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クララが陸に?

2014年公開の河川公園。
メインとなる課題は、

水面脇にある楽しげなcrocus
我が熱意を最大限に注いだウラノメトリア
ルーフを豪快に越えるスコーピオ

翌年、全てが死んだ。

Crocusは落ちたら川ぽちゃが楽しいのに浅瀬へ。
ウラノメトリアは逆に激流上に
スコーピオも同じく川の中…

8月上旬のこと、
ウラノメトリアが陸に上がっていると
川遊びに行った仲間が教えてくれた。

8月24日、
ようやく自由な時間が出来たので意気揚々と向かう。

現地に着く。
……

……
おい!タックよ。。。

この日は広島ユースのケンジを連れてきたので私はまったり過ごす事に。

ケンジにはあえて易しい課題の中でタメになりそうなものをチョイス。
シェリー v2

魔界 v4

浅瀬を少し埋める。

後半では落ちたくないcrocus v3

昼は何やらケンジが準備してくれていたので、私はお湯を沸かす。

ついでに珈琲も。

終日暑かったが、それなりに充実した1日だった。
気温とcrocus ls v7

お疲れさまでした♪

(河川公園の課題の今)
ウラノメトリアの岩、ほぼ全滅。
クロックスの岩、裏面の低い課題は登れるがメインはランディングが狭い、もしくは無い。
スコーピオの岩、水没。脇の易しい課題は濡れずに可能。

研磨

7月17日、
ロバノミミを登った後の話。
(前回の記事に7月14日と書いたが間違い)

ロバノミミは岩が脆く、安定して登れるmoveをつくるのに苦戦した。
次にやったのはその奥、川添いの岩。

そこまで大きさはないものの水流に磨かれ岩質は良好。

まずは岩の前にある倒木の処理。
あまりの暑さに(30℃オーバー)、休憩を適度に入れねばならず30分近くかかってしまった。

落ち着いてからは右から順に取り付き、
右 V5(1/2級)
研磨 V7(初段)↓

左 V5(1/2級)↓

の3本が出来た。

特に研磨は、繊細かつ複雑な構成で、組み立てるまでが面白かった。
左もデリケートな保持を要求され中々。

一通り登ってからはまだ時間はあったものの体力切れ。
撤収。

///被験者クラブ データ
気温30℃オーバー/湿度75%/川沿により岩に水分
=(react+タオル磨き)

カンテの課題、ロバノミミ

7月14日(かなり前の記録になるが…)
豪雨後、ちょこちょことエリア偵察を進めていた。

河川公園は相変わらず課題水没中。
上流域もほとんどが消滅。

期待していたウラノメトリアは、復活ならず。
まぁいつの日か陸に上がることでしょう。

暇つぶしに分岐からさらに上流、やったようなやってなかったような脆そうな岩をやる。

見た目好課題の予感。
取り付くと速攻足場が欠けてふっとばされた。

エッジを踏むとホールドごと吹っ飛ぶこと数回。
形状にスメアすることにした。
ただ…レイバックのポジションでエッジが踏めないとなるとかなりつらい…。

絶妙なレイバックを決め手を進めては、フックをかけ反対の手を寄せる
繰り返すこと数度でマントルへ。

見た目通りの絶妙なバランスをしいられる好課題であった。
見た目通りの脆さはあまり好みではないが…。

岩の形状から、ロバノミミ(V6/1級)。

///被験者クラブデータ///
気温30℃オーバー/湿度75%/雨上がり
V3(他全滅)
シューズ:キメラ

ミズノコ

話は遡って7月23日、
熊本県小国出張前に玖珠川をまわった。

大雨によるエリア変化がどの程度あったのか偵察。

公開したエリアを中心にまわった。
変化はあるものの大体は大丈夫、ただ上流域の一部は岩が倒れていたりした。
そのうちまとめたいと思う。

登りの方は、偵察の途中で雨が降りだし早々に諦めていたが1時間程度でやんだのでかろうじてといった感じ。

上流域、gonまでまわったところで碧の魂v8(二段)の岩なら、コンディション的にかろうじて触れそうだったのでやる事に。この岩も大雨の影響で地面が抉られ、ランディングが変わっていた。
というより、ジェミニv4(2級)がある面も碧の魂v8(二段)がある面も水没…。

碧の魂に関しては人気課題だったので、秋あたりには陸になっていて欲しいものだがどうか?

今回は石が転がって、何とか取り付けるようになった碧の魂と右面のv6(1級)の間をやる。

ダイナミックムーブが気持ちいいような気もするが、
ランディングが狭いのでやっぱり気のせいだろう。

リップ周辺は雨上がりでコンディションが悪く安定して登れる方法を考えるのにかなり苦戦した。
時間一杯でかろうじて登りきる。

ミズノコV10(三段)としたいが、グレードはどうか。どちらにせよ中途半端なスタートからやったので、もう一度コンディションの良い秋の日に確かめたい。
ラインは碧の魂やmorpho v6(1級)の右。


被験者クラブデータ
気温28度/湿度80%/雨の直後
V3(圧倒的に違った。)
BD shadow

ユートピアと心霊スポット

8/6 (mon)

静かな夜、
目的のラインは濡れていた。
仕事終わりで疲れた私には丁度良かったのかもしれない、諦める。
代わりに、随分前に登った課題のやさしいバリエーションをまったりとやった。

休んでる最中、ふと近くの岩での大昔の出来事を思い出す。


「錆びた斧を持った何者かが潜む廃墟」

当時(およそ15年前)snsなどない時代、インターネット上でそんな噂が流れた地元のとある場所。

その廃墟には、確かに柄の悪そうな若者がたむろしていた。
ただそんな若者たちも心霊スポットとしての噂が広がるにつれ、徐々にいなくなっていった。
好奇心旺盛な人らが訪れるその場所は彼らにとって居心地が悪くなったのか…
その廃墟の脇にあるとある岩、当時の私には丁度良い規模で執拗に通った。

荒い岩質は指皮をえぐり、良く流血した。常時首に巻いているタオルで止血。
道中はイバラがひどいので大柄の鉈を。背にはウレタンパッド。

朝こそ誰もいないが夕方帰ることには、それこそ柄の悪そうな若者たちとすれ違った。

岩があるのは廃墟の下。傾斜がきつく、彼らとタイミングがガチ合えば、道を占拠するその側を数往復する他ない。

だいぶ後になって気づいたのだが、彼らにとっては私こそ不審者だったのではないだろうか。

そんな廃墟も最近ついに取り壊されたようだ。


思い出すことが豊富にある我が故郷周辺…
適度にレストをとり疲れた体に鞭打って何とか登りきった。


ユートピア V9/10(2/3段)

被験者クラブデータ
気温26度/湿度85%/スタート染み出し
max:boost+V3
シューズ:フューリアS(前半ポケットにねじ込むには変形しやすいこいつが最適)

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