今回は中枢(体幹部/センター)での身体操作の話。
動作「うねり」の特性
うねりは体幹部を捻転させ重心(体勢)を引き上げる。
ー 利点 ー 上腕の出力をそこまで要せずショートレンジの一手を狙える。 力のない人も多様できる。 上半身の継続的な脱力のまま動ける。
ー 欠点 ー 姿勢を間違えると肩関節の損傷ダメージが半端ない。 長距離の一手を成功させづらい。 ①外傾したホールドの効きが悪くなる ②次のホールドを捉えてからの反動(巻き返し)をくらう。
うねり以外の選択
ニュートラル※以下N(身体を起こす)への置き換え
うねりが使える場面は大体Nも有効になる。
脱力を溜めとして、身体を起こす動作にタイミングを合わせる。
習得にコツはありけれど故障のリスクは抑えれる上にロングレンジへの一手にも応用が効くので練習する価値は大、だと思う。