「RockPath」カテゴリーアーカイブ

Kefkap day1

 

2020年
エリア大崩壊時、突如現れた巨石。どことなく漂うラスボス感。

ある日のトライで不意に突入できた最上部。思いもよらぬ悪さに驚愕。突っ込もうにも真下の岩が恐ろしく心折れる。

時を置いた。


昨年夏
真横に岩が出現。風が止まり、以来常に湿気ている。


2月7日

小岩を登ろうとマットに掃除道具を詰め込み出向く。

ふとラスボスを見上げると…何と白い。
突然のベストコンディションに遭遇。

思わずトライ。結果ダメだった。最終局面が相変わらず怖い。それでも突破口は見えた。

次はいつ乾く?

 

カーネリア v10

1月27日

事前にもらっていた地点情報頼りに車を走らせる。
昼前、栗崎の待つ渓谷の入り口に着く。

遠くで大型マットがゴソゴソと進んでいる。荷物をまとめ私も同じ方向へ。

岩に着く、見上げた瞬間ハッとした。大昔に私も見た。当時脳内で描いたラインは、壁の天辺を狙うライン。壮大すぎて駄目だと思った。

栗崎が見たラインはその左脇。被ったカンテはとても格好良く、規模もそこそこで良い感じ。
完全に見逃していた。
(ちなみに過去見た天辺ラインは今見ても壮大すぎてやる気になれず。途中の巨大なフレークは今にも吹っ飛びそうだ。)

被ったカンテを登る。
形状こそ顕著だがザ・ホールドという手掛かりは存在せず。

岩の様をうまく利用すべく組み立てていく。かなり繊細な内容で想像以上に苦戦。

最終的に、カンテ直登と右回りコンプレッションの2つに絞られた。どちらも同程度の負荷。カンテ直登は、エグいカチを保持せねばならないが核心が一手分少ない。

カンテ直登を選び登る。

カーネリア v10

繋げる過程も十分面白かったが、何よりパズルのピースが一つずつはまっていく瞬間は特に最高だった。

少し早めに栗崎は撤収。
私は夕方までダラダラと遊ぶ。

夏にでも棍詰めて通おう。

【八面山】箭山のハング トポ

(先に、開拓公開いただいたサモハンさん並び関係する方々へ最大限の感謝を。以下、本題のトポに於いて敬称は略す)

2000年に公開された八面山ボルダー。それから少しずつ新たな岩やエリアが開かれ、今なおも成長している。


イチイカシ林入口のボルダー群。

2019年にサモハンにより「いぶき v8」などが登られその後すぐに公開。
初登から3年近く経った今でもくっきりとチョーク跡が見られる、というよりホールドにチョークが積もっているほど。人気具合が伺える。

今回はいぶきの下にあるハングの情報。
ということでまずはいぶきの情報を今一度おさらい

(掲載許可いただきました。)

箭山のハングは、いぶきの岩から緩やかな崖を見下ろせば確認できる。マットはなければ徒歩1分程度。

2021年12月31日 左のライン「箭山のハング」(松井初登)。
2022年1月31日 バリエーションの右抜け「YAYAMAgioia」(田嶋初登)

以下、その詳細。
自己責任の上でのトライを。上部の若干の脆さ、段差のあるランディング、後ろの石に気をつけたい。

八面山の山中に点在する無数のボルダー。その多くが傾斜80〜120°。稀にある傾斜の強いものの大半はバルジ状になっている(※公開されているエリアに関して)。

箭山のハングはこの地に珍しい一枚ものの前傾壁。

この地を愛する方々へ、また新たに素晴らしい体験ができるよう願い…。

 

湯ノ釣上流ルーフ大破

湯ノ釣最難課題のある上流ルーフ。

課題数は3本と少なめでしたがどのラインも濃ゆく、通っている人も居りました。

近年続いた水害、特に玖珠川岩場大崩壊を起こした2020年豪雨においても物ともせずそこの佇んだ姿は圧巻でしたが…。

復興工事にて、大破。

新市の村橋の安全確保のため、仕方ないですね。

ということでトポ24p〜の上流エリアは消滅です。

天象v12、鬱金v12、ザクロv11に通った日々が懐かしいものです。

現在 湯ノ釣のトポは完売しております。変化も多いので来期にむけデータ再編中。合わせて周辺のエリアも一つ付け加えたいと思っております。

しばしお待ちくださいませ。

climbheads BigBed+

ボルダリングマットは消耗品だ、大体1年程でダメになる。
毎年、大体旬のマットを買っていた。


2019年3月
趣味の岩登りくらいはテンションあがるものを使いたいと、少しだけ高級なマットを買った。

climbheads 「big bed+」

それから色々なところへ行った。遠征もほぼこいつと共に。

アプローチが長い岩も、二分割できる片割れを車に置いて行けば気軽さに運べる。
また、ランディングに段差がある場合でもうまくハマりやすい。

広さも大型マット並、ハイボールだってこの弾力であれば安心して落ちれる。

使い初めてもう時期3年。
ふと思う、
ボルダリングマットは消耗品だ。

買い替えを考えねば。ただ、いまだ底着きを感じたことはない。
ハイボールはそろそろ怖いがまだまだ使える。
というより愛着もあるのでもう少し使っていたい。

メーカー主様に連絡。メンテナンスを快く引き受けてくれた。

ということで一旦はお別れ。
もう少し共に過ごせそうでよかった。