「RockPath」カテゴリーアーカイブ

日暮れまで

11.7
先日見つけていた岩をやりに山へ。
途中寄り道して山に入ると、まずははじめに不可能岩。格好は良いがホールドがない、よくある残念岩。
その先に、明らかにV13以上のハング。今日はこんなのやるつもりで来たいない、進むと丁度良さそうなV10あたりのウェーブハングが。
これは格好良い。予定を変更してこいつをやることに。

とはいえ、まずはアプローチ整備と岩の苔落とし。
これで午前中終了。
適当にアップして取り付く。

はい、明らかな見込違い。
V10あたりと踏んでたラインはV13以上、最悪エスケープは登れるだろうと読んでいたので、すぐさまエスケープに切り替えたがこれまた悪い。

1時間近くやったが、どうもパズルが解けない。
登れれば多分V10あたりで収まると思うのだが。
敗退。

img_1740

指皮がもうない。
仕方なく、奥の手頃なサイズの岩でクールダウン。
V7程度と予測していたが、リップ前のサイドホールドに見えていたシワは、安定して保持できる限界を越えていた。

これはラップへのランジだ!
望んでいたコーディネーション課題だ!!
と、張り切って跳び始めたが、
右出すか左出すか迷って30分。
左出すと決めて30分。
ここまでは良かったがここから路頭を彷徨う。
右手が残りそうな気がして20分。
結局ダメで、ヒールやトゥに頼ろうとmove難民になり20分。

結論、やっぱり普通に跳ぶ。

リップの狙いを少しいじったら可能性が出てきた。
ただ、リップまで二段階の傾斜がついているので見えない。

跳びすぎて失敗しては、後ろに吹っ飛び、
ホールドの場所を間違えて効かせずに、前に吹っ飛び

ようは狙いと反対方向に思い切り跳ぶだけだと分かれば1/2程度の精度で出来出した。

sdsからやるにはさすがに体力がない。
とりあえず一手ランジだけ出来たんじゃ物足りず、スタンドでやることに。

数発で成功する予定が、疲労と回復の計算が出来ないところまでよれてしまっていた。
仕方なく、ナイト突入を決めたが数便で出来た。

img_1738

まだ18時を少し過ぎたあたりであったが、随分暗くなるのが早くなったものだ。sdsを少しやろうとしたが無駄に疲労したため、流石にダメだった。

そのうちやろう。
温泉によって帰路へ。


動画はsnsにでも上げる。

唐泊 パラノイアext (open project)ホールド欠損

10.24
パラノイアV9のエクステンションとなっているopen projectで使うホールドが欠損しました。

パラノイアのリップ手前に存在するポケットで、度々欠けていましたが今回は完全に消滅しました。
私のトライ中でさえ、パラノイアで使った左ガストンフレークが3度欠けたので、これでprojectはとんでもなく難しくなりました。
img_1192

一応、パラノイアも再登しましたが、そもそも過去中継でつかったフレークはそもそも触れなくともいけますのでグレードは変わらない、もしくは今回ダイレクトにリップにいったせいか少し簡単に感じました。

パラノイアのリピートはカズマくんしか知らないので、もうちょいリピートされてから再評価してもいいかもしれません。
一応V9としておきます。

その他トイレ位置等、ネットでトポを上げた2012年から状況が変化しているので近々更新し直したいと思います。

更紗p

10.20
ようやく気温が20度前半まで落ち着いた。
今回は目的は更紗のlow start projectの解析。

まだ暑いがとりあえずトライは出来る。
夏にも何度かやって、感触はそれ相応。
今回はどうか…
あわよくば狙えるかもしれないという甘い考えを持って挑んだが、結論から言うなら、全く歯が立たなかった。

前シーズンは骨折でトライしていないのでその前のシーズンから比べると、多少はましになっていた。

ポケットの保持が重要で
1時間足らずで指皮がえぐられていたが、今回は多少抑えが効きたのか皮は持ち堪えた(これまではフリクションに任せきりだった)。

とはいえ、1時間やったら指が攣りだし保持できなくなる。

トライ時間は今シーズンも1時間だと言うことか。
今回は下部の核心一手と更紗のシビアな一手を繋げること。
時間ギリギリでこの二手は通すことが出来た。

そこから更紗の核心がはじまると考えると…
明らかに指を中心としたフィジカルが達していない。

最終手段として体重5kは落とせるが、それでダメだった時、シーズン内は間に合わなくなる。

まずはフィジカル強化優先で、同時に精錬化を目指そう。
フィジカル強化が終わることには2月、そこからの精錬化じゃどう考えても間に合わない。

うーん、正直厳しい。

夏、初秋のOz 動画

夏と初秋のエリアOzの記録動画

●久留米の人 V5
climber Tac
顕著なクラックを弱点とし辿るが、リップがかなり怠く心地よく動けるシークエンスが見つけにくい。高さがあるうえランディングも段差があり、岩場慣れ、若しくはメンタルの強さを要求される。

●Mod V8
2000年代の少し古いボルダーって感じ。

●アンサンブル
climber Tac
高さはそんなにはないが、ランディングが悪い。傾斜があるため、背中に空間を感じ、それがまた怖い。前半、私はダイレクトにダイナミックに行ったが、右にホールドがありそちらの方が良いようだ。

●Oz hold欠損後 v9/10
何度やっても苦戦する。下部核心のホールドが欠損したためやり直しで登った。うーん、苦手だ。多分v9あたりだと思うが、もしかしたら実際に悪いだけなのかも知れない。内容が素敵なだけに、難しいだけならV10にしたいが…最初につけたグレード、V8のせいでよく分からなくなっている。

やっぱりグレードはよく分からない。
エリアを公開した後の話、
甘くついてしまったグレードはリピート多発するので、話し合ってグレードダウン出来るが、
辛くついてしまったグレードはリピートどころか次第とトライすらされなくなるので再評価しにくくなる。
初めのグレーディングはやはりある程度しっかりさせたい。

と、ぐるぐる考えだして、最終的にどうでもよくなる。

本当、グレードなんてなくなってしまえば幸せなのに。

竜体山 バリエーション 天ノ龍

先日登った天ノ龍 二段
先行してFacebook個人ページにあげ、問い合わせが数件あったので掲載しておきます。

heavenlydayや雲竜の方が弱点をつき明瞭なラインですので、こちらのバリエーションは少し強引なところもあります。
ただ、前例としてheavenlydayのバリエーションであった天領は公開しなかったにもかかわらず口コミでメジャー化したこともあり、一応情報としてあげておきます。
近々の改訂版トポには載せない予定、もしくは一番程度の紹介で収めたいと思います。
(竜玉岩北面にはこれ以外にも公開していない5本以上のバリエーションがあります。増えすぎると訳が分からなかなるので抑えての公開となっています。)

ではラインについてですが、
取り付きはheavenlydayのガバで、はじめ数手をこなし、そこから雲竜の核心前のガバフレークにダイレクトに目指すラインです。
一応動画をあげておきます。

p.s(2016.10.20)
何だか私がアホみたいな選択で登ってるようで上手くホールドとシークエンスを選べば、素敵な登り方があるようです。
グレードはともかく限定はなく、オールオッケーでV8.
(リピーターと協議した結果)
上手く自分なりのシークエンスを見つけて、楽しんで貰えたらと思います!

最近、少しチョーク跡が目立ち出しました。適度なブラッシングをよろしくお願いします。(過去に水をつかったブラッシングにより日暮れ前パーティが登れなかったと報告がありました、適度で構いません。

また、龍体山エリアはいくらローカルに認知されているとはいえ、山でのボルダリング愛好家は龍体山を訪れる人のごく一部の少数です。
節度ある行動をよろしくお願いします。
加えて書くならば、信仰の対象となっている区域や、地権者の意向で立ち入りを禁止している箇所もあります。情報の収集は動画サイト等で終わらず、しっかりとエリアの情報を集めてから行きましょう。
竜体山に関しては、田嶋一平個人のFacebookやメッセージ等で連絡頂けたら、案内、情報ないしトポ情報の話も致します。

ではよろしくお願いします。