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八面山分岐トポ「ヤジロベーの岩」追加

10月3日、八面山
(いつまで八面山の記事を書いているんだ…)

スティンキーの岩で蜂を見た後の話(前の記事参照)。
かなり久々に分岐ボルダーへ。どこにあるのかわからなかったとよく聞くヤジロベーの岩へ。

薮に残る微かな踏み跡をたどる。一応の目印となる水色のテープ(2019年10月現在)

記憶通りの岩がそこにあった。

2000年あたり、八面山岩壁の開拓者に連れられ訪れたのが最初だったと思う。以来、岩壁帰りによく寄った。
今回も変わらず、左から順に登る。
今やだいぶ易しく感じるようになったその岩に、懐かしさを感じた。


ギル 5級

ヤジロベーlow 初/二段
一手の強度は八面山の二段までではno.1かもしれない。

パワフルな垂壁が好きなクライマーにはオススメの岩だと思う。
特に「ヤジロベー3級」や「スーパーギル 2級」は味がある。

ということでトポを更新したいと思う。

動画

その後チェルシーの岩などを登り、移動。
いぶきの岩へ(前の記事参照。)

八面山「いぶき」

10月3日 夕刻
時間が残っていたので少し寄り道。春、サモハン(宮本氏)が初登した「いぶきv8(初段)」を。

参考資料
岩の仲良し団通信vol.1

内容は見た目通り。八面の初段から二段に多いザ・バルジ。テクニカルかつパワフル。
数あるホールドをベストなmoveのために選定していく行為が実に面白い。大洋v8(初段)や各sbsシリーズv8〜9ファンはきっと好きなはず。

いぶき v8(初/二段)

初登者コメントより
「岩を掃除し、一手一手moveをつくる。岩に命を吹き込んでいるようだ。」

一手一手つくっていく行為がまさしくそれで、素敵な追体験をすることができた。再登まだ少なめだと思うので一応グレードについて書くと、私もv8(初/二段)に同意。完全オリジナルなラインの八面山新課題、クラシックに並ぶ良課題だと思う。

遊びでLow Startを。顕著に外傾した棚から。かなりパワフルな2手が加わり、いぶきの核心の精度が落ちる。

グレード一つ分上なのでv9(二段)だと思う。登っておいて何だけど、宮本氏が登ったオリジナルスタートの方がすっきりしていて良い。ということでさらっと流そうと思う。

動画

時間一杯遊んでしまったので慌て撤収。

Dahlia(掃除)

9月14日
早起きをする。
予報を見るとかろうじて晴れ、先日山奥で見た岩をやりに行くことに。

9時過ぎには岩の前に立てたがどうもこちらは降っていたようでビチャビチャ。山間部の天気は本当に難しい。ひとまず掃除。予想以上に苔が手強く、案外時間がかかった。季節が良くなる前に一度来ていて正解だったかもしれない。

ダメ元で少しやってみるが、全然ダメ。

ランディングも良くないので無理するとやばそうな気がした。敗退を決める。

時間があったので大移動し栗崎と合流し登る。
(先日トポを上げた合楽川の記事に続く。)

蜂の巣/八面山無線ボルダー

八面山に蜂の巣発見。

明後日土曜は晴れ、人も多く訪れる可能性あり。ということで、いつもの登攀日記更新速度では到底追いつきそうにないので取り急ぎ連絡です。

(2019年10月3日14時情報)

八面山 無線ボルダー

場所はstinky 中間部のガバの左上のクラック内。

下部のホールドの乾き具合をべたべたしていたらクラックから蜂が出てきました。何蜂かは私の知識では分からず。よって毒性や攻撃性も不明。
巣があるのか確認すべく遠くから刺激、4〜5匹出てくるのを確認。

危険な蜂なのかどうなのかはわかりません。でも蜂の命もあと1ヶ月そこら、それまでトライを待ってもらえるといいんじゃないかなと、私は思います。

ひとまず状況説明まで。今日の日記はまたそのうちに♪

雷オヤジ

9月16日、一時帰省。
夜、無理矢理時間をつくり岩へ。

やっていなかった城島のハングの左open projectを。5日晴れたので、いつものクラックの染み出しも収まっているだろうと、、思いきやそんなことはなく…。

ダメ元で少しだけmoveの練習をし、登り足りなかったのでrepeatを。「時をかけるオヤジso v10(三段)」の核心で良いmoveを発見。せっかくなので「霹靂雷v10(三段)」の核心から「時をかけるオヤジsp」に繋げる「雷オヤジv11(三/四段)」の一手下からをやってみた。

一手増えたところでv11だと思う……。ということで略。
「時をかけるオヤジ」は誰かが打ち込んでいる気配が見られた。

こんなマニアックな場所に通いこむもの好きもいるもんなんだなぁと。(感謝)


この翌日からは佐伯にて主張セット。