「RockPath」カテゴリーアーカイブ

雨上がりの富川渓谷

諫早出張の日、強い雨にやられた。
翌日最寄りの岩で登ろうと考えていたので少し落胆。

その日の朝、数日間降り続いた雨が止んだ。行くだけ行ってみる。

富川渓谷

諫早からわずか30分、なんて近いんだ。もちろん岩は濡れていた。せっかくなので散歩。面白そうな岩が良い感じに散らばっていた。


翌週

出張以来ずっと雨が降っていた。乾いていない気がしたものの少しでも触れることを期待し、仲間を連れ出発。

出鼻を挫かれた。

違和感を感じ高速に入る前にタイヤを確認するとパンクしていた。


結局、正午を大幅に過ぎた頃に到着。
日暮れまでそんなに時間はなかったものの、未知なる岩に触れるだけで楽しい。
現地にてローカルクライマーにラインを教えてもらった。

目的の岩は流石に濡れていた。1日雨が降らない程度で乾く雨量ではなかった。
濡れた岩を楽しむ。

目的のひとつだった竜骨の横のフェイスを。
岩の付け根(竜骨スタート付近)とカンテはぐっちょ、その間のフェイスパートにへばりつく。

短時間だったものの全ての動きは解決できたので、次こそは良い時に再訪したい。
また。

長崎諫早「ARクライミング」出張セット

8月中旬、長崎諫早出張
ARクライミングスタジオでお仕事でした

ホールド全面チェンジでのお仕事でもあったのですが、

長崎県内5つのジムのツアーセッションイベント
「Numbars8」
のセットでもありました!

九州西部ではもうおなじみのイベント、
せっかくなので簡単に説明すると

2021年コロナ禍において長崎のクライマーを盛り上げようというコンセプトで開始されたツアーセッションイベント。

各5ジム持ち回りで期間内(約40日)の2時間25課題をセルフジャッジセッション式コンペ!
今回のARは2022シーズン第3戦!!!

(課題は9月25日まで)

各課題事前にコンセプトが決まっており、セッターも大人数。いろいろなタイプの課題を楽しめるはず。

イベント参加は近県の方のみとなってますが課題は自由に触れると思いますので、時間決めて気分だけでも!!!
近く(富川ボルダーなど笑)お立ち寄りの際は常設課題とともにお楽しみいただけたらとー

では引き続きお楽しみいただければ幸いです。
運営スタッフの皆様、ARスタッフのみなさまありがとうございました☺︎

 

 

玖珠川ボルダーガイドvol.6 先行発刊予約

シーズン前に玖珠川再編しました。

玖珠川ボルダリングガイド vol.6

  • フルカラー47ページ    ¥1,200-

9月中旬にJoywall店頭にて先行販売します。
※トラブル防止につきネット販売や発送等は対応できません。

※先行ということで今から店頭にて予約受付開始いたします。
他の予約方法はJoywallメッセンジャー(“インスタのみ”フォロー後にお願いします)にて、フルネーム、所属ジムをお知らせくださいませ。

※追記: Facebookやお店のメールでは受付しておりませんのでよろしくお願いします。時期を見て一般告知もしますのでそれまでお待ちください。

湯ノ釣エリア全域
2021年発刊vol.5では省略した課題の復旧や新課題の追加。
グレード改定をしております。

天ヶ瀬エリア追加
過去冊子での紹介はなされていなかった天ヶ瀬エリア掲載。本来は上流 ジャンキーなどの高難度も載せる予定でしたがギリギリのところで工事により大破。メインエリアの40課題となりました。

 

マリーゴールド初登、そして

美しい森の中に聳えるバルジ。
夏の間にしばらく通い、秋に登ったダリア。

dahlia 初登

孤高の岩Dahlia初登

そのトライの帰りにやっていた綺麗なフェイス。
このフェイスも実によかったのだけど、ダリアが登れてからはめっきり来ることがなくなった。


3年が経過したとある夏の日の出張帰り。

前日に降った酷い雨のせいで目当ての岩に振られ続け、流れに流れこの地まで。
改めて可能性はどうかと見上げたフェイス。

やはり美しくも成っている気がした。そしてなんと岩は乾いていた。ならばやるべきだと。


スパッと切れおちた綺麗なフェイス、背伸びしてギリギリ届く位置にあるポケットから離陸。見上げればひとつだけ空いたポケット。そんなものを必死に狙う。

夕方の店番までには帰らねばならない。
届きそうにない気もしたけど…短期集中。

時間がないことが返って良かったのかもしれない。

マリーゴールド v11 fa (2022/8/2)

スタートの真下にもいくつかポケットが空いており、ロースタートの可能性も感じたが一切触る時間はなく撤収。


その後…標高1000mの涼しさが忘れられず、この夏さらに2度ほど訪れた。

初日のマリーゴールドを登った日はどうやらコンディションが良かったらしく、他の日はずっと湿気っていた。

マリーゴールドの再登もならず、本当に登ったのだろうか?というくらい難しく感じた。それでも下部のシーケンスは全て解析し終え次に繋げた。

またいい季節に。

            マリーゴールド動画                   

河俣川 「陽と陰」

時折SNSから流れてくる河俣川の投稿。
面白そうな課題の奥に見えるごっついハング。

どうなっているんだろうか?

斜面に沿うように存在し空間は狭そうだ、登るほどのスペースはあるのか?ホールドは?

7月4日

昼前に起き空を見る、曇り。
台風が来るというがまだ降っていない。

翌日からは熊本で仕事。
台風の進路によっては移動に支障を来しそうだったので前日入りしておくことに。

となると行くしかないでしょう、河俣川。


春の終わり、八代のクライミングジム「CRACKER」オーナーにトポをもらう。さらにありがたいことに時間が合えば案内するよと言ってくれた。

流石に今回は前日の雨もあり、付き合ってもらうには条件が悪すぎたので単独で行くことに。

14時過ぎに到着。

トポも整備も丁寧で迷うことなく河原に着く。するとずっと気になっていたハングが正面に見えた。

絶対に面白いやつだ。

岩に触れる。降っていたはずなのに何故だか乾いている。とても乾きが良い。せっかくなので少しだけ登る。

灼熱カンテ/shade/sunny/灼熱の太陽など、どの課題も面白かった。

ずっと気になっていたハング内はどうか?
登るだけの空間はある、ホールドもある。

ということでTさんに確認。すぐに快い返信、頑張ろうと気合いが入った。

直登は今夏じゃない感じ。ということでshade/sunnyの方に抜けるラインを。

登れそうだと思いはじめた頃、ホールドがぶっ飛んで振り出しに。開拓なんてこんなもんだ。

15時過ぎ、激しい夕立ちにあう。
あと少しで登れそうだっただけに残念。

ハングの下で雨宿り。

雨脚強くハング内もすぐに滴りだし居場所がなくなってきた。急いで荷物を片付け車までダッシュ。バタバタ着替えて暖をとった。

コンビニまで降りビジネスホテル確保がてら台風の進路を確認。
何と1時間後に雨雲が一旦消える予報。

ダメもと待ってみることにした。するとまさしく雨は止んだ。

岩に戻る。
染み出しは酷かったものの日没までに乾く可能性を信じ待った。


「陽と陰 三段」初登

多くの岩は見れなかったがポテンシャルは十分感じ取れた。また次回天気の良い日に。
良い1日だった。Tさんにスペシャルな感謝を。