高原を吹き抜ける風は強く寒く迫りくる日暮れを考えると少し怖い。
9月9日
どこも暑い。この日も早々に指皮が裂けprojectのトライを諦めた。
夕方、ふらっと山道を歩く。高校時代何度の歩いたはずだけどその記憶はなくとても新鮮だった。久々に山でちゃんとした道を歩いたけれど爽快で気持ちいい。また。
高原を吹き抜ける風は強く寒く迫りくる日暮れを考えると少し怖い。
9月9日
どこも暑い。この日も早々に指皮が裂けprojectのトライを諦めた。
夕方、ふらっと山道を歩く。高校時代何度の歩いたはずだけどその記憶はなくとても新鮮だった。久々に山でちゃんとした道を歩いたけれど爽快で気持ちいい。また。
8月24日
清流にて暑さを凌ぐ。
小ぶりで目立つラインがないけどどれもそれなりによかった。
思えば先駆者からここを聞いてもう15年近く経つかも。
[ 言問い ]初登
ピリッとくる上部では絶対に落ちたくない。
#joywallrocknavi
#climbing #bouldering
ー 9月12日ー
猛暑が続き遠出はしたくない。かといって未知のパートを残しているzenzohもできる気はしない。それでも気負いせず出向く。湖畔沿いの遊歩道をのんびりと。
9月とは思えない暑さに少しだけめげそうだったが、早速背伸びで取り付き上部を探る。
開始15分ほどで身体が動きはじめたのかリップをとらえた。
未知が解決できたこと、トップアウトできたことでテンション爆上がりした。
*
その僅か30秒後、遠い地面に絶望した。
裏のスラブの上に立ってもホールドが見えない、明瞭な下降路がない。
下から見上げたときは簡単そうに見えたのに…。
ここにいてもどうにもならないので意を決してクライムダウン、土を穿りながらホールドを探す。10分ほどかけ地面に戻れた。
*
呼吸が整ったところで強度の高い下部のムーブ構築。終わった頃にはすでに気温30℃越え。曇りの一瞬を狙い登り切ることができた。
ー 善蔵 /三段 ー
静寂な森に佇むシンボリックな巨石のど真ん中を通る道筋。
九州北部は良い三段が多いがその中に混ぜても輝く1本。「月に叢雲」や「ティアマト」にも匹敵し福岡県下を代表する至石といえる。
( 情景と継承 )
偶然にもこの日、視察に来ていた市の方と話す機会を得た。
最近では色々な考えの人が岩でクライミングをするようになった。岩登りを心より愛する身としては不特定多数の人が見れるよう情報をネットであげるのは現状リスクしかないように思う。
また、何年も会っていないのに都合の良いときだけ連絡してくる人が増えた。
トポをまとめる規模ではないが大切な岩であり色々な約束事のあるエリアとなったのでこの岩を紹介する際は直接顔を見て伝えたい。
夜、店番をしているとTKTさんがやってきた。
前回同様、昼の出来事を笑顔で聞いてくれた。
小規模なエリアだったとしてもそのエリアに見合う公表の仕方を考えていきたい。
今年の夏は特に暑かった。
連続する猛暑日、毎日記録更新される観測史。
*
ある日の夜、TKTさんが近場の岩の情報をくれた。どうせ岩を登る気分でもなかったので見に行ってみることに。
ー 8月末 ー
遊歩道沿いにあるらしいその岩。歩きもそこそこ長いので車で準備をしていると林業のおじいちゃんたちは現れた。
マットなどの大荷物を持つ私はきっと怪しい。すぐさま声をかけるとボルダリングを認知してくれていた。思えばこの下の集落にはコロナ前に挨拶に行っていたのだった。自称不審人物からボルダリング愛好家に昇格したところで歩を進める。
なだらかな遊歩道をのんびり歩くと目的の岩についた。
*
風貌良く圧倒された。しかもいつもやっているような岩とは違いランディングがガチャガチャしていない。シンプルにボルダリングとして良い岩だ。ほんの触りだけのつもりが結局夢中になってトライした。
散歩気分で出向いたので僅かな時間。気温も35°越えの猛暑。
それでも感触は良く秋の楽しみができた。
と言いたいがきっと待てずにすぐ来るんだろうな。。。(結果は想像に任せます。)
*
夜、店番がてら片付けをしているとTKTさんがやってきて
「どうでした?」
と。
「最高でした」
と返すと
「そうでしょう」
と笑っていた。
3月18日
ずっと行きたかったお尻岩へ。
圧巻の風貌に当然ながら観光地。
大分に在るのは知っていたけれど登っていいものか…。
積極的に調べることもなく、昨年暮れに突然「登っていいと確認が取れた」と聞いた。大分の熱いクライマーが観光協会や周辺の施設に掛け合ってくれたようだ。
潮の関係もあり早朝から。
お尻は実家からわずか30分の位置に在り、着いて驚いた。
小学生の頃、いとこや家族と何度も来ていた海岸の真横ではないか。
岩が沈むまで約2時間といったところだろうか。実質2つの岩であとはパラパラと。サーキットスタイルで順に周り15本ほどの道筋を登った。
糸島の荒々しい環境と正反対の快適さ。浜に転がるシンバリックな岩。ハードなクライミングはなくとも十分満喫できる。
と、言いたいところだけど一本だけ。
「ウミノウリボウ 」
二段というグレーディングをしたものの離陸の際のフットホールドが一切無く岩肌の絶妙なフリクションで身体を支えリップへランジする。強度も高くリップが止まれば気持ちが良い。
ー
時間が余った。せっかくなので10代の頃登った山の上の岩を見に行く事に。
巨石探検道へ。
※お尻岩で遊ぶ際は出来る限り短時間で済ませたい。また観光者の記念撮影の邪魔にならぬようマットや荷物はすぐにどかすよう心掛けたい。一般観光者に私ら遊び人の誠意を見せたい。 ※一応サーキットトポもまとめはしています。