「RockPath」カテゴリーアーカイブ

北の街のゲレンデ

街に囲われた山の上にあるゲレンデにて。

〈 9月30日 〉

26日に左足親指の骨をやってしまいどうかと思ったが、固定したらなんとかドローン2.0が履けることがわかり決行した。リードなら多分大丈夫。

*

山麓で先駆者らと合流しゴンドラに乗り込む。街のど真ん中に聳えるだけあって景色が素晴らしかった。

歩きなしで山頂に着き岩場まで下る。斜面を歩くとやはり痛い。こんなんで登れるのかと少し不安になったが意外とクライミングは大丈夫だった。

アップを済ませとりあえず5.12bまで登りprojectを紹介してもらった。私好みのハングで粗方シーケンスはできたが大核心が左足踏み込み。正直今の私では可能かどうか判断できなかった。

自己管理能力が原因でこの日のクライミングはイマイチだったけれど、それでもやっぱり岩での一日は良く日暮れまで楽しませてもらった。今季中に万全な状態でもう一度向き合いたい。

爛々咲華

峡谷のなか美しい植生に埋もれた巨石。
様々なprojectを終えたタイミングで改めて見上げるとやっぱり魅力的。

〈 9月26日 〉

下部は見立て通りスローピーな棚へのランジが気持ちよかった。
蔦に覆われた上部も良い感じで凹角が続き、意気揚々とロープに下がり掃除開始。
すると……まさかのホールド見当たらず。

「ウソだろ。。。」

下部が完璧なだけに落胆した。
しかも掃除の合間にもっこりとしたリップの蔦を剥がすと祠とお地蔵さんが出てきた。。。

色々想定外すぎる。

すぐにやすさんに連絡すると、特に問題なく登って良いようなので祠も併せて掃除し直す。

(とういかどうやってここに祀ったんだ?)

*
上部はなんとか凹角右のカンテにラインを見出し時間ギリギリで登りきった。

爛々咲華

18時から店番。慌てて撤収準備をしていると踏み込んだ崖が崩れ、つま先に大石が転がってきた。
パキッという音と共に激痛が走る。これはやばいと思ったが痛みがひどくなる前に撤収しようと淡々と片付けを済ませ車を走らせた。

*

結局親指の骨を軽くやってしまったが良い岩が登れたあとで良かった。

 

833WALLにて

ー 833WALLにて ー

長崎県のボルダージム 「833wall」にて
二日間ルートセット
全面チェンジ、全52本

メンバーはYouTuberらぼのボウズとソーヤの3人
もう何が起こるか未知数。

先日のめじろんとは違い、今回はイベントのためのセットではなくレギュラー(常設)セット。
なのでセットコンセプトも変わります!

めじろんは、コンペ中の最高を生み出すセット。
今回は日々の中でじっくり長く楽しんでもらえるようのセット、上達のために反復してもらえるよう意識したセット。

もちろん翌日のプチコンペでも使われましたが、真価を発揮するのは日々のクライミングにおいて、ではないかと思います。

じっくりゆっくり楽しんでもらえたら幸いです。

このメンバー構成に不安そうにしていたソーヤでしたが、結局一番暴走していたのはソーヤ。
彼が1本目に作った白がヤバすぎて私はかえって冷静になりました。

結果、いろんなバリエーションの課題が揃ったと思います。
1月までは全課題残るようですので年末年始でもタイミングあえばお楽しみいただけたら!

動画はゆうちゅうばー らぼのボウズが早くもアップ!!!

めじろん8

九州最大の草コンペ「めじろんカップ」

年々規模が大きくなり準備は熾烈を極める。あまりの険しさに名ばかりながらチーフとして、セッターとして関わるにも来年が最後だろうと感じていた去年。


[ めじろん7からめじろん8へ ]

 

最高潮に盛り上がった反面、反省点も多かった去年。

改善すべく1年かけてジュリやソーヤを筆頭に大分チームが準備をしていたのを知っていた。草コンペならではの盛り上がりや楽しさを準備したり巷に浸透するようsnsでの発信を見ていた。

めじろん8の前月にはフォーマットも送られてきて気になっていた点は解消されたように思えた。
私の出番ももうないなと感じ、私自身のスケジュールもカツカツだし行けない故を伝えた。

***

11月になりまさかの「 めじろん8 」日程変更。
行けるようになってしまった。準備という死闘に耐えれるのか?心配になったが受ける以上は全力でやる。

***

めじろんカップ は私が知りうるなかで最高の草コンペだ。

それをつくるにはなにが大事なのか?

反省点を潰す、はたしてそれは大事なことなのか?
「そつなく仕事をこなす」という守りが生むのは予定調和。私は予定調和が大嫌いだ。

今年は0の精神で、手伝ってくれるスタッフと一緒に”今回の”参加者を想い準備したいという私の気持ちを共有し準備に臨んだ。

一宮やソーヤはもちろんの事、九州の若手セッターといえば必ず名前の上がる旬なヒビキ。一年がきっとみんなを育てている。

流行や競技性や運営性、そういうしがらみに捉われず、純粋に1年を出せるセットをしてほしいと願い、課題のテイストには一切発言しないでいようと決めた今年。

途中、キーホルダーのクマが壁につくという恐ろしい出来事やコーディネーションが一本もないという事態など想像を超えてくることがたくさん起きた。準備の2日とも日を跨ぎ体力も底をついていた。こりゃ来年はもう無理だなんて思いながらなんとか当日を迎えた。


[ 有終の美 ]

12月15日 /めじろん8

眠すぎてもう記憶にあまりない。
頭が働かなすぎてあまりみんなと話が出来なかった。きっとコミュニケーションは不十分だっただろう。だけどそういうのは関係なく会場は盛り上がった。


18時、全てが終わる。

細かい反省点はあったが考えうる最高の草コンペが行えたと思う。私たちセッターがいて大切なスタッフたちがいて、でもそれだけではイベントは作れず、最高に楽しんでくれる参加者がいて最高の草コンペが出来上がる。

最高と思えた草コンペに、最高の運営チームの一員として最大限尽力し関われたことに
心の底から感謝したい。

皆さんありがとうございました。

課題は復旧に残ったスタッフ陣の力もあり全て残るようだ。是非とも日本のどのジムにもないめじろんのために用意された課題群を体験してほしい。

めじろん8、おわり。

こいろ店番ありがと

美猴王

2024年梅雨、コング岩へ。

やすさんに連れられ共に可能性を見た。それから2週後、溜まった土を落とし雨雲の合間をついて左の道筋を探った。

リップへの一手が恐ろしく。飛び出せる余裕はあるが、もしリップを保持し損なえば後ろの杉の木にぶつかった挙句斜面に落とされそうで…

距離を出せなかった。

*

9月24日

残暑とも呼べない本格的な暑さが続いていたけれど最近の登りに調子付き向かう。マットを担ぎ急峻を20分登る。涼しければ丁度良いアップなのかもしれないけれど今は苦行だ。

岩の前でしばらく休み、一手(心)を決めるために準備をはじめる。
少しだけ湿気た岩、リップにチョークをまぶすためにまわり込む。やっぱりほんのりタルそうに見え印象が悪い。リップがスローパーだったとしても着地に備え一瞬は抑えたい。覚悟を作るために1時間を費やしいざ。

〈 美猴王 〉

届けば止まる、そんなリップではなかったけれど一応ガバの部類に入る保持感だった。にせよ無警戒にとべばきっと弾かれていただろう。

しばらく休み右の道筋を。こちらは美猴王と変わりパズル要素が強い。コウタがもう少し大きくなったらみんなでセッションしても楽しそうだ。

山を降り河原に寄る。
対岸の岩がやはり魅力的で被った下部は二段〜三段ほどのダイナミックムーブが入りきっと面白くなる。上部は植物に覆われて未知数だけどこの岩質ならきっとホールドは豊富にあるだろう。そんな期待を裏切られるとも知らず再訪を楽しみに帰路へ。