「仕事旅」カテゴリーアーカイブ

鹿児島(国分)ROCKUP出張の話

8月20〜23日

4日間の出張でした。場所は鹿児島国分のクライミングジムRockUp。

依頼内容は200本のラインセット。

(チームメンバー)
福岡クライミングガイドライトフットワーク枝村氏
福岡西ボルダリングジムMyWay 山下氏

それぞれ役割分担ができ、課題も満遍なく整ったと思います。

計211本
下は10級、上は三段までセットしさせもらいました。

ちなみに私は60課題

6級6本
5級12本
4級8本
3級7本
2級15本
1級7本
初段3本
二段1本
三段1本

200課題全体としては5級から3級が多めです、自分に丁度良いグレードでサーキットしてもらえたらと♪
ではお楽しみくださいませ〜

中津にて「シンプルに」

6月8日の風景

なんて長閑な場所なんだ…
故郷別府湾を想い出させる。

このまま七輪で肉焼いて酒でも……

ではなくセットです!
この日は中津クライミングジムEASYにて。

セット仲間は久しぶりに会う渡辺家、翌日行われるコンペ用の課題をと。

予選25課題、決勝10課題。
皆ペースよく滞りなくセットは進み、夕方までに全て出揃った。

私も決勝と高難度のみやったけど、どれも面白い!

私の仕事はセットまでで、コンペ当日はいなかったけどライブ配信を見る限り無事終わったようで一安心。


課題は…
全て残る模様!!!

ボリュームとジブスが今は少なめ。
ただ今回のセッターで本当に良かったと思うのは…

どの課題もシンプルなクライミングが面白い。
今考えたら、九州地区ではかなりレアなんじゃないだろうか。

私自身、シンプルなクライミングの深みとバリエーションを久々に長時間考える機会を得た。
課題残る1ヶ月、せっかくの機会なので是非試してもらえたらと。


お疲れ様でした

延岡出張「インテンスにて」

5月12、13日は延岡(宮崎県)出張でした!
「クライミングジムインテンス」

初日は宮崎、大分、熊本の子達対象のレッスン。少し無理をお願いし少人数制で。

内容は動き方の分類の知識を増すこと。
(1)それぞれの癖、「何ができて何ができないか」ざっくりでも自覚することができれば練習の質も上がってくると思います。今回は保護者の方でもチェックしやすい分類化を目指し行いました。

(2-a)課題攻略の場面において、動き方のイメージを少し変えるだけで成功することもよくあります。それに自分で気づくためには一定の知識が必要となり、今回の動きの話はその初歩にも繋がると思います。

(2-b)課題が要求してくる動き方がわかっても、普段やっていなければ即座に対応できないこともあるかと。(1)につながりますが、意識的に動きを作っていくことも大切かと。(何事もバランスですが)

2日目は課題セット!

1本1本、気合いをいれてつくらせてもらいました。ボテもボリュームも小さいやつも、しっかり使うセットができたと思います。
最後に気づいたけど、少しだけコーディネーション系が多すぎたような…
片っ端からガッツリと、もしくは一本でも心打つ課題を見つけてもらえたら幸いです。

今年もありがとうございました。

出張「ジャッカロープセット」

4月22日、
熊本のボルダリングジム「ジャッカロープ」にてセットのお仕事。

私の依頼は2面のまぶし壁セット。9時に現地へ。環境とホールドの特徴を考えると出来る限りラインでセットし、残ったホールドを最適な位置にまぶすのが最良だと判断し作業開始。

依頼はまぶし壁のセットであったため、出来る限り希望に添えるよう尽力。
自己最速ペースに近い25本の課題が仕上がった。ソロではあるが全課題試登もできたので出来自体は満足だ。

一本一本入魂した。課題を使われる方に一本でも心うつものがあればいいなと…。

帰り、クライミング人生第2の故郷に寄る。閉店時間には間に合わなかったが、少しだけ休憩。かつて私の居場所はここにあった。

出張先にて、登れぬ岩

遠方、それも出張先に挑戦したい岩があるなんて…
最高すぎる。
(この機会に毎度感謝)


4月15日
福山のジム「ココペリ」での仕事の前日、道中とある岩へ。2年前、紹介してもらった際は全く勝負にならなかった。それでもその岩は魅力的で、どことなく頭の片隅に残っていた。

駐車場に着くと、一帯は水気を帯びていた。直近雨が降ったのだろう。迷いはない。40分のアプローチを歩く。

その岩は変わらず魅力的だった。

岩からは水が滴っていた。休憩がてらしばらく待ったがいきなり状態が良くなることはなさそうだった。とりあえずやる。過去苦戦していた2手は安定してこなせるようになっていた。次の一手に随分時間はかかったが何とか成功。

これでようやくリップ前の核心であろうポイントに突入することが出来た。

次の一手はとても悪いのであろう、夕方まで待てばもう少しコンディションも良くなるかもしれない。
ただ、私は山を降りることにした。

勝負にならなかった過去、ようやく勝負になるかもしれない今、万全だとしても勝機はどうか。未来に期待して敗退。


その後アプローチ中に在る二段や、やさしめの岩を登り車へ戻った。