2014年初登 「繊月の如く」再訪

激流の奇跡。
三日月状に抉られた壁の中、クライマーのみ通ることのできる一筋の道筋。


その壁に存在するのは一本のラインのみ。
それ以外は弱点はおろか可能性すら存在しない。
可能となるそのラインは完璧で、マントルを返すまでずっと一定の強度が続く。
高さも傾斜もあるので、後半部での足切れによる振られ落ちやマントル落ちは正直避けたい…。

下地は浅瀬、力量分だけ砂を運びマットを敷いて登ればいい。どれだけ埋めようとも一雨きたら、全て流される。

そんな環境もある種奇跡かもしれない。

二段が安定して登れれば問題ないだろうが、マントルは明瞭なホールドがなくかなりプレッシャーとなる。

今回は20分くらいかけて砂を運び、取り付きにマットを敷けるように。
上で落ちてもランディングは岩盤ではなく浅瀬だ、何とかなる。
実際は仲間共々落ちる事なく済んだ。
もちろんそれなりに準備万端に、意を決して。


2014年は色々もがいた。その中で出来た課題の中には、もしかしたらこのクオリティのやつが埋もれているかもしれない。

度々聞かれるオススメの課題…
真っ先に思い浮かぶのはどれかと考えたら、
大体の場合が実はこいつだった。

…ただ記憶も曖昧だし、2014年の忙しさの中で慌ただしく登ったこともあり無責任な事も言えないので口に出せずにいた。

改めてやってみて、記憶は確かだった。
気になる人は一足先に連絡もらえたらと思う。

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