「RockPath」カテゴリーアーカイブ

秋の賑わい

私のフィールドに、秋の気候が人を呼ぶ。

土と苔に埋もれる日々の気分転換に、週末の開拓はよくよく休憩に既存エリアへ出向く。
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快適なエリアは、開拓中のその場所と全く雰囲気が違う。
多くの人に愛されエリアは成り立っているのだとつくづく感じる。
最近の週末は、龍体や湯釣でよく人に会う。
こうした時にエリアの変化を話せることは凄く良いことだと思う。

ネットや紙切れの薄っぺらい情報だけでは、エリアの保全は難しいし、
日々変わりゆく状況について行くにはみんなの力が必要だ。
いろんなことを感じ、喜ばしく思える1日であった。

藪を払い泥を落とし苔を剥ぐ。
過去の課題を復旧しながら新たな出会いを喜び、
ドロドロになりながら1日を終える日々。

時に挫折も感じるし、減らない余白に苛立ちも感じるが、
流れ行く日々に後悔など微塵もなくただひたすらに励む。

この日々を感じてもらえるような課題を、あとどれくらい残せるのだろうか。
共感してもらえるクライマーはどれくらいいるのだろうか。

想いは沢山あるが、
結局は自分のmotivetion。
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周辺整備

やりたいことややらんといけんことを詰め込み過ぎて、
ブログ放置な一週間でした。

というわけで、
まずは河川公園の過去の課題やトポの整理。

午前中で終わらせる予定が、
v8以上のバリエーションがいくつかあり手間取った。

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結局夕方までもつれ込む。
今回の名作は 青い夜。

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落ちれはしないが最高のクライミングを提供してくれる。
日が落ちる前、下流に一つだけ存在するはるか昔に登った岩の確認。
アプローチは川になっていた。

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短い距離ではあるが急流、渡渉に躊躇う。
確かこの先にある岩は小ぶりなハング。
マットを置いて行くことにした。

シューズ片手に思いっきり川の向こうの石に跳ぶ。
成功。
その後とことこと歩き辿り着いた先にあった岩は……
完全なる垂壁、しかもそれなりに高くランディングはぼこぼこ……。

マットを置いてきたことに後悔。
取り付きもせず敗退などしたくもないので、多少時間をかけて汚いフェイスラインを2本登って完結。

帰りのジャンプで見事に川に落ち、
すぐさま車に戻る。
撤収。

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セット体験会終了!

こんにちは、ジッペことtajippeiです。
いやぁ〜忙しすぎて先週の話になってしまいました。

先週はセット体験会、
ホールド外しから洗浄も体験

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外す作業、洗う作業もなかなか大変。
つける作業はさらに大変ですが、創造的で楽しいですね。

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さて、イメージ通りの課題は出来たでしょうか。
なかなか再現は難しいですね。

課題を作る中で、
ホールドをつける作業の中で、
仲間との連携作業……。

そう、ホールドセットは一人では出来ないのです。
仲間が何を欲しているか、
課題を作るにしても仲間のイメージを共有しつつ一つの課題へ。

有意義な時間になったのではないでしょうか。
完成された10本の課題は、なかなか荒さもありますが、新鮮な仕上がりになっていると思います。
ぜひとも、お試しあれ♪

(最終調整に私は26時まで居残りでしたが( ̄ー ̄))

enjoy climbing!!!

ウラノメトリア

10月16日
夜だらだらと仕事で夜更かししてしまったため、起きたらすでに昼過ぎ。
とりあえずシーズン中に成果を上げるために、短時間でも取り付こうと…
クララ岩完全体の自動化を目的に出向く。

到着すると岩の下はうっすらと水が流れていた。
下地を戻すべく整備、一時間消費…。

残り時間1時間ちょっと。

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後半のパートを確認。少しシーケンスをいじった。強度は上がるが、不確定なデットを省く。上でどうでもいいミスを防ぎたい…よれ落ちするなら、期間内に持久力を増せばいい。
前半もシーケンスを2つ改善。一つはシーケンスが増えたが確実にこなせるように。
もう一つは、星の契りv13のパートの核心部で足上げの際のシーケンスをショートカット、一気に行うことに。

クララをやっていた時は成功率がかなり低くやめたmove、
それがコンスタントに出来るようになっていた。
多少は上達しているようだ。

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3ついじったところで、どの程度の負荷になるか想像が出来なかったので、回復後繋げてみることに。
30分程度あったので3便程度は出せる見積もり。

一便目、
前半は極めてしっくりきたが、中間の契りのパートで、新シーケンスに躊躇し旧シーケンスで入ってしまう。
すると、やはりよれて後半がギクシャクしてしまい、落ちる。

だからシーケンスをいじったのに……。

2便目、
前半はシーケンス変えたおかげで安定してこなせるようになっていた。
契り、足上げはやはりつらいが新シーケンスをぶち込む。
繋げて初めてマニアックなキョンが決まった瞬間…
空間がイマイチ把握できておらず次のホールドを見失う。
デットでブラインドポッケを狙い、たまたま当たってしまった。

後半戦、まだ余力があったが考える余裕はなかったので自動化に身を委ね動いてみる。
リップを捉え、ダブルトウを決めてからは、疲労よりチョークの残りが気になりつつ、
滑らぬように、重心をブラさぬ意識をしながら進む。

気づけば、上のフェイス面に身を置いていた。

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登れる準備を全くしていなかった。
能力が多少増していることに少し驚いた、壁の中に身を置いている中で…。

暫く踞り、落ち着いたところでトップアウト。

不思議なことに登れたことに驚きはなかった。
来るまでは狙えるなんて思ってもいなかったが…。
細かいシーケンスを修正した時点で
何となく登れる負荷に感じていたのは確かで。

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発見から随分長い時間が経過した。

数年は、水の中に在り、
水害を経て陸に現れ、
その後執拗なトライにより、
昨年、中間部から始まるホシノクララv13が出来た。

そしてその直後、水量の増加で土砂に埋没。
今年の夏に再び土砂は流されたが、下地は再び水に…。
仲間の協力を得て陸に戻され、
開拓中のエリアとは全く方向の違うこの地へ出向くことを許されながらのトライ。
……そしてやっとこの日、ルーフの端から端を繋ぐ完全体が完成した。

予期せぬ終わりは、想像より呆気なかったが
それでも私のこれまで登った長い課題の中では最も難しいのは明らかで、一応は過去の限界値を超えたと思う。
限界値超え…
それは、この岩に期待していたことの一つであっただけにきちりと果たされた。

開拓初期からの経緯、期待、今後、
思うことは沢山あり、書ききれなくなるので今日はこれくらいにしておこう。

名を
Uranometoria ウラノメトリア
グレードはよくわからない、再登含めどのv13よりも難しいが、この次元において、数値が一つ変わることはそんなに想像しやすいものではないので…v13+を提示する。

ひとまずこのエリアの全課題が出揃った。
気になる方がもしいてくれるなら、是非とも案内したい。

四季岩

上には桜、
取付きには楓

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今はまだ緑の真ん中に在る四季岩。
それぞれの季節で色とりどりの風景が楽しめるであろう。
台風が近づく中整備、雨雲レーダーは11:30がリミットだと語る。
リップと下地整備を済ませ、トップロープで試登を兼ね壁面整備。

下ではロープワークの基礎を。

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とりあえず6本程度整備完了。
ふと時計を見ると11:25
雲が厚くなったと思った直後にパラパラと雨が。
本降りになる前に撤収を決めた。
いつも通り優秀なレーダーだ。

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次回はナチュプロとボルト打ちまでいけたらいいが。