「RockPath」カテゴリーアーカイブ

3月6日夕刻 具志頭にて

テンション高めで助手席から降りる。海を見ると大勢の人が。一瞬クライマーかと思ったがどうやら違うようだ。水際で遊ぶ家族やカップル、子どもから大人まで。

そういえば日曜日だった。

3月7日 夕方 具志頭

開放的な海辺に生える巨大なキノコ状の岩。発達したホールド、琉球石灰岩といえど人気課題はもうテーピングは不要。

ウサギ岩、アラウンドザコーナーシリーズを駆け抜けた。実はラインがよくわかっていなかったのでみんなでセッションできて良かった。

アラウンド・ザ・コーナーⅢ 二段

その後、ずっとやりたかったナーベーラー三段 。
ホールドが極めてシャープ、下手したら即効で指皮終わりそうだ。慎重に形作る。

早急に決めたかったが明瞭なシーケンスが見当たらず、色々できそうでかなり悩んだ。意を決してシーケンスを決める、そして狙う。一発で登りきりたかったが、リップ取りで失敗。そのトライで見事に指皮を裂いた。諦めきれず続けようともがいたが、裂けたところが激しく痛み敗退を決めた。

久々に勝負時を逃した。

陽はまだ落ちず。
奥で登るチームメンバーに合流しようろと海辺を歩く。ところどころでローカルが登っていた。せっかくなので面白そうなところでまぜてもらい適当に登った。

いつ来ても癒される海、具志頭。
もしかしたら、この海なら私とて登らずに1日過ごせるかもしれない。

 

 

沖縄 奥武山セット

この冬、相変わらずコロナの影響を受けていた。
ボルダリングをはじめようという人は少なく、出張予定も変更が続く。

楽しみにしていた「めじろんカップ」も出張4日前に中止の連絡。予想していたことなのだけど、ギリギリだったのでそれなりに落胆した。

Joyの営業案内と予定組み直し……
そんな矢先、枝村さんが沖縄での仕事をふってきてくれた。

奥武山公園
ボルダリング壁のメンテナンスとホールド配列の変更。余裕があればセットといった内容。

3月7〜8日で仕事。

公共ということでそこまで内容にふれなくともよいと思うので、日記用にざっと。

ホールド外しと配置変更、壁やホールドのダメージチェック、処理できるところは処理、折れたビスや痛んだボルトの対処などがメイン。合わせてグレードテープ4本ずつ、セッター二人でセット。
課題本数が多いので、課題群のバランス的にいくつかは締める余裕もあり。みっちりと。好きなホールドもあり、せっかくなので空間を意識できるように。

セット期間は酷い雨だった。ということで〆に掃除。ありがたいタイミングでの仕事依頼だった。

ドン・コルレオーネ

3月3日

渓流を歩く。掃除された無数の岩を見て、この日素敵なクライミングが出来ることを確信した。

休憩しながら登りはじめる準備をしていると…

「次、中流見にいきますよ」
「ん?(まだ在るの?)」

魅力的な小岩を横目にしばらく歩くと巨石が見えた。どうやら目当ての岩らしい。

山手から裏にまわると…
なんとも立派なハングが。

最も格好良い攻撃的なカンテライン、よく見るとまさかの弱点。これはやばい。完全なる一目惚れだった。

その後も幾つかの巨石を案内いただき、再び拠点へ。


久々の長距離運転で少し疲れた。ゆっくりと工藤さんが登った上流の課題で遊ぶ。

「フォーレンツリー v4」はとても良く、熟練度問わず全てのクライマーに愛されるであろう。

私が登っている間、工藤さんも1本初登。
時間の経過は早いもので、気付けばすでに15時30分。このまま上流で過ごしてもよかったが…どうしてもあの巨石が気になる。

ということで工藤さんと相談し中流へ。


水面に反射した光が巨石に刺さる。
日暮れまであとどれほどか?

大雑把に倒木を投げ込みランディングをつくる。すぐさまトライ開始。

ハング面は想像以上にダイナミックで強度高め。見栄えのする岩の格好良いライン、さらには動きも良いってなると……これはもう完璧。

登りたい。
上部の掃除をすべきリップにまわり込むが植生激しく拒まれた。仕方なくラインを見下す、まぁ何とかなるだろう。

意を決す、いざ行かん。そのトライでしっかり登ることができた。

リップ付近がドロドロで、その一点除けば至高の課題と言える。ということでいずれ掃除したい。

ドン・コルレオーネ ungraded

日暮れまでもう少し時間がありはしたものの、早めに地元のジムに辿り着きたかったので再訪を誓い撤収。工藤さん、案内ありがとう!

【動画】
フォーレンツリー 2級 ぺ(fa工藤)
ジャジャ丸ジャンプ 初/二段 ぺfa
ガマバックん 初段 工藤fa
なまず太夫 二段 ぺfa
ドン・コルレオーネ ぺfa

 

Utopia v11とハタタガミv11/12

まずはじめに先日アップした、
城島のハング2022年2月改定トポ
Blog クリックhttps://kurume.joywallclimbing.com/rockpath/mtyuhu/kijimahang2022/

※私が想像していた以上にユーザーがいる模様、ブラッシング、ゴミの忘れもの等より一層確認いただけたらと!

以下日記


2月14日

旅の帰り道、ふと立ち寄った城島のハング。なんと……ホールドが乾いている。あの頃はずっと濡れていたのになぜ今??

時すでに夕刻、できて1時間程度。車まで戻って準備するのも少し面倒臭い…
どうするか…?
今やらなかったらずっとやらない気がする。ということで、やる。

左端のproject。

中間部がハード、過去ずっと濡れていたスタート付近は実質初対面。時間がなかったのでざっと構成して短期集中。

運良く、開始早々感じ良いトライが舞い込み登りきる。

Utopia v11(三段+)


トポを作るにあたって、あまりラインをゴチャゴチャさせたくないので霹靂神(ハタタガミ)のスタートもUtopiaに合わせることに。

霹靂神(ハタタガミ) v11/12(三/四段)

グレードアップは必須だが結果的にこのラインが一番面白いと思う。

岩の上から落ちてくる水滴がマットとシューズを濡らす。それが嫌でトライ毎にマットを畳む。若干不快、それでも気持ち良く過ごせた。

日暮れまで時間があったので大好きな由布岳麓まで移動。開けた丘にあるやさしい岩を登りつつ夜を待った。

城島高原のハング2022版トポ

2016年に公開した城島のハング。

先日、左端のopen projectを登った。ついでなのでトポ再編、2016年初登のものもこれまでトライいただいた方からの意見を聞きグレード改定を行いたい。

★左端open project ▶︎ ユートピア v11(三段+)

★霹靂神 v11/12 (三/四段) …… わかりやすくスタート位置をユートピアに合わせ、グレードアップ。

★時をかけるオヤジ v9 ▶︎ v10(三段-)

【変化】
駐車スペースの道脇の広場が広くなっている。
林道は相変わらず降り口が分かりにくいようだ。

以下、更新分のトポ
引き続き安全にトライを。
では良きクライミングをー