普段見かけない青い鳥が岩の上にとまった。
その日この地を代表するような一本が登れ、名を「ブルーバード」とした。
そんな岩も2020年豪雨で大破した。
*
2024年10月のある日、
大破された岩の断片にまた青い鳥がとまる。そしてその日、その断片が登れた。
少し小さくなったけれど、名を「ブルーバード」とした。
普段見かけない青い鳥が岩の上にとまった。
その日この地を代表するような一本が登れ、名を「ブルーバード」とした。
そんな岩も2020年豪雨で大破した。
*
2024年10月のある日、
大破された岩の断片にまた青い鳥がとまる。そしてその日、その断片が登れた。
少し小さくなったけれど、名を「ブルーバード」とした。
10月に入っても一向に涼しくならない、どころか未だ30℃近い日が続く。
10月16日
カンタと登れるのも残り僅か、ということで最近のオススメとともに放置projectを一緒にまわる。
2人いたからこそ形になりそうなラインや、2人揃って全くできないものも。
岩でもJoyでもハードな1moveを共に体感してきた。そんな時間が今後なくなるのは少しさみしい。
カンタとはこれがラストセッション。
次こっちに帰ってくるときはセッションできないくらい化け物になって帰ってくるんだろうなぁ。
なんて。放棄はせずに私も自分のペースで上達できたらと思う。
短い期間だったけれど、うちらと一緒歩んでくれてありがとう。また。
7月7日
灼熱の玖珠川サーキット 2日目
エリアまでマットを運んだものの力が出せる気候ではなくカザハナもってエリアを周遊する。
今回は色々良いラインが登れた。
地面を常に意識するサーキットスタイル。クラッシュパッドに守られたボルダースタイルと比べムーブも攻守も選択を迫られる瞬間が多く自力が試される。
※岩と私の接点は絶対コントロール下におき怪我はしない。という前提の上。
弁慶
粗方巡ったあとは拠点と決めた岩をボルダースタイルで。各々見出したラインに取り付く。
ハング面は見込み通りどれもハードなランジ一発で楽しかった。
真愛
40℃近い気候にちょっとめげた。今年は暑すぎる。
※その後北部九州は9月終わりまで継続的な猛暑日に苛まれクライミングどころではなかった。
暑くなるとどうして玖珠川に行きたくなるんだろう?
7月4日 灼熱の玖珠川サーキット初日
何もしなくても暑い。エリアまでとりあえずマットを運んだもののどうにも力が出せる気候ではないのでシューズとチョークとカザハナもって周遊した。
昼過ぎ、巨石の側面の目立つカンテを登ったところで雨が降り出したので撤収。
[ 皇/すらめぎ ]
( 一度目:出現 )
10年以上前に崖から転げ落ちてきた巨石。
そして完成した一本のライン。
その岩はまたすぐにでも転がりそうで名はvanishとなった。
( 二度目:vanishから)
案の定、
その直後の豪雨で見事に転がり岩の形状が変化した。
幸いにも良い具合で好課題が何本も誕生した。
(三度目:現在)
来たる令和2年豪雨
玖珠川全域に甚大な被害をもたらし周囲のエリアも壊滅状態に。
河原に在ったこの岩は再び転がる。
その結果、過去最大にときめく形状になったわけだけど…
玖珠川全域で150課題以上が消滅したこの状況がうまく飲み込めず、心は沈んでいた。
( V.V3.0project)
秋になりホールドが持て出したころ、ハング中央の可能性を感じた。ホールドが限られているためハングを実質2手で超えることとなる。
そのうちの一手が強烈で、できる気がしない日が続いた。
2022年
目標としていた巨石の挑戦を終えた。
「art of life」
合間にトライしていたそのハングは、相変わらず一向に進まず。
2023年初秋、
良い加減覚悟を決め取り付いてみると、意外なことに感触はよく。
良い日に、一日だけ本気で費やそうと決めた。
そして、
11月20日
難しい一手を決めそのまま初登。
BASARA v13
幾度も転がり激しく変貌を遂げてきたこの岩に一旦の終止符を。今はハング面を主張しているかの如く川の前に居座っている。どうかこのまま在り続けてほしい。
周囲の岩は相変わらず不安定で、現に最近転がった岩もある。
岩の変化が落ち着き、護岸工事が終われば公開を目指したい。