「仕事旅」カテゴリーアーカイブ

めじろんカップ6th

今でこそ拠点は久留米だけど…気持ちは久留米とともに地元大分にも。

今の私の自由奔放なクライミングスタイルは、
適度な放任のもと見捨てず見守ってくれた師、そして未開拓な大分の大地があったからこそ。

時折思うのは
師への恩返し、地元大分への還元の気持ち。

そんなものを最大限表現できるめじろんカップの運営。

12月4日
めじろんカップ6th

 

草コンペは草コンペらしく
最大限の盛り上がり方を目指して。
かつ、一応競技なのでチーフとしてリザルトはしっかりとつけること。


実は今回、準備段階でいくつかの困難に直面。
それでも日を跨がず作業を終え当日を迎えれたのは、スタッフはもちろんボランティアの方も含め皆成功への一筋を見据えていたからだと思う。

当日、運営チーム、そしてジャッジチームも加わった。チーフジャッジは今年も変わらず私の師。

9時30分 競技開始。

結論から言えば、過去最大の盛り上がり、過去最大の課題クオリティに仕上がったように思う。

ということで最大目標は達成された。
ただし副題、リザルトをしっかり出すという目標は私の力不足により達成されず。

上位2カテゴリの予選リザルトがうまくバラせなかった。実は準備段階でうっすら気になってはいたものの時間に追われ煮詰めきることができなかった。猛反省。

予選のリザルトをバラせないということは、成績云々の話ではなく決勝のタイムスケジュールが狂うということ。

予選終了後、頭を抱えていたらチーム一員がセッション&ラウンド式を提案。ジャッジチームも賛同してくれた。草コンペならではの機転である。

これで大幅な時間短縮をすることができた。

そして迎えた決勝。


私自身は未知であるセッション式の決勝。

選手はもちろん運営チームに救われ、オーディエンスに助けられた。
想像を遥かに越えた盛り上がり。
予定調和では絶対に出せないほどの盛り上がりだったように思う。

クライミングにくそ真面目な私からは出てこない判断、遊び心、そしてその状況をむしろ楽しんでいるオーディエンスを心より尊敬した。

過去最大の成功の裏に沢山の反省点もある。

冒頭に書いた地元への貢献、うまくできたかはわからない。
けれど私自身感動する瞬間の多いイベントだったのは明らかだ。

予選約40本、決勝12本の課題

実はこれらは12月末まで。是非とも今一度登りに行ってみてほしい。
参加された方もそうでない方も。

大分県山岳連盟、大分のクライマーのみなさま
ありがとうございました。

次回のめじろんはまたみんなで過去最大を更新できますように。

 

長崎出張【トレーニング講習開催】in ARクライミング

長崎(諫早) ARクライミング様にて
【クライミング上達法】講習でした!


「より実践的に」をテーマに。
故障なく、継続的にパフォーマンスを向上させていくために…

参加いただいた皆様、呼んでいただいた運営の方々、ありがとうございました。
振り返り用です!


今回は人数が予想以上に多かったので2グループに分けさせてもらいました。

Aグループ

❶ 日常から

今回は立ち姿やシューズを履いた状態での歩き方で気になったので、いきなり脱線。

馴染んだシューズを履いているはずなのに極端な姿勢になるならば、何が要因か考えてみてもよいかと思います!

実践としてつま先からどういうパフォーマンスになるか決まる部分もあるので、そんな話。

❷ 登りの癖

無限に存在する課題に挑む我々クライマー。
とはいえ身体の使い方には癖が出ます。特に体幹部。

どんな課題に於いても共通した最適解があるとしたら、それは重心位置と体軸(センター/中枢)の使い方。

❸距離出し

今回最もアンケートで多かったテーマ、でしたが❶❷に時間を使いすぎ触りしか出来ませんでした。。。次回もし機会をいただければ、このテーマのみに絞りやれたらと思います。

要点A. 溜めと動作を明瞭にして考える
要点B. 身体を預ける訓練。
要点C. 必要なフィジカルと筋トレ

本来はそれぞれに30分は必要な内容だったと思いますが、概要をうまく掴みトレーニングしてもらえたら幸いです。

Bグループ

テーマは一つ「保持力とは」

技術:悪いホールドを持った際、どう動くか
体力:悪いホールドで動くための身体作り

今回は短時間かつより実践的に進めたかったので、レンタルホールド持参でセット。課題自体も楽しんで進もらえているようでよかったです!


トレーニングやりはじめ何か疑問点がでてきたらメッセンジャーなり連絡お待ちしています!

また、今回は個別に最要点を見ることができなかったので、もしそういうものを希望される方はJoyでの「大人レッスン」をやっています!レッスンではなくとも、ちょっとしたことであれば店頭で実践もできると思いますので是非お待ちしておりますー

みなさまありがとうございました。

 

 

延岡出張ユースレッスン「コンペへと」

コンペ(競技)が増えてきました。
ということで今回のテーマは「コンペ」

ひむかサンライズプロジェクト

宮崎県下のマイナー競技、競技力向上をコンセプトとした活動です。

クライミングにはじめて挑戦したときの衝動、魅力、覚えてますか?

今はきっと達成感や自己の上達、競う楽しみも追加されていると思います。

・競う場、競技会へ

場慣れしている人、そうじゃない人、
競技常時上位の人、初参加の人

色々な人が集まる競技会

競技開始時点はみんなフェアだということ。
全国規模の大会であったとしても、一クライマーとして自信を持って積極的にそのゲームに挑んでほしいと思います。

・コンペというゲームの遊び方をしる。

ルールを把握したり、得点の取り方を覚えるには実践こそ。。ということで簡易的なゲームを。

もちろん選手を見守るサポーターの方も同様に。
ゲームを遊ぶにはルールの熟熟知が必要で。その後は、どうすればポイントがとれるのか試行錯誤できる機会を(細かくは略)

自分のしたいクライミングとクライミングを用いたゲームはまた別ものだと考え、ゲーム自体を楽しむ。

その先

コンペに追われる忙しい日々に…
順位、成績、完登数、到達点、

そういう数値、相対評価に着目しすぎて、自身の内容の振り返りが甘くなってしまったり、心のゆさぶりが大きくなり苦しくなるときも増えると思います。誰がよかった、こうすればよかった、そんな話も必然的に増えてしまいます。

如何なる状況下でもそっと自己に向き合える時間と精神的ゆとりを。

最初の話、内発的動機付け
【十よりかえるもとのその一】

クライミングの一分野に過ぎないコンペ
どハマりしすぎぬよう。
されどコンペ、うまく向き合えば楽しみがグッと増すはず。

関わらせてもらった身として、選手としての活躍はもちろんポジティブに向上していけますよう強く願っています!

そんな感じで。ありがとうございました。

 

【出張】長崎(大村)キッズコンペ

10月22日は長崎県大村市の施設
モノクライミングスタジオ大村店にて
キッズコンペでした!


実はこの前月、

「ホームのキッズはもちろん、長崎キッズの刺激になるようなイベントがしたい。協力お願いします。」

と店長自らjoyまで訪れ依頼をいただきました。

この熱量に応えたいと思い、

前日にセッターとして、当日は(突発)運営スタッフとして参加。


カテゴリは
U-8/U-10/U-12/アドバンスの4つ。

それぞれ10課題アテンプト/ゾーンありのセッション式


いざ蓋を開けてみると県外の強豪ユースも参加があり、
結果的に良い外部刺激も得られたように思います。

私ができるのは、準備までで…
あとは選手たちが自らの可能性に挑戦し場を作ること。

挑戦という意味で、私らが冒険をせねば可能性も膨らまない。
(リザルトを綺麗に出すだけなら簡単ですが)
深夜まで一丸となり攻めて準備をすることができたと思います。


冒険的なセットとなった各カテゴリ高難易度課題、
その挑戦の様子、

それぞれの課題の完登時の熱量、
究極に攻めた決勝全ての課題に向き合う子どもたちの熱量。
(決勝前、選手のレベルの高さにさらに攻める。それすら本気で勝負してくる選手ら)

私も感動をわけてもらいました。


30本弱の課題はしばらく残るようですのでおさらいや登り返しにぜひ活用頂けたらと思います。
ご依頼ありがとうございました。
皆様の更なる進展を!!!


【追伸、私感】

ふわふしていたあの変な学生が今やどこぞのジムの店長。

岩のことしか考えていないと思っていたけど
将来の可能性を誠実に見据え、まさか私に仕事の依頼をくれるようになるとは。

一緒に仕事ができてちょっと想うものがありました。
このまま健やかに成熟していけることを。

 

 

 

戸河内紀行「プサマテ初登」

久々のココペリ出張。

車移動を一発で決めきるにはきつい距離なので、毎度どこかに寄り道。

いつもは戸河内メインエリアなのだけど、ぼちぼちやりたい岩が落ち着いてきたので迷っていた。すると丁度タイミングよくローカルクライマーがprojectを案内してくれるということで

これはもう行くしかない。と。

      戸河内                                                             

10月3日
閉店後出発し途中のS.Aで車中泊。

10月4日
朝一戸河内到着、岩は若干しっとりしていた。それでも雨じゃない戸河内は初めてだったのでテンションは上がる。到着してすぐサチさんと合流。

アップがてらダラダラ遊ぶ。
やはり戸河内は良いところだ。

 

さて、本題のルーフproject。

丁度良い大きさのルーフ、果たしてホールドは…。
ルーフに潜り確認。
「続いている!!!が、激やばい。」

前半の強度が特にやばく保留し中間部。
それでも厳しくはじめは何も出来なかった。しばらくすると一つ一つ適正な動きを発見でき、結果ステキなシーケンスに仕上がった。

〈プサマテ v11(三段) fa〉

最奥からのproject(通称ソマーズp)はとんでもなやばい。

その後も色々触り可能性を発掘。
〆はもちろんマントル課題で。
選んだのは

「マーシーマントル 初段」

敗退。
まぁ、そうだろうな、、、わかっていたけど。

 


日もすっかり暮れたころにダラダラと福山まで移動。
翌日からは大事な仕事なのでしっかりとホテルで休養。
先に書いたココペリセットに続く。

終日お付き合いいただいたさちさんにスペシャルな感謝を。