「仕事旅」カテゴリーアーカイブ

熊本ジャッカセットー!

3年ぶりのジャッカセット!

熊本勢には、岩に行きまくっているイメージをもたれているだろう私。前回のセットでもうゴリゴリだと思った方!なんだこんなもんか、岩の方が全然難しいぜという方!

はてはて今回は。

熊本のボルダリングジム「ジャッカロープ」にて全面ホールドチェンジの一員として参戦。
総勢4人で50本弱の課題を準備。

セッターも多いのでスタイルもそれぞれ、課題タイプのレパートリーは多彩。

私自身としては、来たる時期に向け……

各グレード最低1本は、そのグレード帯に必要なポジション技術を要求できるようコンセプトセット…(きっと前回苦しめたのはこれら)。
全体試登した感じ、一癖あるものもしっかり丁寧に導入がされており、滲みないものでも練習しやすい環境かと思います。

岩に行けない暑い日や、岩場帰りの夜の遠征、
または熊本ホームの皆さま、秋に向けて積み重ねてもらえれば幸いです。

私も岩場帰りに立ち寄らせてもらいたいと思います!!!
では良きクライミングを

 

サニーサイド編【出張大人レッスン振り返り用】

大分出張!!!でした。
セットの話はjoyのブログでチラッと書いたのでレッスンおさらい用に要点を。
参加者の方で不明な点、不安な点が出てきた際は気軽に一報くださいませ?

「大人レッスン」

今回は2部制

1部「新規クラス」

反復練習のススメ
Training時の要点をふりしぼるなら…

動作前にちゃんとポジションをつくる意識
止める際にセンターをはっきりつくる意識

この意識を普段の練習に付加してもらえるよう。

________項目_________

①トレーニングとゲーム
②重心軌跡を知る▶︎重心移動をコントロール
③伴い、身体をうまく扱う(センターをつくる)
④下半身から動きを見直す

つま先:イン/ニュートラル/アウト
膝の角度と重心の流れ:着地の影響

⑤上半身から動きを見直す
センター(正中線)のオン/オフ

2部「いつもの方々」

長い人でもう4回目?短い人で2回目くらい?
そんな感じのクラスです。

だいぶ進んで来たので……テーマはとうとう実践。
ニュートラルの先に。

溜めの局面
動きの局面
止めの局面

実際の本気課題で色々なパターンの実践と使い分けを

困難かつ限界近くの一手を解析するための考え方や登りの相性を実際やっていきました。

参加者それぞれ特色ある登りで、グループワークならではの展開で今後につながる話ができたのではないかと思っております。

特に、ここまで続けた方々だからこそ二次元の動作パターン、もしくは直線のパターンのどちらかはパッと対応しやすいのではないかと思います。


日々のトレーニングに微かでも役に立ててもらえたら幸いです。

 

全身全霊ラボセット!

3月26日15時 スタート「ラボセッション」
今頃みんなでワチャワチャ過ごしていることでしょうか。

3月23〜24日 出張、山口ラボセット!

今回は初の全面チェンジでのお呼ばれ。
私が着いた時点でそこそこ課題は出来ており何となくいつも通りのテンションで。

メンバーは、
尊敬する世界のゲンヒラシマ(こないだも同じようなこと書いた気がする。)
めじろんで一緒に仕事する予定だったシマソーこと、クマソー
あとはオーナーてる坊さん。

のんびりセット。
壁を眺めているとすでにやり込めそうな魅力的な課題が満載。ということで今日こそ「マイルド」に。

個人的裏テーマは「ラボではじめて依頼を受けた時の気持ちとテイスト」。

二日間のセット、時に大暴走したり何故か依頼されてないはずのmaxが出来上がったりしたけれど…
最終的には無事自分らしい課題が出来上がったと思います。

きっと苦手な人は大の苦手、苦戦し誰かが悪態つく光景が思い起こされますが、それも平常運転だと思いますので、そんな日常を願い。。。

というよりもまずはイベント、そのひとときが大切なものになりますように。

100%記憶に残る仕事……今回のセットはいつも以上に私自身、一分一秒を感じながら過ごせたと思います。ありがとうございました。

全体で多分60課題以上
6級からMAX4本(二段、三段、三段、四段)
ガッツリ本気で遊んでもらえたらと!!!

3月9日 離島にて渡鳥 三段

3月9日

沖縄での仕事を無事終えた翌日、飛行機がとびたつ時間まで少しだけ余裕があったので離島の岩に連れて行ってもらった。

プライベートビーチ的なそのエリアは海も環境も純粋に綺麗。

浜の入口にはオシャレな高台が。
オシャレな人らが様々なアングルで写真を撮っていた。

浜を歩くと、どこまでも続く巨大なルーフ壁が見えた。

 

各々、登れそうなラインを見つけて登る。滞在限度は約2時間。私の目当ては「渡鳥 三段」。実は前日、沖縄の友人に教えてもらっていた。それらしい壁を探す。

巨大なルーフが一旦途切れ、少し開けた場所に出る。脇にすっきりした前傾した壁、これだ!

潮位的に波が高ければ取り付けないと聞いていたが、ひとまず大丈夫そうだ。

見上げると…どう考えても厳しいホールド並び。そしてきっとシャープ。実際やりはじめはあまりのエグさに取り付いた事を後悔。早期に決めねばやばいことを察した。

そしてこの日、決めところを見誤らずしっかりと登ることができた。

超前傾壁。そこには最低限のホールドしかなく、形状を最大限駆使してシーケンスを組み立てる。

ホールドがシャープで長くはトライできない緊張感。登れてよかった。

それからは疲れ気味の身体を癒すべくまったりと浜辺で過ごす。
名残惜しくも14時撤収。

仕事メインとはいえ充実の数日間。終始ガイドいただいた枝村さん、一緒にワチャワチャ付き合ってくれたタクミくんに最大限の感謝を。また!

3月6日夕刻 具志頭にて

テンション高めで助手席から降りる。海を見ると大勢の人が。一瞬クライマーかと思ったがどうやら違うようだ。水際で遊ぶ家族やカップル、子どもから大人まで。

そういえば日曜日だった。

3月7日 夕方 具志頭

開放的な海辺に生える巨大なキノコ状の岩。発達したホールド、琉球石灰岩といえど人気課題はもうテーピングは不要。

ウサギ岩、アラウンドザコーナーシリーズを駆け抜けた。実はラインがよくわかっていなかったのでみんなでセッションできて良かった。

アラウンド・ザ・コーナーⅢ 二段

その後、ずっとやりたかったナーベーラー三段 。
ホールドが極めてシャープ、下手したら即効で指皮終わりそうだ。慎重に形作る。

早急に決めたかったが明瞭なシーケンスが見当たらず、色々できそうでかなり悩んだ。意を決してシーケンスを決める、そして狙う。一発で登りきりたかったが、リップ取りで失敗。そのトライで見事に指皮を裂いた。諦めきれず続けようともがいたが、裂けたところが激しく痛み敗退を決めた。

久々に勝負時を逃した。

陽はまだ落ちず。
奥で登るチームメンバーに合流しようろと海辺を歩く。ところどころでローカルが登っていた。せっかくなので面白そうなところでまぜてもらい適当に登った。

いつ来ても癒される海、具志頭。
もしかしたら、この海なら私とて登らずに1日過ごせるかもしれない。