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2016年 夏合宿

真昼の炎天下の中で登り、
夕方、コテージの前でビールをあけて火を起こす。
日中の過酷なクライミングはこの瞬間のためにあったのではないかと錯覚するほどの爽快感。
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夜更けには体力も続かず、少し効きすぎたエアコンの冷気の中で寝る。

翌日は何故か皆早くに目が覚め、予定より一時間早く岩についた。

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岩に登ったことがないメンバーもいたが、エリアの成り立ちや岩場特有の注意事項は中級講習でやった。よって放置。

登りたいところ、登れそうなところをしっかりと自分で確認する事に、事初めから触れる事が大切だと思うので、余程無謀なことを始めない限りは放置する事にしている。

本当は口を出したい気持ちを堪えるのに一杯一杯なのだけれど。

昼頃、流石に暑くなり堪らず移動。
川へ。

人は思ったよりも少なかった。

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各々に準備をし、各々に遊びはじめる。
良い年をしたおっさんメインのメンバーで流石に体力は続かず、夕方を待つ前に撤収。
夏遊びが終わった。

浅葱ノ王

8.12
店番前に緑石群、相変わらず暑い。
ただ珍しく早起きし、6時に出たので幾分はマシ。
こないだ水没していた壁は陸にあった。これでやっと取り付ける。
早速トライ開始。マットを複数運ぶにはアプローチがややだるいので、一枚で慎重に一手づつ攻めた。

一手解決しては降り、その次のパートの落ちる位置を予測してマットを敷き直す。その作業を繰り返しながら高度を上げていった。
幸い、一回成功したパートは落ちる程の負荷ではなかったので攻めやすかった。

前半部は存在する全てのホールドを使うシーケンスが意外で、とても面白かった。
無駄にあると思っていたホールドは全てに意味があった。

後半部、ホールドが見当たらない。傾斜が落ちるので何とかなるそうな気もするが足を思いきり上げる勇気が中々湧かず…上げてしまったら戻れない。
マットはあるものの、ない場所は岩盤。

少しトライに躊躇したが、足を上げた便で無事に登ることが出来た。

リップのガバまでに何もホールドがなければ多少動揺したと思うが、無事にカチが存在した。

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浅葱ノ王
リスクがあるのでグレードはつけない。

満足の登りが出来た。
その後、隣のチョボいハングに取り付き、はまりにはまって敗退。
こんな暑い時に触る岩じゃなかった、後味悪し。

動画は、浅葱ノ王とこないだ登ったナンバトビ。

ナンバトビ

先日の事。
猛暑激しく、昼過ぎより川沿いの岩へ。暑さは容赦ないものの、川の清風を受ければまだ凌げる。

久々に渡渉の入るエリア、緑石群へ。というより中々来る機会がなく、長らく放置。真面目にマットを持って来たのはもしかしたら初めてだったかもしれない。(ランディングが良いやつも多少あるのとv5以下もそれなりにあるのでマットがなくても遊べる)
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アップで適当に5本程度登ったがどれもそれなりなクオリティであった。

その後、明らかに難しいラインに取り付く。秋に向けmoveをバラせたらいいかな程度の気分でやり始めたもののムキになってしまい、上部の解決に数十分。

何とか出来たところで下からやる。すると繋ぎの一手が出来ない。ひたすら一時間程度やり続けたが無理。

そもそも、先程作ったシビアなmoveに繋げなくとも、タイミングダブルでリップのガバが狙えるのではないかという気がしてきた。

いざ試すと、全く距離は出なかったが可能性を感じた。そのまま数十分やり続け、とうとう成功。これで行くことを決めた。

少し休んで下部。1手目は完全なるボルダーチックな強負荷コンプレッション。数発出して何とか成功。上部のタイミングダブルに突っ込む準備なく、適当に手を出して落ちる。

行けることがわかった。
少し休んで繋げに入る。開始からすでに二時間が経過しよれはじめてきた。

右手右足の飛び出しから、戦力などなるはずがない薄っぺらいスローパーをフェイクで右手ホールドし、そのまま左足で蹴り出し左手を出すというナンバ動きのシーケンス。繋げてくると、飛び出す前に躊躇し上手くいかない。

蹴り出しで距離が欲しいので剛性のあるシューズに変更すると、良い感じに出だした。

登れることがわかった次の便、
きっちり完登。

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ナンバトビ v9とした。
気温も高かったので秋にでもやると、もしかしたら右手のスローパーが保持できて全く違うシーケンスで出来るかもしれない。それを加味しv9とした。

アプローチを考えると日暮れギリギリのクライミングとなった。

サブさん達と

8.7
旧知の仲である長崎のクライマーとともに岩へ。
久々の再会。きっかけは私の書いたとある記事に興味を持ってもらったこと。
懐かしく、久々にあったサブさんは昔一緒に登っていた時と変わらないままの凛々しいサブさんであった。
クライマーの内に秘めたモチベーション、それらは何時も変わらないということを感じ、勝手に嬉しく思った。

目的のエリアはアップができないということで大入にて集合。まずはHDJで遊ぶ。

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身体も起きた頃、車で大移動。ビックマンタのエリアへ。
少し気温は高かったが、色んな課題をやってもらい日暮れ寸前まで登る。
私も仲間の初登した課題をやったが、かなりはまってしまった。

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クリ初登のsoymilk.私はv7あたりに感じた。

最後はみんなスラブをやってる合間に切株からジャンプするという変なpをやり、コツをつかんだところで終わり。
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公開までもう少し調整があるのでしばらくお待ちを。待ちきれない方は連絡くださいな。

ヤマサミノハング

少し前の話。

7.18
暑くなる前に登ってしまおう作戦で、日が昇る前より岩へ。
視界が良くなって来たところで取り付きまで向かうも、まさかの染み出し。

流石に眠いので暫くぼっとする。

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朝日の当たる岩が綺麗であった。
目も覚めたところで移動。
狙うは前回登り損ねた浅瀬の上のハイボール。

現場に着いたは良いけど、水に入るには寒すぎる。。。
ということでv5〜8あたりを幾つか初登し、気温が上がるのを待つことに。

しかし待てども気温は上がらない。
仕方なく水に入る。
やはり冷たい。

慣れるために、肩まで浸かるが顔をつける勇気はない。

とりあえずやる事に。
一便目は手順を間違えクライムダウン。

二便目で無事登れた。

後半の不意おちは怪我をするリスクが増すので出来れば避けたいところ。順当にホールドが存在していて良かった。

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ヤマサミノハング(L)とした。
流石に疲れたので少し休憩し撤収。