玖珠川に身を置き落胆した日、一応の希望も見た。
実際にどうなのか、変化し現れた岩をはじめて登ったのは8月6日。ひたすら災害のなれ果てを上書きするように我武者羅に登った。
いつも以上に登ったように思う。
暑さにやられ朦朧としながら想う。またいつの日かこの地全域の公開を…。
玖珠川に身を置き落胆した日、一応の希望も見た。
実際にどうなのか、変化し現れた岩をはじめて登ったのは8月6日。ひたすら災害のなれ果てを上書きするように我武者羅に登った。
いつも以上に登ったように思う。
暑さにやられ朦朧としながら想う。またいつの日かこの地全域の公開を…。
林道から見える巨石。
ボルダラーからしたら相当魅力的なその岩。
私はすぐさま駆け寄り見上げ興奮した。
〜
10数年前、この岩を見上げたあなたは何を思いましたか?
私は今、そのときの気持ちを共感できたのでしょうか。
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8月20日 相変わらずの玖珠川の再開拓
一通り整備は終わったので登りに入る。これまでは整備メインだったので暑さはまだ我慢できたけれど、本気で登るとなると、さすがに我慢できない。
持てると感じたホールドが全く持てない。
v6くらいの保持感のホールドでも、体重を預けてみると力が抜けてくる。
やはり30度以上では厳しい。
進行を諦めることにした。一応kafkapjもやってみたがこないだ同様、ホールドを触った瞬間湿気を感じるとともに指先のチョークが一切なくなる。
多分だけど、岩自体が乾いていないのではなく、岩と気温/指先の温度差がありすぎて一気に湿気るのだと思う。
秋まで待ちたい。
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14時、栗崎合流
前回bobと探索していた際、岩を見つけたらしい。ずっと見つけきれていなかった岩。
私はこの岩を探すべく2日ほど探索し敗退。栗崎は探索3日目だったとのこと。
林道からすぐその岩は見えた。
周辺には全く岩の気配はなく。当時、氏はなぜこんなところまで進入したのだろうか。。。
栗崎やbobもよくここまで入り込んだと思う、そう思えるほど周辺に岩の気配はない。
氏の嗅覚、そして再訪者の執念に感心した。
平坦な場所に置かれたその岩は異様な存在感を醸し出していた。
過去、写真で見たその岩は、それなりに大きそうでまぁまぁ良い岩に見えた。
実際は、ラインになろうがならなかろうが絶対に確認せねばならないレベルの岩。
思えば、過去、氏から聞いた岩はこんなのばかりだった。
風の入らない谷間にあるその岩
見上げた瞬間は
「またか」
そんな気持ちになった。もっと早く行動に移していればよかったと。
良い岩だ。
栗崎は整備2日目
間の世代である私は昼寝をして待つ。
15時過ぎ、どうやら整備が終わったよう。栗崎、トライ開始。
きっと良いラインができる、そんな確信はあった。
18時より私は店番だったので、16時前に撤収。
日暮れ前、登ったとの報告あり。
この地の開拓をしてきた先の者が情報を残し、後の者がしっかりと受け継ぐ。
想うこと多い。本当良かったと思う。
とりあえず今記事はあくまで日記なので、また纏まり次第記録を残したいと思う。
終わり。
8月17日
とても暑い1日だった。
ベタつく汗、今年はいつまでも慣れない。
日陰に入るとやはり涼しい。
そう思い気温計を見ると、32℃の表示。全然涼しくないじゃないか。
日向は40℃を越えていた、10℃低ければ涼しく感じるものだけど…。
とりあえず秋にやりたい岩に取り付いてみた。晴れ続きにも関わらず何故か下部はしっとりしており、ホールドに触ると指先のチョークを全て奪われる。
熱のせいかと思い、夕方まで待ってみることに。
17時30分、太陽は山陰に沈む。気温は一向に下がらない。仕方なくやってみた。ホールドを触った指先に湿気を感じる。駄目だ。
熱もあるかもしれないけど、岩自体も確実に湿気ている。
半分崖に埋もれたこの岩、もしかしたら秋に入ってもずっと乾かないんじゃないだろうか…そんな不安を覚えながら撤収することとなった。
撮りためていたRedNoahProjectのトライ動画。
この先どうすることもできないので記録用に。
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約6年前(2013年12月)
RedNoahのスタンドスタートバージョンを登った。ランディングが極めて悪くそこそこでかい。当時の私にはこれが限界だった。
岩の一番下からホールドが続いていることはわかっていたものの、中間部の一手がリーチ的に不可能だと感じていた。
どちらにせよ、下部の1moveたりともできる気はしなかった…
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2019年夏、新たなprojectを探しに歩きまわる。その時再び向き合う。何となく出来そうな気がした。
その日3時間ほどトライしたわけだが、結果として1moveも出来なかった。
気温36度の雨上がり…季節が良くなれば勝負になる気がした。
2020年2月 通い込む。
スタンドスタートを登った時、不可能だと思った一手以外は全てできた。
3月に入ると、1手を除きほぼほぼ完璧に。もしかしたら、この1手がとまった便で登れるかもしれない、と言えるくらいに。
どうしても問題の一手ができない。3月の終わり、指に痛みがでるくらいホールドにひっかかり出した。
体重を乗せきれば…とまる。とまりそうな気配は出てきた。
季節が予定通り過ぎ、気温も上がり、指先の汗がひどくなる。問題の一手どころか他のパートも出来なくなる。
今季敗退を決めた。
大丈夫、トレーニングすれば登れる。そんな手応えを残し来季の自分に委ねた。
2020年 豪雨災害 (玖珠川沿岸岩群大崩壊 )
玖珠川全域でみると、7割方の岩が崩れたり転がったりした。公開したエリア、湯釣は8割近くの課題に影響が。エリアGonに関してはもっと酷く、101課題中100課題が消失。
RedNoahの岩も例外なく…
気配すら見当たらなかった。
こんな形で終わりを迎えるとは思っても見なかった。
これまで登ってきた岩がなくなったこともショックだったが
玖珠川沿岸エリア全域の崩壊現場を目の当たりにし、言葉を失い、不意に涙が溢れた。
心の準備ができていなかったのだと思う。なんとなく大丈夫だと思っていたのだと思う。
川の水量が国道210号に届くほど増すような状況下で、5mそこらの岩が無事なはずがない。岩は転がり割れ砕け、川底に沈んだのだろう。
無事な岩もあった。全然違う場所に岩が出現したりもした。
良い岩もあった。
それでも 事実を知ったその日、活動再開する気力は湧いてこなかった。
2020年8月6日
活動再開
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RedNoahの記録
3月9日
あまりに暑過ぎた。
川を渡るには晴れ続きでなければならず、
陽が刺さると岩が熱くなる。
終わりを悟った。
どちらにせよ1move、手応えがない。
1手だけなら10回に1回程度出来る。しかしv10の下部を熟してこの1手、今はできないだろう。
来季へ
…来季、今以上に能力をあげれるのだろうか?
若干不安。
トレーニングメニューの数値は一応漸進傾向だけど。。
昼過ぎまで一通り練習をし、今季敗退を決めた。
(チョーク: RXはバチ効きだけどこの時期指先に熱はこもり若干グチャグチャになるのでトライ毎RX1回/v3を2回が丁度良かった。)
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あまりに手応えのないクライミングで1日が終わるのも微妙だったので寄り道
天象のルーフの側面のproject。ラインになっているのは明らかだったけど、当時moveを作りきれず、長らく放置。
今日登りきるつもりでいた、解ればそこまで難しくないだろうと。
moveがバレたとところで時間切れ。流石に1時間じゃどうにもならなかった。バラしたmoveが適正だったとしたらv13以上ある……、次回本腰いれてやってみよう。