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延岡、火と岩

11月10日
延岡のジム、インテンスにて出張キッズレッスン!

半年前に比べ、みんなびっくりするほど上達。と、レッスンの話はまたJoyのブログにでも。

夜、インテンスオーナー邸にお招きいただき焚火。

素敵過ぎて、毎度私も庭が欲しくなる。。


翌日、ゆっくり目の出発で岩へ。夜、地元で飲みの用事が入っていたので3時間だけ。
最寄りの行縢山を案内してもらった。

実は19歳の頃、一度来ている。その時敗退した岩をやりたいと思っていたのだけど、うろ覚え。。

駐車場からすぐに横広の岩がある。
多分この岩だったように思う。左の方のラインで敗退した、ような?

早速中央付近のラインでアップし、開始!
トポを見ると1級。これな気がする。

酒が残っておりフラフラ、挙句ここ一週間で3日目の岩。カチが指に刺さって痛い…。でもこの岩は面白い。ということで心と身体が全然一致しない中辛うじて登ることができた。

ひとまず満足!
(帰って昔の写真見返すと…登れなかったのはどうももう一本左な気がする。。)

次に2級から五段がある岩を案内してもらった。

とても格好良い岩だった。宮崎ポテンシャルヤバ過ぎる。

どれもかなり魅力的なライン、時間と体力と指皮的に登りきるのは不可能だと思い、やりたいやつをやる事に。となるとここはやっぱり中央!二/三段。

中間部が核心だと読み、そこをバラしてから下部を。下部も微妙に悪い、しかも核心まで5手。もはや何も残っていない。形ができたところで終了。(ライン取りがどうもおかしかった模様です。)

未知数かつスケールのある岩をガジガジと登る、しかもどのmoveも起こしていて気持ちいい。最高じゃないか。

そんなこんなで充実したツアーを終える時間となった。オーナー夫婦にはご飯、泊まり、岩まで、本当お世話になりっぱなしで感謝しかない。
名残り惜しみながら延岡撤収。
「ありがとうございました」


夜、地元別府にて旧友と飲み。

これまた良い時間。クライマー以外の知人は皆無に等しい、新鮮すぎてテンション上がってしまった。
何よりもみんな元気そうで良かった。
また帰ろう。

ピンチとチョークと被験者クラブ

たまには被験者クラブ的活動をと。
お店用にサンプルチョークをもらったのでせっかくなのでみんなで。

今回のテストは

ピンチ(延岡ジム「インテンス発ボリューム」)

チョーク(テスト中は銘柄は伏せて)

チョークは3種類

●Grasp「ドライ」
指先ガチガチの方に人気

●bloomb「no.2」
今回初登場、九州ブランドです!

●東京粉末「black」
我が愛すべき東京粉末の定番

やはり昼と夜で感触が変わりました。

ちなみに、このボリュームを持ち上げるだけでv4(2級)以上あり(*´꒳`*)
試して見たい方は、暇そうにしているぺまで。

結果を受けて、人(個性)と気候とチョークの傾向
自分にあうチョークを見つける旅、
チョークテストは日にちや時間を変えてやった方がフィードバックは深くなるように思います。

個人的な意見ですが、
改めて感じるは、一瞬の保持においてRXを超えるものはない!
(※今回のテストにRXは含まれていません。)

Dahlia(トライ)

8月、ふと思い出した岩の存在を確認に。
過去に一度見上げたその岩は、今の私に丁度良かった。

リップの苔と荒れた下地整備に半日費やした。

9月

出張帰りに少しだけトライ。

核心はたるいリップからマントルにかけてだと思っていたが、リップまでの数手も悪いことがわかった。型だけでもつくっておきたかったが、結局リップ手前のポケットに手が出せず時間切れ。

10月21日
満を持して再訪したつもりだった。

考えが甘かった。前回トライした感じ、問題のポケットを捉えたら登れるだろうと思っていた。それが間違いで…核心はそこからであった、はじめ見た時の印象通り。

かなりたるいリップへの一手はどうしても捨て身デッドになる。ブラインドとなるシワを感覚で狙う。ランディング的に絶対に抑えねばならない。捉えたとしても渋いmoveが2手入ってからのマントル。

準備ができていなかった。時間はあったがメンタル的敗退。

広島ココペリ出張「基礎と応用」

10月16〜18日
三日間の福山(広島)出張。

場所は半年に一度のココペリ。

毎度、刺激的な仕事に呼んでいただき感謝なのです。

今回のセット内容はいつもと違いました。
まずはこちら。

ココペリ7周年ということで、はじめてのコンペ!育ちゆくユースたちを思い、対象は学生達。くまさんらしいなと思いました。

ということで、いつもの100本オーバーのレギュラーセットではなく、今回は60本のコンペセット。

ココペリ常連は岩場ガチ勢主体。いつもだと繰り返し登られることを考え、自分なりに「ポジション位置とムーブの
入りの適切さ」を考えながらセットしていましたが今回はコンペセット!

レギュラーセットとコンペセット
基礎と応用(対応力)なんてよく言われますが、究極に近づけばどちらから辿っても案外似るのではないだろうかと思いました(完全なる脱線( ̄ー ̄ ))

私自身機会の少ないコンペセット。レギュラーセットに比べダイナミックな冒険ができるのは確かで、自身とても勉強に。
今回実はコンペセットのプロフェッショナル、平松氏がゲストセッター!なんて刺激的なんでしょうか。

登る身としては対応力、
作る身としては応用題の幅、
道としては試登時の謙虚さ。

精進します。

さて、コンペはというと…

無事終了したようです!私も一安心。
そして何と、課題の9割5分が残るようです!!

キッズ・ユース用にこの本数が用意された環境は極めて貴重。近くの子達は羨ましいかぎりです!引き続き楽しんでもらえたら良いなと思います。

関わってくれたみなさま、ありがとうございました。
また来年〜(一部は年内度々会うでしょう♪)

戸河内で登る

10月15日
翌日から福山で仕事。という事でこの日は移動日、せっかくなので岩に寄ろうと。

どこに行くか迷ったが、最近チラチラと話を聞く機会があった戸河内にした。大昔、関西から帰る途中に1時間だけ寄った記憶もあるが何をやったかは忘却。

(戸河内)ーーー
広島市の北西部に位置し、福山までの道のり丁度半ば。広島ユースの保護者の方にローカルのクライマーを紹介してもらいざっくり下調べ。トポ自体はロクスノ53号(2011年)にあり。
ーーー

深夜に出発し、途中のサービスエリアで仮眠。吉和インターで高速を降りエリアに向かう。
岩登りの準備どころか朝飯も済ませていなかったので、コンビニに寄り体勢を整えようと考えていたところ人里全く無く、そのままエリアに着いてしまった。

車を漁り、残量300mlあたりのコーラを発見。これがカロリー0だったら諦めて山を降りていただろう。昼までであればいける気がした。

今回の目的は周りから話に聞く限り、ノロの岩、モスランジの岩、サザンカの岩が分かりやすく”良い”と聞いたのでその3つが目的。

(エリア)ーーー
駐車スペースは路肩に点在。それぞれが狭く、気遣いが必要だと感じた。

エリアアクセスは信じられないほど良い。徒歩30歩以内。ランディングもかなり良い。エリアに車をとめてから5分以内に本気トライ可能。人気になる訳がわかった。
ーーー

まずノロの岩。

表情が面白い。
ノロ/ジャバーナ/ノロsbs/noname4級を登る。

ノロsbs 3段
ハング中央、顕著な弱点をつき登る。小ぶりだけど内容がぎゅっとしておりとても良かった。

次にモスラ岩

Up/レスキュー返し/モスランジを登る。これは人気になるはずだ。ホールドの成り立ちがどこをとっても絶妙。何を登っても面白い。

次にサザンカの岩
…の予定だったけど、発見できず。snsにヘルプの投稿を。すぐに何人かが連絡をくれ無事発見。コピーしたトポのページが逆になっていた。いくら上流を探しても見つからない訳だ。

ということでその合間にイカズチの岩を。


イカズチ/カナヅチを登る。少しラインが分かりにくいがボルダーぽくて良かった。私もこの岩が身近にあったらこう登るだろうなと思うラインが課題になっていた。
裏面のフェイスがとても気になったが、ここまで来て未知数の岩を触る必要ないだろ!と思い直しやめる。登られているのかな??

ということで気を取り直しサザンカ。マットを一枚追加した。

格好良い岩だった。強度はないが高さのある岩をグイグイ登る感じが良い。

ということで本日の目的は達成。良いエリアだった。コーラも尽きお腹が空いた。時刻は13時過ぎ。夕方には広島ユースとジムで待ち合わせをしている。撤収する理由は山ほどあったが、実はサザンカのトライ前に岡山のクライマーと出逢う。聞くと今から「雨垂れ石をうがつ」をやるそうだ。

私は阿呆なのでご一緒させてもらった。山を歩くこと10分、これは一人じゃたどり着かなかったなというアプローチ。ある種ラッキーだった。綺麗なハング、見学で終わろうと思っていたがやりたくなった。私は阿呆なんだと思う。初見トライは見事に3手目のヒールが外れフォール。そこだけ数回やってmoveはバレた。時刻は14時、もう無理。敗退を決めた。

最後の最後で良い岩を教えてもらい、さらには飴を分けてもらい、暖かくセッションさせてもらい、最高じゃないかと!再訪する理由ができたところでバタバタ撤収。

ーーー
温泉に寄り、飯を食べ、睡眠をとり、夜は広島ユース.広島の岩仲間(岩を一緒に登った事はないけど)とジムで登った。

21時、福山に向け移動。車中泊の予定だったが、前夜あまり寝れずホテルを探し翌日に続く。