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玖珠川サーキット2日目

7月7日
灼熱の玖珠川サーキット 2日目


エリアまでマットを運んだものの力が出せる気候ではなくカザハナもってエリアを周遊する。

今回は色々良いラインが登れた。

地面を常に意識するサーキットスタイル。クラッシュパッドに守られたボルダースタイルと比べムーブも攻守も選択を迫られる瞬間が多く自力が試される。
※岩と私の接点は絶対コントロール下におき怪我はしない。という前提の上。

弁慶

粗方巡ったあとは拠点と決めた岩をボルダースタイルで。各々見出したラインに取り付く。
ハング面は見込み通りどれもハードなランジ一発で楽しかった。

真愛

40℃近い気候にちょっとめげた。今年は暑すぎる。

※その後北部九州は9月終わりまで継続的な猛暑日に苛まれクライミングどころではなかった。

玖珠川サーキット❶皇

暑くなるとどうして玖珠川に行きたくなるんだろう?

7月4日 灼熱の玖珠川サーキット初日

何もしなくても暑い。エリアまでとりあえずマットを運んだもののどうにも力が出せる気候ではないのでシューズとチョークとカザハナもって周遊した。

昼過ぎ、巨石の側面の目立つカンテを登ったところで雨が降り出したので撤収。

[ 皇/すらめぎ ]

Vanish終結

( 一度目:出現 )

10年以上前に崖から転げ落ちてきた巨石。
そして完成した一本のライン。

その岩はまたすぐにでも転がりそうで名はvanishとなった。


( 二度目:vanishから)

案の定、
その直後の豪雨で見事に転がり岩の形状が変化した。
幸いにも良い具合で好課題が何本も誕生した。


(三度目:現在)

来たる令和2年豪雨
玖珠川全域に甚大な被害をもたらし周囲のエリアも壊滅状態に。

河原に在ったこの岩は再び転がる。

その結果、過去最大にときめく形状になったわけだけど…
玖珠川全域で150課題以上が消滅したこの状況がうまく飲み込めず、心は沈んでいた。


( V.V3.0project)

秋になりホールドが持て出したころ、ハング中央の可能性を感じた。ホールドが限られているためハングを実質2手で超えることとなる。

そのうちの一手が強烈で、できる気がしない日が続いた。

 

2022年
目標としていた巨石の挑戦を終えた。

「art of life」

合間にトライしていたそのハングは、相変わらず一向に進まず。


2023年初秋、
良い加減覚悟を決め取り付いてみると、意外なことに感触はよく。
良い日に、一日だけ本気で費やそうと決めた。

そして、
11月20日

難しい一手を決めそのまま初登。

BASARA v13

 

幾度も転がり激しく変貌を遂げてきたこの岩に一旦の終止符を。今はハング面を主張しているかの如く川の前に居座っている。どうかこのまま在り続けてほしい。

周囲の岩は相変わらず不安定で、現に最近転がった岩もある。
岩の変化が落ち着き、護岸工事が終われば公開を目指したい。

3/22 玖珠川再編(雨上がり、白い魔女)

3月22日

雨が続いた。今やっているprojectはどれも渇きが悪い。どちらにせよ少し煮詰まっていたので丁度良かったのかもしれない。気分転換に河原のボルダーへ。

玖珠川再編。旧GONから。久々に訪れたがそれなりに状況が変わっていた。

アプローチ下の崖は完全崩壊。

結構まずい。もうひと梅雨来れるのを待った方がいいかもしれない。今のアプローチは使わない方が良いのかも。

岩は予想に反して状態が良かった。夏場に登ったクシャナ v9のロースタートをやる。クシャナの強烈な一手を下から繋げるとどうなるか!楽しみだった。もしかしたらv12くらいになるかもしれない。

カンテ際のバルジを登る。形状が複雑で色々なmoveができる。この手のmove解析は得意だ。

しばらくして全てのmoveが出てきた。クシャナパートの強烈な一手は下部から繋げた際にのみ出来るmoveで、回避できてしまった。。。ということで残念ながら難易度はそこまで上がらない。

仕方ない、でも内容はかなり面白い。

白い魔女v10(三段)

良い課題になったと思うが、クシャナの強烈な一手が私は好きだ。

想像以上に時間が余ったので移動し、前やりかけたprojectをやった。この時期どうやらコンディションがいいようで、前やったときはかなり悪く感じたパートがそれなりに出来た。来季本格的にやろうと思う。

 

夕方、写真だけ撮りに湯ノ釣へ。その話はまた今度に。

      Vanishの岩   三度転ぶ                               

今回登った白い魔女の岩は、実は三度も転んでいる。

もともとは崖の中にあった岩が2011年にずり落ち、一つのボルダーとなった。

Vanish v10 (三段)   2012年初登。

その2週間後、酷い雨が降り崖の岩まで転がった。課題は消滅し新たな課題を生んだ。

Vanish2.0や碧の魂などの名課題ができた。2017年に一度公開するも沿岸工事で一時閉鎖。

ようやく解放できる状態になった頃に訪れた過去最大の水害「2020年北部九州豪雨」、玖珠川ボルダー全域で甚大な被害が。

再びVanishの岩は転がった。この巨石が10m近く下流へ転がるとは。。。

ちなみにこの岩は斜面側にあったのでまだよかったのだと思う。

川際にあったジオラマの岩、ダニポニタンの岩、ブルーバードの岩、ギャバの岩、情熱と豚の岩、これらは完全に消失。ちなみにこれらもvanishと同規模の岩である。

大規模の課題の消滅、今なお悲しい。。。

Vanishの岩の活動動画

 

Alice v11fa

1月14日

山にはまだ雪が残る。日陰や気温が上がらない場所は駄目だろう。となると陽の刺す河原が良い。

玖珠川へ。

日田までは良かったが、玖珠に近付くにつれ残った雪が酷くなる。

登れる岩が限られそうだったのでピンポイントで日があたってそうな岩を目指す。

最奥のハング。

反対側は雪がかなり残っていた。早速岩を登る。久々に乾いた岩を触った気がした。

ハング左は以前登ったロワンディシv10。中央から右カンテに進むラインをやる。見込み通り負荷が強い。ザボルダーな内容。

こういうのが一番大好きだ。

カンテに出るまででv11はある。さらにそこからリップ手前のスローパーを狙いmoveが極めて悪い。とても楽しいmoveだったのけど、カンテの先にカチを発見してしまった。。。

悩んだ末、限定ぽいラインにはしたくなかったのでスローパー直狙いをやめカチから繋ぐラインを探った。

粗方形を作ったところで、レストがてら周辺を散歩。

そして川に落ちる。。。

飛び乗った岩が一回転。。。腰まで着水。15時、微妙な時間ではあったけど登り足りなかったので車まで戻り、着替えを済ませて再び岩に戻る。

時間が切迫してきた。バタバタアップを済ませ登りに入る。

15時30分、目的のラインを登ることができた。

下部のv11パートがパワフルでとても楽しい。カンテに出てからもかなり渋い6手が続くが、残念なことにv12になるほどではないと思う。

Alice v11(三/四段)

キリが悪いので横のラインも登り、この岩を完結させた。