「RockPath」カテゴリーアーカイブ

道中、跳ぶ跳ぶ

1月29日 広島(大竹)道中にて

雨上がりでも乾きの良い矢筈山(山口県)に立ち寄りジャンププロジェクトを。
予想通り今回も激ハマり。草刈りをしていたので邪魔になりたくなかったのだけど。

雪が酷くなりダメかと思ったけれど晴れ間の一瞬をつきリップを捉えることができた。

矢筈ジャンプ

https://youtu.be/361M4iiab5I?si=IpdO2hKxcScAbtdS

車を進ませ次もまた道中の河川の岩のランジプロジェクト。
前回結露で敗退していた。コンディションばちばちでこちらは一発でできた。

錦ジャンプ

https://youtu.be/KG7M3zBET5k?si=4VFw1SiAv53DuRvP

夜は今回依頼をくれたスプーキーにてセッションに混ぜてもらったりホールド外しを手伝ったり。

よだか、一宮大介と

ー1月27日 一宮大介と

雨が降り出す前にと山に入る。結局雨が降り出しても登り続けた。アホだなぁ。

冷やした身体を温めるべく近くの居酒屋へ。
大分でのvivo イベントを週末に控えた月曜日、良い1日だった。

#ジムと登術

一宮大介の登り。

ここ最近も「United 六段/瑞牆」や「末法 五段初登/笠置」などを登り勢いは相変わらず。成果ももちろんだけど彼の力強い登りに憧れる。

1日岩で一緒に過ごし勉強になった。溜めをつくらない力強い登り。

「踵を落としたまま腰を据え踏み込んでいく。」

なんでそんなことができるのかこの日1日ずっと疑問だったけれど…2月頭のサニーサイドで一緒セットした際、ようやく少し理解できた。

*
シューズ先端に囚われすぎないこと。自由に足を使い自由にシューズを使うということ。
踏みやすければ母趾球や土踏まずで置いてもいい。

踏み込み、ということを深く考えさせられた。

*

基本、溜めをつくりモーションを起こし登ってきたこれまでの私のスタイル。
そのスタイルの限界を突破できそうな兆し…。

無拍子の動き

距骨に体軸を持ってきて、(つま先踏み込み起点で動作をコントロールせず)、軸を保ったまま動作。これができないのはフィジカルが達していないのではなく、そう動こうとしていなかったんだと痛感。

一宮のクライミングは面白い。
ベアフットも面白い。

 

スティンキーの現在(2025)

【 スティンキー、接着されたフレークが落ちた現在 】

人気の課題となっていた「スティンキー1級」。2025年3月、キーとなるグルー(接着)されたフレークガバがとうとう完全に吹っ飛んだ。

結論から言うなら「スティンキー」は二段(v8/9)」に。「スティンキーダイレクト」は二段(v9)に格上げだと思う。

これまでガバだった場所の掌一つ分上に残ったサイドエッジはポジション決まらねば効かせきれずムーブは極めて繊細になったといえる。下部の強度考えると、スティンキーダイレクトの上部はグレード一つ変わるほどではないと思う。


〈スティンキー記〉

ー20数年前のことー
無線のメインボルダーの奥の茂みにもう一つ巨石が隠れていた。

いつからは細道ができ…
きっと誰もが見上げただろう。

いつからか中間部の浮いたフレークが接着剤で固められ…
そのグルー跡が特に目立って汚かった。

私もまだ二段というものが理解できていない頃、横のラインに恋焦がれ通い詰めた。その過程で登ったスティンキーというライン。由来は目立つ接着剤跡から。後に白水さんが先に登っていると聞いた。

〈現在、そしてかつてを想う〉

4月17日確認

グルーが剥がれ、残されたサイドエッジ。あるべき姿に戻ったように思う。ある種美しくスティンキーがスティンキーではなくなった。

グレードは二ランクほど上がったように思う。

もし当時、浮いたフレークが接着されていなかったら…きっと憧れる存在になっていただろう。当時やっていたどのラインにも劣らぬクオリティだと思う。

グレードに関しては八面山らしい二段だと思う、そして二段のボスといってもいい存在感。

きっと打ち込んでいた人は残念に思うと思うけれど…
いつかの目標にすべき風格、内容、ラインなりだと思う。私自身、二段が登れていない時期に出逢いたかった。

*

結果的にひとつのエピローグが追加されたスティンキー、
諦めるには勿体無いほどの岩だと思うの来る日をめがけ諦めずに気をもっていてほしい。

 

 

水牛蒡と龍宮


– appozero project –

アポゼロ側面の大トラバース。この広大な渡りには夢がある!

果てしなさそうでずっとやる気が起きなかったけれど昨年暮れに着手。後半パートの瘤鯛 三段を完成させた。

Day 2/1月14日

手数が多く、今回改めて一つ一つの動作を確認。瘤鯛パートもほぼ百発百中。

Day3/1月16日

10時から麓の地主さんのところで水牛蒡の袋詰めの手伝いを。
ということで夜明けとともに – appozero project – を。
集合時間前、最後のトライで登りきることができた。

ー龍宮 四段ー

夢を見終え、意気揚々と袋詰め作業に向かう。

エリアプレオープンの際、話を聞かせてくれたお礼がしたかったのだけど慣れない作業にかえって邪魔した感あり。。。おまけに大量に美味しい牛蒡までもらい。。。でも楽しかった。

軽く昼食を済ませ、昼からは美しい峡谷に聳えるハングを掃除して登った。

これが期待以上に良いラインで…
ロケーション、風貌もさることながら内容もよくこのグレード帯では過去トップクラスだと思う。

ー 風光絶佳 初段ー

少しだけ時間は残っていたけれど、目標のprojectが登れ、地主さんの手伝いができ(ジャマなっていた気がするのでもはや自己満足かもしれないけど)、おまけに菊池というロケーションを一本に詰め込んだ素敵ラインを登ることができ、大大大満足。

まだまだやりたいことが沢山の菊池、また。

 

 

#joywallrocknavi #kikuchiboulder
#climbing #bouldering

ココペリ2025!

じっぺぶらり旅(福山編)
ココペリセット/2025年4月

遠方でのお仕事、福山(広島)にてルートセット!
今回はマンスリーウォールと特別営業壁の二本立て。

「特別営業壁」

普段は未開放の奥のエリア。通常営業壁と同じくらいの壁面積があるので。。。
もちろんセットも能力全開で挑みます。

全29本。

なんとゴールデンウィーク明けまで開放されるようです、ココペリ満喫するなら今でしょ。セット前日に行ったユース強化練習の課題も4本残していますので引き続きどうぞ!

「マンスリーウォール」

マンスリーウォール!といってもかなり贅沢な広さでの40課題、セッターはいつものコロちゃん、稲垣さん、オーナー。ボリュームを余すことなくこのゾーンに集中してます

「強傾斜まぶし壁」

もうこのワードだけでもときめきます。なんなら私はここだけでずっと遊べる。。。
まぶし全盛期時代のココペリに継ぐホールドの渋さに仕上がったような気がします。せっかくなのでこの壁でワークアウト?


「個人感」

半年周期のセット、
はじまりの朝、久々に会うメンバーに安心してしまいスロースタートになってしまいますが…
コロちゃんのハイスピードハイクオリティの仕事により今回も良い感じに収まっており、私は私でいつも通りできたと思います。

動きやすい環境、美味しいご飯、面白い酒、今回もありがとうございました。