8月30日深夜、
ひとつprojectが登れ安心(冥の記事参照)。
少し登り足りなかったので、車に戻りエリア移動する事に。
ざっと荷物を車に詰め込み、次の岩へいざ行かん。
と、その前に夜食。
月が綺麗な夜だった。
あまりの心地よさに、気づけば30分以上経過。
バタバタ移動し岩の前へ。
狙うは、塔が倒れかかったような岩。
カンテとハング真ん中にあるホールドをフル活用し、挟み込みで登るとこまでは想像できた。
かなりカッコいいmoveを要求してくる岩なのだが…
何せどうもリーチが足りない気がして
中々取り付けずにいた。
今回は時間もないので早々にトライ開始。
まずは右カンテに出すmove。
ランディングが斜面ということ、
フットホールドがカキコミ方向と逆を向いていること、
それらのせいでイマイチ距離が出せなかったが、補助足のスメア位置(軸足の逆)を修正し成功。
次、左手を出す予定であったがフットワークが行えることに気づき、カンテに右トウを。
大の字でギリギリ外傾したリップに右手が届く。
核心部は出来た。
予想より時間にあまりがある、ということで当初スタンドスタートで登る予定であったが塔の付け根よりやる事に。
明瞭なスタートホールドはあるがそれより下に何もない…。
ようはフットホールドがないという事だ。
ブラッシングをして、何とか形状がやや膨らんだような場所を見つけた。
一般的に見て、最悪な位置…
ただ私の得意な部類のmove、サイファ発動条件内にそいつはあった。
動きすぎると左の岩塔に突っ込んでいきそうになるが、そこは得意move。
扱いには慣れている。
時間はまだまだあったので、まったり繋げることに。
3便目、無事全てが成功した。
岩の形状から「薙刀 v10(三段)」としたが
私以上にハンドリーチがある人がやったら(私は175cmオーバー)少し優しく感じるかも…
とも思ったが、足位置的に一つ一つのmoveは縮こまって発動しなければならず、案外体感は変わらないかもしれない。
時刻は27:30
流石に眠くなってきたので撤収、
明るくなりはじめてきた頃、家に到着。