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フラットシューズのススメ

今回はクライミング経験者用の記事です♪
ボルダリング未体験の方もjoywallでは随時受付しておりますので気軽にご来店くださいませ〜(*´꒳`*)

では、今回は
「フラットシューズのススメ」

クライミングシューズ、最近主流のタイプ「ダウントウ」

ここはあえて
初級者、中級者の方にフラットシューズを選ぶメリットを紹介したい。
(というより、最近クリニックレッスンで見られる多い足腰の出力の弱さは、早期からダウントウシューズを履く風潮が起因していると)

ダウントウシューズを使う利点は、カキコミの強さ。

手で言うところの、ガバを持つような保持感がある。
●シューズの力で意識せずとも足が残る
●一時的に登れるグレードアップ
●つま先でカキコム技術習得

逆にデメリットもある。
●保持感が強すぎ多少の雑が許される

ガバのホールドをもっているとき、多少moveが雑になっても成功してしまうのと同じ現象が足で起きる。


(赤点が重心軌跡)

結果、つま先でのカキコミが癖になり、
下半身でカキコム技術(腰を入れるというやつ)と身体能力(筋力)が身につくタイミングを失う。

グレードを追うには、ダウントウは近道になり得るが
長期的に見たとき、技術を身につけるという遠回りが案外近道だったりする。

フラットシューズ、
特に足腰弱目のユースや運動経験の少ない女性陣へ…
トレーニング時の使用に一足持つのも良いかと(*´꒳`*)
下のグレードからブレを意識しつつ。。。

動画

孤高の岩Dahlia初登

覚悟は決まった。
きっと過去登ってきた岩の方がやばい。大丈夫だ。

10月28日
高原の駐車場でストレッチ。

満ちたところで森に入る。
リップに溜まった落ち葉を落とし、マットを敷き、アップをする。

準備が整い1便目、

前回出せなかった一手が出せた。核心に入った。もう引き返せない。地面に着くのは、落ちた時のみ。怪我はしないと思うが覚悟はいった。

ラストムーブ、たるいリップに左足を上げ乗り越し。

無事一連を乗りきった。興奮のあまりスラブを走る。
スリップし一瞬冷やっとしたが右手のガバキャッチが一瞬早かった。

「Dahlia v12/四段」初登

凄い岩だと思う。
偉大さや美しさは過去登ってきた岩が勝ると思う。ただこの岩はこの空間含め独特の存在感がある。
手頃に見えて手頃じゃない感じ。
偉大に見えて案外身近にある感じ。

ツンデレ具合が丁度いいと思う。
「ハレルヤ」を除けば間違いなく今年一。と、長くなりそうなので今日はこんなところで。詳しい話はまたの機会に。

〜終わった。
僅か30分の出来事であった。

周辺の岩を少しだけ登り、今日は休むことにした。

延岡、火と岩

11月10日
延岡のジム、インテンスにて出張キッズレッスン!

半年前に比べ、みんなびっくりするほど上達。と、レッスンの話はまたJoyのブログにでも。

夜、インテンスオーナー邸にお招きいただき焚火。

素敵過ぎて、毎度私も庭が欲しくなる。。


翌日、ゆっくり目の出発で岩へ。夜、地元で飲みの用事が入っていたので3時間だけ。
最寄りの行縢山を案内してもらった。

実は19歳の頃、一度来ている。その時敗退した岩をやりたいと思っていたのだけど、うろ覚え。。

駐車場からすぐに横広の岩がある。
多分この岩だったように思う。左の方のラインで敗退した、ような?

早速中央付近のラインでアップし、開始!
トポを見ると1級。これな気がする。

酒が残っておりフラフラ、挙句ここ一週間で3日目の岩。カチが指に刺さって痛い…。でもこの岩は面白い。ということで心と身体が全然一致しない中辛うじて登ることができた。

ひとまず満足!
(帰って昔の写真見返すと…登れなかったのはどうももう一本左な気がする。。)

次に2級から五段がある岩を案内してもらった。

とても格好良い岩だった。宮崎ポテンシャルヤバ過ぎる。

どれもかなり魅力的なライン、時間と体力と指皮的に登りきるのは不可能だと思い、やりたいやつをやる事に。となるとここはやっぱり中央!二/三段。

中間部が核心だと読み、そこをバラしてから下部を。下部も微妙に悪い、しかも核心まで5手。もはや何も残っていない。形ができたところで終了。(ライン取りがどうもおかしかった模様です。)

未知数かつスケールのある岩をガジガジと登る、しかもどのmoveも起こしていて気持ちいい。最高じゃないか。

そんなこんなで充実したツアーを終える時間となった。オーナー夫婦にはご飯、泊まり、岩まで、本当お世話になりっぱなしで感謝しかない。
名残り惜しみながら延岡撤収。
「ありがとうございました」


夜、地元別府にて旧友と飲み。

これまた良い時間。クライマー以外の知人は皆無に等しい、新鮮すぎてテンション上がってしまった。
何よりもみんな元気そうで良かった。
また帰ろう。

ピンチとチョークと被験者クラブ

たまには被験者クラブ的活動をと。
お店用にサンプルチョークをもらったのでせっかくなのでみんなで。

今回のテストは

ピンチ(延岡ジム「インテンス発ボリューム」)

チョーク(テスト中は銘柄は伏せて)

チョークは3種類

●Grasp「ドライ」
指先ガチガチの方に人気

●bloomb「no.2」
今回初登場、九州ブランドです!

●東京粉末「black」
我が愛すべき東京粉末の定番

やはり昼と夜で感触が変わりました。

ちなみに、このボリュームを持ち上げるだけでv4(2級)以上あり(*´꒳`*)
試して見たい方は、暇そうにしているぺまで。

結果を受けて、人(個性)と気候とチョークの傾向
自分にあうチョークを見つける旅、
チョークテストは日にちや時間を変えてやった方がフィードバックは深くなるように思います。

個人的な意見ですが、
改めて感じるは、一瞬の保持においてRXを超えるものはない!
(※今回のテストにRXは含まれていません。)

Dahlia(トライ)

8月、ふと思い出した岩の存在を確認に。
過去に一度見上げたその岩は、今の私に丁度良かった。

リップの苔と荒れた下地整備に半日費やした。

9月

出張帰りに少しだけトライ。

核心はたるいリップからマントルにかけてだと思っていたが、リップまでの数手も悪いことがわかった。型だけでもつくっておきたかったが、結局リップ手前のポケットに手が出せず時間切れ。

10月21日
満を持して再訪したつもりだった。

考えが甘かった。前回トライした感じ、問題のポケットを捉えたら登れるだろうと思っていた。それが間違いで…核心はそこからであった、はじめ見た時の印象通り。

かなりたるいリップへの一手はどうしても捨て身デッドになる。ブラインドとなるシワを感覚で狙う。ランディング的に絶対に抑えねばならない。捉えたとしても渋いmoveが2手入ってからのマントル。

準備ができていなかった。時間はあったがメンタル的敗退。