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大分出張(サニーサイド2周年、裏側から)

前書き

出張の話はポップに書きたいのでjoyのブログにあげてますが、今回は長くなりそうなので、私個人のブログで?

そう、ここを見てくれている方はご存知かと思いますが3日間の大分出張でした。

イベント準備(初日、2日目)

大分では、毎年2大イベントが行われています。

ひとつは岩場でのボルダリング活動メインの組織「OBA」主催のエリア公開イベント。

もう一つが、「大分県山岳連盟主催」室内での競技会 及びお祭り的立ち位置のメジロンカップ。

今年はやはり状況が悪く二つとも中止…

ということで、大分を少しでも盛り上げたい、できる範囲でやりたい、ということでジム主催でサニーサイド2周年イベントが行われることに(たぶんそんな感じ。)

大分入り初日と2日目はイベント準備。もちろん私はクライミングに関することしかできないので、セットを頑張りました。

いつものメジロンカップセットメンバーならもう一人いるはずだけど、どうやら彼はスイスで雪だるまになっているようなので今回は3人+サポートの方々で。

シ○ミズ含めいつもみなさまありがとうございます。

2日目の夕方には無事セット終了。

今回は、子どもたちのコンペ経験のためでもなく、競技メインにするわけでもなかったので、シビアなさじ加減は要求されず。

より多くの課題を楽しんでもらえるようなフォーマットだったので、私自身好きな課題を準備させてもらいました。

脱線しますが、全43課題残りますのでコンペ後も楽しんでもらえたら嬉しいです。とくに岩登りが大好きな方々へ。

じゃらし工房ブース設置

イベント当日、久留米絣のチョークバックをつくっている「じゃらし工房」のブースを出して良いと言われていたので、夜に設営。手伝ったもらった挙句、いち早く見てもらえました!

説明下手でホントすみません?

イベント当日

こんな状況なのでイベント前日、前々日にはキャンセルの連絡が。。。

その度に泣きそうな顔したオーナーが。こんな可愛らしい一面もあるんですね。

(みんな苦渋の判断だったと思います。来れる方々に感謝、来れなかった方々にも、少しでも空気感を伝染できるよう全力で復旧をしました。)

時間通りにサニーサイドに到着すると、すでにクライマーたちが。この時点で私も少し安心。

入口に入るとまさかの検温、体温の高い私、引っ掛かったら帰らねばならないのだろうかと一瞬戸惑ったけど無事通過。

今回は大人たちのイベントなので子どもらはいないはずですが、

なんとジャッジで手伝ってくれました。ジャッジを通して学ぶことはたくさんあるので、良い経験となったのではないでしょか

かなりの長時間、みんな頑張りました!!!今回は間違いなく100点?

スピードクライミングやランジ大会も大盛り上がり?

もちろん私の管轄、普通のクライミングも、今回は限りなく成功したと思っています。

若干この方の存在に頼った感はありますが?いつもありがとうございます。

イベントの細かい話や盛り上がりは参加された方や、メインの方々が書くの思うので私はこんなところで。

もちろん故障も怪我も0、ホント大成功だったと思います。

じゃらし工房当日

ほぼほぼブースを空けてしまい、ごめんなさい?

かわりに接客していただいた知人たちにスペシャル感謝

注文していただいた方々もありがとうございます、責任持って伝えさせていただきます。

イベントの協賛のじゃんけんでは!まさかの。。。ありがとうございました?

終わりに

閉会式の挨拶が短いと、オーナーに悪態つかれましたが、、、

イベント自体が大成功の分、私の長話で余韻モードに入ってはならなかったのです。

大成功のまま繋がねば、そう!閉会式後にサプライズが。

オーナーじゅ○ちゃん、つ○ぽんさん結婚おめでとうございます。

私自身、全くそういうのに気付かない男なので聞かされた時は衝撃的でしたが、準備から3日間過ごさせてもらい、なんて完璧なバランスなんだと、再度衝撃。

付き合いも長い分、サプライズではもらい泣きしてしまいそうでしたが、何より皆に愛されているのを感じさせられたひと時で、幸せのお裾分けをいただきました。

サニーサイドも、クライミングジムとしての濃ゆさも増すように思います。

二人の幸せはもちろん、この大分という地で、このままますますクライミングが盛り上がりますよう。

また、みなさまそれぞれが良きクライミングができますよう。残った課題群も役立ててもらえたら幸いです。

みなさまありがとうございました?

一宮もそのうち〜

追伸、

書きたいことが多すぎて、読み手側の心を置き去りにした文書に。。。ごめんなさい。とても楽しかったのです。

何度も書きますが、残った課題もかなり気合い入ってます。なくなる前に全部味わい尽くしてくださいませ?

 

11/24,26ヨダカ岩(その後)

10月29日に本命となるよだかの岩のメインラインを登り、ひと段落。あとは余韻に浸りながらちょこちょこやろうと。

11月24日 道中酷い雨にあった。当然エリアもビチャビチャ。

やりたかった岩のキーホールドも濡れていた。

仕方なく整備や探索。最奥にバカでかい岩があった。初日にkさんに案内いただいたはずなのだが、記憶漏れ。

でかい岩にラインを見出すのは結構大変。一箇所でもブランクセクションがあれば、そこをかわすようラインどらねばならない。可能性を見出すにはそれなりに労力と時間を要する。時間がないので今回はパス。

中途半端に時間があまったので、隙間時間用にストックしていたprojectをやる。

よだかの星のスタートから左のクラックを辿りコグマザに抜ける。

テケテケダンス v7/初段

次、綺麗に掃除されたピアノ岩。白い岩肌に夕陽があたり、辺り一面オレンジ色に染まる光景はとても美しかった。

フェイス中央には残念ながらホールドがない。仕方なく右にトラバースし、カンテ手前をダイナミックに登る。

Moveができた頃には陽も隠れ、寂しげな空気が漂っていた。

もうじき暗闇に埋もれる。その前に見切りをつけようと思ったが運良く登りきることができた。

Fugue G minor v9/二段

 

11月26日

先日見た巨石を掃除することに。岩の周りの藪をざっと処理し、下のがれ場を落ち着かせ、岩の上にまわりロープを垂らす。

昼過ぎから岩自体の掃除、いくつかの可能性に気づけた。

にせよ道筋遠く、、、これはかなり時間がかかりそうだ。18時より店番に戻らねばならなかったので30分だけトライしてみる。

思ったより難しく、少し安心した。撤収。

 

11/19岩(結論冬を待つ)

11月19日 午後から雨予報。いつも行くエリアは当然降られると帰りが怖い。気分転換も兼ねてはじまりの森へ。

木枯らし的強風こそ心地良かったが暑すぎた。思い返せば最近涼しいエリアにしか行っていなかった。

気温26℃。着手しているprojectはどれも指先の保持が要求されるものばかり。メインとなるprojectのホールドを触ってみるも感触がとても悪く、トライする気になれなかった。

放置していたチョコレートタワーダイレクトをやる。

正午過ぎ、2時間かけてようやくmoveができた。

v9くらいだと思っていたが、極めて悪く感じた。というのも、外傾したカチだのスローパーピンチだのがポコポコとすっぽ抜ける。

この時点でやめておけばいいのに、ついついムキになってしまった。。。

15時まで打ち込むも良いトライなく敗退。

冬、メインプロジェクトをやる前のアップで登ろう。悔しい。

11/12岩 (絶望のカフカp)

11月12日

ひさびさの玖珠川。せっかくつくったアプローチの下の崩落が広がっていた。。。

アプローチを若干変更しつくりなおす。まだまだ落ち着かないようだ。

昼過ぎ登り出し。気候も良くなった。腰もかなり回復してきたところで今季のメインprojectになるであろうカフカpに対峙してみた。

下部は夏明けの粗方わかったので上部。

結論、かなり悪い。上部はなんとかなるだろうという見込みだったので少しショック。

リップが思ったよりたるく、しかもランジになるだろう…。

高さもそこそこに…ランディングが悪い。若干心折られた。今季やめようかなと。。。

とりあえず他の岩をやる。

前回登り損ねていた ジェミニの右抜け。

ジェミニライト v9

右のフックが極めて渋く左足カキコミに頼っていたが、潔く流して体勢を整えたら決まった。

四足獣 グレード不明

ランディングがかなり悪いもののラインは格好良い。

撤収。

竜体山 龍ノ門

竜体山 遊歩道エリアに向かう途中にある巨石、原田フェイス(竜門岩)。
この地でのクライミングはこの岩からはじまった。

2003年 原田氏 大内氏によりトップロープで登られる。
2004年 原田氏に案内されボルダーとして登った。

当時は今ほど厚いマットはなく、リップはたるい。落ちる可能性を感じながらこなしたマントル、もう2度としたくないと思った。

側面と正面左にはいくつかのラインができたものの、右側はホールドがなく「勿体ないフェイス」と認定。

 

とある日、遊歩道エリアに向かう途中に勿体ないフェイスを眺めるとラインが見えた。

思えば、当時はマット自体が貧弱で真下にある側溝に落ちる恐怖心から、登る対象として見れていなかったように思う。

 

2020年夏 取り付いてみる、大いに可能性を感じた。中間部に2本指しか掛からない際どいカチがある。その保持が全く出来ず。季節が良くなればどう感じるだろうか?

夏の終わりに再訪、カチを捉えるところまでは成功。

11月5日
カチをとめるまでに苦戦。一度とまりだすとその後は安定、保持感もそれなりに良い。

次の一手を探ること1時間。結局、夏の終わりに起こした捨身moveが一番良かった。

過去の経験上、上部の脆さが気になる。悩んだ末、ロープに下がって掃除することに。案の定、いくつかのホールドは体重をかけるだけで欠損。

上部は、ホールドの脆さや内容的に、ボルダリングというよりもフリーソロに近い感じがした。
少しだけリハーサルをする。湿気ていたこともあり最上部が悪く感じた。5.11aくらいだろうか。

後ろの電線が気がかりで、絶対に落ちたくない。

13時過ぎ、無事に登ることができた。

龍ノ門 v11 (三/四段)

下部のボルダリング要素全快の内容と、上部のフリーソロ的内容。その相対に若干の違和感があるけれど、岩登りなんてそんな都合よくできないものだろうと。

岩とライン自体はかなり格好良いと思う。

2004年当時の記憶はほぼほぼないものの、原田さんとこの岩をやったときの情景は微かに残る。

オンサイトでボルダーとしてこの岩をやっていたと考えると、当時の方がはるかに攻めていたように思う。。。

側面のラインと合わせ整理が終わったら、アップしたい。
いち早くやりたい方は下記注意事項に目を通しておいてもらえたらと。

(注意事項)

・通行の妨げにならぬよう
・上部は非常に脆いので、万が一を考えたmove選定を。※電線にも要注意
・上部突入時車が通ると非常にやばい。私が書くのもおかしいけれど、スポット及びマットをずらす役割のサポーター導入推奨。サポーターは車の気配を感じたら、クライマーに対してトライを待つよう促してもらえたらと。
・とてもよく目立つので地元の方からよく声をかけられます。明るくボルダリングの説明をしましょう!
・すぐ上の岩は、岩の上に御神体があります。また、斜面を上がれば神域、踏み込まぬようよろしくお願いします。

他、状況は変化しやすい岩だと思うので、blogチェックいただければ。