「 雨宿りproject 」
通うきっかけとなった岩。
この岩がなければここまで通うことはなかっただろう。
昨年、初めてミナッチに案内された際
「いつも登ってそうな岩!」
と紹介されて
(確かに)
と納得してしまったけれど…
ルーフ大好きだとはいってもこれは難しすぎる!
丁度良いハング内に散らばるギリギリのホールドたち。
果たしてこれは登れるのか…
梅雨に判断できるものではなかったので次のシーズンへ持ち越し。
2023年暮れ〜2024年明け
吉四六、そしてゴジラ。
それら目的に通う中で、ずっと頭の中にあったライン。
1月15日
取り付くまでずっと緊張していた。
冬の気候で駄目なら当面駄目だ。果たして勝負になるのか?
結果は…核心の一連に成功した。
となるとスタートからやってみてどうか?
しばらくすると、なんと核心が突破できてしまった。
この勢いのまま登ってしまいたいと欲がでる。
その後夜まで粘ったが、結局上部のシビアなパートで何度も落とされ悔い残る敗退となった。
1月17日
翌日の雨を見越し閉店後に直行。
moveは完全に身体に染み込んでいた。体力も全快。
2日前のトライが嘘のようで、核心突破後ダメージをほとんど感じなかった。
「天守 -amamori-四段」初登
あの日見たあの岩は、本当にこの岩なのか?
少しだけ信じられないけれど…登れたことが純粋に嬉しい。
雨が降り出すまで登ろうと周囲のprojectを巡ったが、結局明け方まで降らず。
いくつかの好課題が出来たものの帰りの運転は地獄だった…。
きっかけの岩が終わった。
…ただそれははじまりのきっかけというだけで。
通う間にどんどん新たなきっかけが。
新たな岩に、
まだ見ぬ岩に、
ローカルと語らいに、
菊池通いは続く。