「RockPath」カテゴリーアーカイブ

西の果てのラスボスと

西の果ての海辺で完全敗退。

再び西の果ての海辺。
今回はさらに奥のエリアを案内してもらった。
( Special thanks @クマさん)

4月3日

画像を見せてもらって以来ずっと気になっていた岩。
いざ見上げると…
やばいなんて一言で片付けられるものじゃなかった。

一目惚れしてきたこれまでの岩。
取り付かずに敗退したことはなかったけれど、今回は心が折れた。

スケール、岩の脆さ、下降の困難さ、ランディングの悪さ。万全の準備をしてきたつもりだったけれど足りなかった。

ラスボスクラス。
どこまで攻めれるか判断できる自信がない。岩質の理解を深めなければ到達できない範疇だと感じた。仕方なく周囲の面白そうな岩で遊ぶと、どの岩も形状が多彩で意外とおもしろかった。

 

陽も傾きはじめた頃、綺麗な浜の脇で遊ぶ。みんなは居心地良さそうな岩で。私は奥の暗がりで。
一枚の強傾斜。ホールド乏しく、どうもラインにならない。

苛立ち募り強引にホールドを引き過ぎた。欠けるかもしれないと思っていたアンダーがブロックごと剥離。

掌の中での欠損(エッジなど)であればコントロールできたと思うのだけど、ブロックごと剥がれてしまったらどうにもならない。受身はとれたがランディングが悪く左脚を捻挫。

日暮れ前に撤収。
運転しながら見る夕陽がとても切なかった。

西の果てのラスボスまでの道のりは遥か遠く。
誰か登ってからでもいいかな、なんて思う。
また。

戸河内「オオヒエンソウ」

福山出張の帰り。

連日雨の予報が覆り最終日は曇りに。ダメもと戸河内によってみることにし近くで一泊。

4月21日(金) 戸河内

トポをおいてきてしまったのでいつものエリアで。

車を停め目の前の岩でアップ。眠気が覚めたところで河原へ降りる。踏み跡を辿ること30歩、森を分つ綺麗な渓谷に着く。


サザンカの岩は乾きつつあった。バリエーションを一通り登ったところで以前から気になっていた右奥からの可能性を探ってみる。

核心であろうハング中央の動きをダイナミックに決めることができたので、ざっと前半をやった後繋げた。

※今思えばハング中央のバラシから始めてしまったのがいけなかった。どうもスタートから全然違うシーケンスで突破できてしまうらしい。

オオヒエンソウ(大飛燕草)

サザンカとオオヒエンソウ

鮮やかに広がる赤い花に対し、スッと伸びる青色の花。
花言葉は謙虚に対し、傲慢。

巨石の有り余る中央のスペースに控え気味に美しく引かれたサザンカ。対し、ハング右奥から強引にクラシックへ繋ぐ。

グレードは二段から三段のどこか、だと思う。
このラインはすでにオフィシャルに紹介していただいた。グレードも公表も任せているので良い感じに落ち着くと思う。

 


昼からは陽も入りだし岩も徐々に乾きだした。
登っていなかった小岩をふらふらと登り、満足したところで戸河内を後にした。

やっぱり楽しい。

福山出張「ココペリセット」

一面の壁面積がとても広く、倉庫二つ分の壁枚数。
広大なセット、登っていても気持ちいい!

今回はクライミングの原点回帰を心に留めつつ。

4月20日
前日のユースレッスンに続き広島県福山市ココペリにてお仕事。

セットです!


今回は日本各地で行われておるキッズツアー戦「のぼコン」のためのホールドチェンジ。

イベント後そのまま営業に入るということで…
半数はキッズイベント用、
半数は常連様の濃ゆいクライマー用の課題を。


ということで「奇抜なものにもクライミングっぽさを」という若干カオスで詰め込み過ぎなものもあるかも、ないかも。

 


セット3週間前に酷い捻挫をしてしまうという失態を冒してしまったものの
なんとか長時間シューズが履けるまでは回復。毎度お呼びいただきありがとうございます。

梅雨の登り込みの時期でも、皆さま楽しんでもらえたら幸いです。

 

 

 

ヒガシノモリ「金字塔」

雨上がりの月曜日、岩はどこも乾きそうにない。

ダメもとヨータに連絡すると
「ヒガシノモリは運次第ですね」
と返ってきた。


ちょっとよく意味がわからなかった。


3月27日

ヨータに案内され、ひと山登る。
案の定地面も森もビチャビチャ。運ってなんなんだろう。

目についたやつどれでもどうぞと言われたけど、全部ビチャビチャ。
偵察がてらもうひと山歩くことにした。

探索を終え拠点に戻るとすでに夕方。次回のためにロープに下がり巨石の掃除。
しばらくすると一番高く格好良いど真ん中にラインが存在することがわかった。

これは登りたい…。
流石にベチャベチャだったので容易ではないけれど。

魅力的なライン。悩んだ結果トライすることに。
下部の核心を突破後は危ない場面もなく無事登りきることができた。

金字塔 【菖蒲】

巨石中央の聳え立つカンテライン。ランディングも悪く終始緊張する。


ほっと一息つきたいところだけど時間がない、日暮れが近い。急足で山を降りた。

悠久 【桜】

※ヒガシノモリは独自のグレード花札式。

 

 

 

 

ココペリユースレッスン

子どものクライミング。

登れていない課題を取り組む以外で何をしたらいいのか?
大人のトレーニングとどう違うのか?

子どものトレーニング、ベースの話。

 

ココペリユースレッスン


4月の出張は…
広島県福山
そう、ココペリです!!!

4月19日(水)

夕方、子どもたちの学校終わりに
ユースレッスン

おなじみのココペリでしたが…今世代のユースレッスンは初。

初回ということで
基本的な座学と各項目の基礎的な実践。

振り返り用に項目を。
過去の受講者の家族の方も、今一度復習に!
(脱線は略)

ーーー【座学】

●世代ごとのレディネス(準備と環境)判断項目

小学生高学年と中学生、年代は数歳差だと思いますが発育の過程で大切にしたいことは変わります。さらには成長には差が生じるので皆が一様に同じタイミングで同じトレーニングをすべきとも言えません。さらに言えば個性も存在します。どのタイミングで何をすべきか、その判断材料と知識を。

軽めの実践と座学(陸でのコーディネーション/壁での姿勢作りと故障の説明)
各世代のトレーニング優先順位
今後の成長過程で陥りやすいやすい流れと対処の考え方

ーーー【実践とチェック】

●足腰のフィジカルチェックと姿勢とダイナミックストレッチ

運動歴、クライミング時の癖、普段の姿勢で動きの運動パターンに癖が出ます。それは大人に於いても。その影響で得手不得手が出るのですが、それらを理解しコントロールするために自己分析を。

縦横無尽に満遍なく動ける姿勢➡︎ニュートラルの考え方
ニュートラルをとるために足腰をつくる
壁の中で意識する
➡︎
ポジションをつくる
➡︎
局面をつくる(1moveのコマ数を増やす)

ーーー【応用】

コーディネーションの考え方
攻略ではなく発達のために


それぞれが純粋にクライミング能力も高く、
無意識に良い動きができる。その先へ。

易しい課題では無意識にできていたものを限界値でも意識的に出す。
するとしっかりとよくなる。

いろいろと話しましたが、

練習の1日の流れをつくり、
練習の中でその世代に応じたトレーニングを加えていくこと。
そしてどの世代もクライミングの基礎となるものの練習をしていけたらと思います。

 

 

みんな良いクライミング!!!
このまま純粋なクライミング能力と個性を強くもち発展していけることを期待しています!