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枝村さんと共に/Tiamat

10.11
ライトフットワーク枝村さんと岩へ、場所は糸島。
まずは気候が良くなってきたのでニライカナイのエリアを案内。

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写真は閃雷 V8/9
何やかんや言いながらクリも登った。
色んなラインをまったりと登る。

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昼過ぎ、エリアの移動。
枝村さんガイドで野北へ行く事に。
私は初来訪、
アプローチは二つの崖を越える。
苦労して訪れた先に広がる殺伐としたエリアは、
とても美しく感じた。

ひとまず、既存課題 月に吠える 二段をやる。
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私もようやく二日酔いがさめてきたので参戦。
moveの作成に少し時間がかかったが、無事登ることが出来た。

他にもちょこちょこ触り、落ち着いたところでbig projectをやる事に。
メインのその岩は、
このエリア中央に崖に挟まるような形で在り、
ずっと気になっていた。
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こいつに対峙すべく、ここを案内してくれたのだと思う。

ぱっとこんな凄まじい岩を案内出来る情報量と処理能力…
先日に引き続き、先人の偉大さを感じた。

かなりのハイボール、そしてランディングの悪さ、マットの弱さ、
数便で完全に心が負けた。
下部の核心をこなして満足だと言い聞かせ撤収。

お世話になった枝村さんと別れ、仲間と共に帰路へ。

夜、
家に帰ってからもずっと、その岩は脳裏から離れなかった。

10.12
二日後、再来。
今回は単身、アプローチもそれなりに過酷なので荷物を迷った。Mサイズのマットを二枚持って行くか、大型マットにするか…。

どちらにせよ後半で落ちることは許されないので、未知なる部分、中間部の強度を見越して大型マット、サターンを選んだ。

big project再開。
とりあえず下部は順調に出来た。中間部、横の岩をステミングしてホールドを探るが案の定、あまり良くない。
そこそこ距離がある。

とりあえず高さがあるので、1便1便体力を有効に使って攻める。
現場合わせで想定したmoveと違ったが後半まで何となくわかった。

あと1手だすと引き返せなくなるところまで出来た。

リップを越えた先にある後半のスラブもやばそうな気がした。
クラックがガザガザしてて、少し脆そうだ…。

隣の岩の天辺から移って確認する事に。
移る際、かなり緊張したがホールドの効きは良さそうであったので思い切った。

予想通り、比較的良い。
マントル…リップにスメアするポイントがかなりたるい……。
引き返す。

これはやばい、大幅に休み再度トライ。
勇気がいる。
振り絞ってスメア、かきこむ。

右手クラックの中のホールドが欠損。
かなりビビったが、大して体重はかけていなかったので体勢は安定しているしフットホールドは生きている。
もう行くしかない事はわかった。

右手を持ち直し、マントル返し立ち上がる。
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安定。
残り1.5mのスラブ。足が震えた。
先程欠けたクラックに左足、出来る限り安定してそうな場所を選ぶ。
もう引き返せない、進む。

カチを発見、しかも両手分。
さらに次の右足スメア分の足も安定していそうなポイントがある。
そこに最低限の動作で乗り込み、リップを掴む。
言葉も出なかった。

無事にトップアウト。
放心状態、
ひとまず一箇所を除き全て出来た、これは可能だ。

相当休む、
気づけばトライ開始から3時間。

繋げる事に。
中間部を越えたとして、心折れていれば左の岩に、ようは後半部のスラブをバラすために使った隣の岩の天辺に逃げようと決めた。

集中、
1便目

中間部は上手くいく、バレていなかった場所も決めていたmoveにて成功。
後半に突入。
シビアなヒールが要求されそうなポイントも心の準備が完璧で、上手く出来た。
気持ちは最高潮、そのまま突っ込み足は震えていたが気づけばスラブに突入し、気づけばリップを掴んでいた。
そして気づけばトップアウトを終わらせていた。

無事に登れたのだ。

広大な海に因み、
名はTiamat とする。
グレードはよくわからないが一応V10を提示したい。

間違いなく言えるのは、
この地のこの壮大かつ大胆なロケーションの中に相応しい一本であり、
今の次元であれば、ここに訪れるクライマーなら誰もが見上げるラインであろう。

その可能性に、
早くも10数年前に訪れ見上げていた先人が、今尚最前線で開拓を続けており、一緒にクライミングが出来るこの環境に感謝したい。

暫く休憩し、
落ち着いたところで大好きな荒々しいアプローチを帰る。

月光嶽行 5.13初登

10.10 祝日
北部九州開拓者、八面中部を仕上げた武下さんと現地で待ち合わせをし仲間と岩へ。
目的は前回、うっすらと手をつけたサラマンダーの岩の左ライン。

梅雨前に取り付いたそれは、ホールドがとんでもなく悪い。
外傾したカチがとにかく続き、動くとふわっと身体が吐き出されて落ちる。

気温が低くないと無理だと判断し、トライを次シーズンに回した。
それが今日。

到着し、武下さんと話しながらダラダラと準備。
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昼前に取り付く。

気温は20度、前回より遥かに良い。
取り付くと、記憶より遥かに効く。
初便は行けると感じたが、前回成功したヒール解除が一向に成功しない。
数便出してやばいと感じ出した。
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そもそも今回のアップ便で欠けたホールドを前回踏んでいたような気がする。
moveの作り直し、
武下さん自身は、他のホールドを保持してヒールをかけずにやろうとしていたと聞いた。

試す、それがヒット。
ヒールをかけずとも悠々にこの一手に成功。
これは梅雨前に、保持がシビアすぎて見放したmoveだ。

気温等、状況が変われば一度つくったmoveも再考しなおすべきだ。
武下さんに感謝。

ホールドと呼べそうな形状こそ多彩にあるが、
保持できる状況はどれも限られる。
足場もシビアで組み合わせが非常に難しい。

最終的に、武下さんのmoveから始まり非常にたるい棚まで繋ぐシーケンスを、その後2便かけてつくった。

行けそうな気もするが後半二手がまたシビア。
案の定次の便は、その一手でふわっと吐き出されて落ちる。

なんとなく、
無駄な気がして、一手を省いて一気に棚に行くmoveを試した。強度は上がるが、確率は増す気がした。

登れるような気もしてきた。
組みたてに時間をかけすぎ、もはや日暮れ前。

可能性を込めて大きく休む。
そして1便、
凡ミスで出だしフォール、予想通り。
私のメンタル的に、
よく出来た便の次は、気負いすぎて良いことがあまりない。
運良くノーダメージだったので、次にかける。

登れる気がしたその便は、
安定して核心を越えることが出来た。
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たるい棚を保持し次、ホールドを見失い両手共に悪いリップになった。次はガバだとわかっていたので、デッド。

落ちる気はさらさらない
が、思ったより危なかった。
かろうじてガバを捉える。

その後は5.11aのパート。
グレードは易しいが明瞭なガバがなく、残り4mのスリッピーなパート。
パンプしていたことと、落ちたくない一心で動きが硬くなりすぎ際どかった。
落ちる可能性のあるシーケンスのままツッコミ続け、無事に最終リップガバを捉えた。終了点にクリップしマントル。
ロープ解除し、上から回り込んでおりようかとも思ったが今回はめんどくさいのでやめた。

無事に初登。

想像より苦戦、昼過ぎには’今日登れないかもしれない’と弱気になってしまった。
ホールドが悪いだけにシーケンスの組み合わせが非常にシビアで難しい。
解析だけでもかなり苦戦する上に、ボルダーグレードでもv9はあると思う。
短いだけにグレードをつけづらいが一応5.13。

名前は開拓者の意向に沿って、
月光嶽行とする。
私の意向で漢字表記に、由来は動画の最後を見て貰えばわかるだろう。

周辺の整備も順調に進んでいる。
もう少しもう少し。

白虎

10.3
雨上がり、森はコンディションが悪いことを予想して日の当たる場所へ。
メインprojectはかろうじてトライできそうではあったが気温30度オーバー、しかもシケシケ。

ダラダラトライを続けるついでに他の面にかかる倒木を処理することに。
しかしこれが思いの外かったるく、中々切れない。
ノコギリ一本じゃ無理かと諦めかけたが、やり始めたら後には引けず……

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終わった頃には軽い熱中症状態。
少し休んでproject再開。
昨シーズンは骨折でキーとなるトゥフックが全く出来なかったのでほぼトライ出来ず、実質2年ぶり。流石にオフのトレーニングもあり、moveの安定度は増していた。
とはいえポケットは相変わらずエグい。1時間で指皮が終わった。
この条件にしては手応えはあった。、

10.6
指皮は少し回復、また皮がえぐれそうだが数便は出来ると見込み、出向く。アップが終わり取り付く。すると、やはり指に痛みが。
駄目だ、全く回復していない。
仕方ないので前回バラし損ねた繋ぎの箇所をやる。
すぐに出来た。
核心をおさらいしたところで指かわが裂けて終了。

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ついてまだ1時間経たず…。
どうにもならないので仕方なく日の当たる面を。
暑い……ホールドが熱い。

白虎のsdsをやってみたが暑い!
moveはバレたけど暑い!!

昼過ぎに日陰になる気がしたので昼寝。
熟睡して起きた頃には、見事に日陰。

繋げに入る。
何便目かで上手く行き、後半パート、白虎。
ここはランディングが悪く数年間悩まされた。
当時、
リップ手前でたまたま右手を右カンテ奥に伸ばし、手掛かりを見つけたことにより、完登への道筋を見いだした。

ホールドさえ分かればそこまで難しくないであろうと、
油断していたが
スメアがシビアだ…
突っ込んで気づいたがこんなにもシビアだったのか……

スリップするかもしれない…そう思いながら足をあげる。
そして見事にスリップ。
マットめがけてジャンプする。

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着地成功、良かった。

とりあえず悪いことは再確認。
というわけで次の便で無事登った。

白虎sds.
グレードはv10に感じたが気温が下がれば易しく感じるかもしれない。

時間はあったが指皮もボロボロだし翌日のセットに備え撤収を決めた。

ハロウィンイベント告知!!!!!!(じゃがくん)

じゃがです。

告知です!!!

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ハロウィンイベントします!

未経験者の方、大歓迎です!!!
「お菓子をくれないとイタズラしちゃ
うぞ」
=
「T???? o? T????」
答えを受付で言って特典をGET!!!
ヒントはハロウィンの時によく言うあの言葉です!

イベント期間中はジム内にミニカボチャが出現します。
カボチャの中にあるクイズに答えてノベルティをGET!!!

クライマーの方向けに課題も作成中です!!!
ぜひ、お楽しみに!!!

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10月30日(日)17:00〜限定!!!
「仮装しながらボルダリング」しましょう!!!
ボルダリング未経験者でも大歓迎!!!
とにかくハロウィン気分を楽しみましょう!!!
何か変わったことをしたいって方、ぜひ来てください!!!
希望あれば記念撮影も承ります!!!

iPhoneから送信

10月ゲストセッター岩橋由洋

9周年イベント、皆様誠にありがとうございました。
余韻冷めやらぬままに、次回の告知となります。、

10月頭に、そう、ホールドチェンジです。
簡単にいうならばコースの入れ替えです。
該当コースは以下参照。

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そして、次のセッターはゲストを関東より…。

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岩橋由洋さんです。
経歴が気になる方はネットを見て下さい!
完成後、登って貰えたら経歴など知らなくとも違いはわかると思います( ̄▽ ̄)

今回、セッションイベント等も考えましたが、岩橋さんの課題はじっくり味わってほしいということで…
ただ、普通に残すことにしました。

いつでも自分のペースで、自分のスタイルでじっくりと取り組んで貰えたらと思います。
仕上がりがもしセッション向きの課題によったら、その時はみんなで、その場でセッションしましょ♪

私も楽しみです。
お楽しみに。

あと、イベント課題もそれに伴い今週末一杯でなくなってしまいます。
ということで、余韻イベント”トートバッグチャレンジ”をひっそりと行います。
(と、書いてる間にも先行Facebook告知で来店頂きました、ありがたい。)

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あと、来月末10/30にじゃが企画のイベントも用意しています。告知は、もう少しお待ちくださいませ。

まずは消滅しゆく課題に…