Myway
イセッキ ラリーグラス
かずまさん ジップロック
なかむー mono
Tajippei, joywall

勉強会メインのセットでした。

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それぞれの味が出せたようなので…安心。
その日から、今日の夜もまだまだみんな攻めています。

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セット風景とセッターのセッションmovieを

さて、課題です。

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v0
どっかぶり 赤hold tajippei 傾斜に慣れる
ルーフ 青hold tajippei スメアに意識

v1
どっかぶり オレンジ tajippei 手と足位置をしっかりと整える意識
ルーフ クリーム tajippei 凹角の理解

v2
どっかぶり 黄色 tajippei powerとボテ踏ませ。やりすぎたようで実質v3。
ルーフ 黄色 tajippei 低難度初の複雑な課題

v3
どっかぶり ピンク tajippei 手順の複雑さ
ルーフ 紫 tajippei 完全なるクロス。ストレッチに。
ルーフ 赤 ぽ 秘密!スペシャルシークエンス

v4
どっかぶり 赤 tajippei 確率の低いmoveと浅いフックの複合
ルーフ 黄色 ナカム ダイナミックな距離感

v5
どっかぶり 緑 tajippei 複雑に見えてシンプルなピンチ保持
どっかぶり 青 イセッキ スイング!
ルーフ オレンジ やまぴー トリッキーながら基礎

v6
どっかぶり クリーム Kazuma 距離感の調整とホールディング
ルーフ 緑 tajippei 完全なる複雑系。わかれば負荷は極めて低い
ルーフ 黒 tajippei 完全なる強度系。出来る人と出来ない人が別れる。

v7
どっかぶり 黒 kazuma 超ダイナミック。初級者も触りたくなる配列。
ルーフ 緑 イセッキ ランジと力の複合
ルーフ 青 イセッキ 総合力、負荷的には今回最難。

課題タイプが綺麗に別れており、
全完登はなかなかにハード…完登している課題にかなりばらつきがある今回のセットでした。

ぜひともお試しあれ。

来月頭に、またホールドチェンジの予定。
クラッシュシリーズの予定です。

ぷちcompe 終了!!!

先週末はぷちcompeでした。
compe自体数年振り…
旅立つ仲間を祝ってがっつりイベントしようということで企画!

セットは2週間前より、旅たつ三人が楽しめるあたりの難易度を定休日や営業時間外で、みんなそれぞれセット。

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私は余った課題数を、
遠くから来てる人がいた場合楽しんでもらえるよう、
また初級者が楽しめるようにセットをした。

最大限みんなが楽しめるように。

旅立つ三人は決勝に残れるように…また、誰でも可能性があるようにと……
三人の完登平均値に近い順で決勝をすることに。
1人は圧倒的に優位だが、決勝課題はその時間のみ公開。またその課題を味わえるように能力値のあまり活きない複雑なものをセット。見栄えよりも本人たちが楽しめる内容を重視した。
こだわりすぎてそのセットは深夜まで及んだ。
(わずか15分程度の命だが…)

あとは圧倒的な刺激をみんなに与えたかったので、完登本数が一定を超えた人を対象に決勝をやることに。
もし該当がいなければそれはそれでいいかと思っていたが、九州のトップの一人が来店してくれたので、課題も活きた。

当日はみんな手伝ってくれ準備が進む。
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一旦外しておいたホールドをつけ直すので、なかなか時間がかかる。

19:30
予選開始
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久々のコンペ主催に感覚が鈍っており、不手際も自覚し罪悪感もあったが、
それ以上にみんなが必死に課題に取り組んでいる姿をみて報われた。
すべての人に楽しんでもらえるように、
そうじゃなかったとしても、
それを目指して突っ走ることに意味がある。

20:45
決勝
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21:20 すべて終了
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「参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
旅立つ三人にはまた言葉がけはしますので、今回は略すけれ少しだけ。
1時間、ゆっくりと登りを見てたわけだけど、
この1年半で健やかに上達、それは心身ともに……
心の強さや人としての成長…それもとても大切で
それらを兼ね備えた登りをここで見せてくれ、
私はすごく嬉しい。

こうやってじっくり見るのは最後かも知れないと考えると、
少し感傷的になってしまうので、
少し早めにビールを飲ませてもらったのです。

もうわかっていると思うけど
強くなってほしいなんて言わない。

多くの人を感動させれるような人に、さらにはクライマーになってほしい。
心の強さをある程度突き詰めた先に、能力の向上も必然的についてくるということも明らかだから。

さて、
参加してくれたjoyの皆さんにも深く感謝。
遠くから来てくれ、場を共有しみんなに刺激を与えてくれたすべての皆さんにも強く感謝。

また次の機会もよろしくお願いします。

最後に、
集計、ジャッジ、タイムキーパー、呼び出し、駐車場、火おこし、飲みの準備、選手サポート、ホールドセット、会場準備…上げだしたらキリのない業務にサポートしてくれたみんなに感謝。

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潰れるほど飲んでもらえていたなら幸いです。

Fist と キロニコセット!

2.22 sun

陽も昇る前に目覚ましが鳴る。
今日は鹿児島キロニコにてキッズのイベント、Fistが行われる。
睡魔を掻きとばして車を走らせる。

8:00 到着。
久々に見る人たちが慌ただしく準備をしていた。

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はつの試しみとなるベルトコンベア式のイベント。
私は何度か経験があったので、出来ることに専念。
現地のスタッフも見知らぬ私の作業を手伝ってくれた。
暖かい環境だ。

そしてイベントは開始され、夕方に無事終わった。

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内容の方は主催者と、主催ジムが素敵な文章を書いていたので私が書く必要もないであろう。
何にせよ、運営が緊張感を持って一便一便に集中する環境を作り出し、
選手保護者もその場に誠実に向き合って、
全体が一体となっていたことが何より素晴らしかったと思う。
選手もペース配分の良い勉強になったのではないだろうか。
次回はアテンプトもしっかりととれると更に良いと思う。

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夕方より、焼肉屋へ。
この時間にアルコールを与えてくれたのに少し戸惑い嬉しくもあった。

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酒が進むと、いつも以上に暴走する熊本のジムオーナー。
真面目な話になろうが、そうでなかろうが
相変わらず刺激が強すぎる。
いい歳にもなって…( ̄▽ ̄)と言いたいところだが
個人的にはこのままでいて欲しい。

たまに噛み合わないところもあるかもしれないけど、
何やかんや言いながら、熊本にいた頃の、変わらないこの空気は大好きだ。

夜も更ける前に、鹿児島初日が終わる。
スタッフに結構お世話になったのにも関わらず、みんなの名前を聞きそびれたことが心残りだ。

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翌日、少し遅めのスタートでセット。
アキラくんと清家さんの三人で。
テーマはダイナミック。
今回はこの機会をフルに活かし自身も成長したかったので、二人のセット感を沢山聞くことにも心掛けた。

終わってみての感想としては、とても全てが興味深く、かつ普段とはちょっと違ったテイストを味わうことができた。

システマティックな環境とホールドのチョイスが特に新鮮であった。
二人に感謝。

夜、鹿児島にいるという状況にいても経っても応えなくなり、金峰へ。
移動を考えると滞在時間は1時間程度。
トポを見返してとりあえずアプローチのないマントラv10をやることに。

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身体が温まってきた頃に無事完登。
予定通り撤収を決めた。
(仲間から聞いたのだが、随分昔に登っていたらしい…)