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1/1 安全祈願と雪の中の初登り

2021年1月1日

雪の日が続く。岩に行く予定も中止。

せっかくの機会なので今年の安全祈願を兼ねて竜体山の最奥、愛宕神社まで歩くことに。

今年もみなさまご安全に。

軽く雪積もる山道を楽しんだ後、竜玉岩によってみると関東の友人がheavenly days v12/四段 をやっているじゃないか。

下部を安定して抜けるも、、、まぁ濡れているよね。。。

ここでは遊べそうもないので、移動しまだやっていなかった岩を一緒にやることに。

あまりコンディションも良くなかったので30分ほどで切り上げ。

楽しい初登りとなりました。

12/21表八(botchさんと)

12月21日

Botchさんの腰も順調に回復しているらしく、急遽八面山の表側を案内してもらえることとなった。

八面山、最近はやりたい岩がなく遠のいていたものの、高校/大学時代はかなりの頻度で通った。

正午あたりから活動開始。

日暮れ寸前までがっつり登らせてもらった。とはいえ久々会ったbotchさんにテンションあがり、ついつい話し込んでしまう。

最近好天が続き、指かわがない状態でスタートしたのでそれくらいが丁度良かったのかもしれない。

Botchさん自体、このエリアに来るのは久々だったようでアプローチや岩は丁度良く荒れていた。昔登られた岩を掘り起こす感じが楽しい。

日暮れ寸前に辿り着いた、氏の渾身の一本「素戔嗚」。それを筆頭に面白そうな岩が広範囲に点在している。

現時点でも、今ある課題は凄く良く、さらにはポツポツあるprojectも課題になればエリアの華になると思う。

↑唯一登れた super cell 暫定v9〜v10 (シバジュン氏fa)

 

この地はメインクラスの岩が幾つも点在する。

ただ、メインクラスの岩はどいつも森を理解できねば辿りつかないような位置に在った。

探すこと、登るまでの準備すること、登ること、まとめること…

活動に際し要求させる時間と力を想像するだけで半端ない。好きでやっていたとしても尋常じゃない。

これまで私も随分と岩に通った。けれどそんな比じゃないような気がした。

公開を想うと果てしない道のり。登ること以外は苦手だけど、私も少しだけ道を広げたらなと思う。

私の活動拠点、ヨダカが雪と寒さで閉ざされたのでしばらく活動全振りするかもしれない。

百年の夜明け、存在確認

筑後川から三隈川(玖珠川下流)の変わり目に位置する「夜明ボルダー」

2017年豪雨の際、堰のトラブルにより姿を現した。

トポは連載雑誌RockClimbing005に経緯とともに書かせていただいた。(現在休刊しており、トポ入手は困難だと思われるので機になる方は連絡くださいませ。)

リンク

結局、この岩が陸上に存在したのはわずか3ヶ月ほど…

2017年11月には再び川の中に戻った。もしかしたら数十年後また登れることもあるかもしれない…と。

2020年豪雨 玖珠川ボルダリングエリア崩壊

 

2020年7月、北部九州に甚大な被害をもたらした豪雨。玖珠川に存在するボルダリングエリアも例外なく影響を受けた。

いくつかのエリアは完全に壊滅。

下流域に在るこの岩もずっと気になっていたが、如何せん川底にあっては確認しようがない。

 

2020年12月17日

通りがかりにふと脇を通ると、三隈川の水位が低い。これはと思い川を眺めると、水上にはボートが浮かび、何かしらの調査を行なっていた。

夜明ボルダーの安否を確認すべく対岸の高台から見てみる。

なんと、、、在るではないか!

後ろの岩も無事存在している模様。よくみると、どうもクラックが一箇所入ったように見えるがどちらにせよ取り付くのは厳しそうだ。

ひとまずは無事で良かった。

またいつの日か災害以外の要因で登れる日が来るといいなと思う。

もしかしたら今日のように、調査や工事を理由に堰が開放されるかもしれない。。。

 

竜体山遊歩道エリア連絡(メッセージ)

(竜体山遊歩道エリア連絡事項)

追記 同日 21:00 up

予定通り、子どもの落書きでした!!!苔の落ちた岩は壮大なキャンバス?
キケンの文言が多数あったことに、みなさま警戒?連絡ありがとうございます。

いやーーよかったです。

12/15 18:00up

昨日と今日、知人ら数名よりエリア異変の連絡をもらいました。
(連絡誠にありがとうございます、活きた情報が手に入るのは本当にありがたいです。)

悩みましたが、複数人から連絡がありましたので、多少たり影響があると考え投稿したいと思います。

sns上での拡散はまだせぬよう、身内に内情を知る方がいればお知らせください。

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竜玉岩南面から西面にかけて、広範囲で落書きもしくはメッセージあり。12月13日(日)だと思われます。

↑北面

過去にも竜玉の上に怪文書が残されるという騒動がありましたが、それは予測通りクライマーの子どもの落書きでした。

その際、必要以上に大事になったので今回は詳細がわかるまでは拡散を控えるようお願いしたい次第です。

なぜ投稿したかというと、結構目立つ範囲でメッセージが残されているからです。

岩を前に驚く方も多いかと思い、その際不本意な拡散がなされた結果歪みあい勃発……等、そんな事態を避たいと意味で投稿させてもらいました。

警告でない限りここはクライマー以外訪れることはないでしょう。
気になる文字もあったので一応警告の可能性も考え、ローカルに連絡してみたところ、やはり心当たりはないようで…

もし最近訪れた方がおり、情報があればお知らせ願えたら幸いです。

きっと色々配慮いただき、そのまま残っているようですが写真等はいただいたので、気になる方は清掃いただいて構いません。

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何か進展があれば続投したいと思います。特に何も影響がないようであれば、このまま時に流したいと思います。

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暗い話なのか、摩訶不思議な話なのか、ジャンルはイマイチわかりませんが明るい話ではないようです。

できる限り明るい話を届けたいのですが…

寒波が落ち着き、また心地よい竜体で良きクライミングができますように?

 

 

12月7日 岩(銀)

12月7日

大分出張の翌日ということもあり、疲労困憊。指かわもほぼなかったので回復に専念することにした。

ということで近場の岩でまったりと。

狙うは傾いた岩盤の上にあるフェイスライン。

暑い日に一度やったが着地にびびって突っ込みきれなかった。フェイス上部にホールドがなく、リップへの一手がダイナミックになってしまう。

この日、コンディションは抜群だけど怖いものは怖い。左手はそこそこかかりの良いスロット状カチ。

ふと掌を返してみると、これがヒット。閃きは大事だ。

銀 v8(初/二段)

夕陽があたり煌めく岩盤が美しかった。

いい加減このエリアでの活動を終わらせるべく、対岸の小岩をトポ化しようと思っていたが、渡るポイントが消滅していた。こうなると大回りしなくてはならない。

ふと我にかえる、今日の目的はレストだ。とりあえず充実感も得られたので、撤収することにした。