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9/23 岩( Campanella )

午後からは雨予報だったものの、朝一から行けば少しは登れそうな気がしたのでヨダカの岩へ。

岩に着きアップをしているとKさんもやってきた。

色々やりたいことはあったが、最優先はヨダカのハング中央の一本。初来訪となった前回、最初に目についた顕著な弱点だ。

kさんはその右のラインをやる。

一見戦力にならなそうな外傾した棚の中に、かすかに掛るカチが散らばる。そのカチが使えると思っていたが、やってみるとどれも位置が悪い。

結局、極めてたるい棚を保持せねばならず。

その棚が濡れていたため、初日のトライを諦めた。

そして今日、このラインを登るべくやってきた。いざトライ

……悪い。前回濡れていたから保持できないだけだと思っていたが、乾いていても全然良くない。

棚を保持することを諦め、1時間程度費やし別のシーケンスを探る。

その間にkさんはprojectを登りきった。

ゲキカチで体勢を引き上げ足をあげる。岩ならではの強度。

良いクライミング!

私はというと、、、1時間の迷走虚しく、結局棚を保持するmoveに戻す。諦めて保持することを決意、その次の便でいきなりうまくいき、リップへのランジまで綺麗に突入できた。

3便くらいあれば登れそうだと感じた次の便、不意にランジが決まりかなり驚いた。

カムパネルラ v10(三段)

一番最初に目に入ったラインではあるが、課題自体の質(人気になるであろう課題)は前回登ったevil hawkの方が高いように思う。

このハングの更なる可能性を理解すべく色々やってみる。

ハングやや左に、私の手には負えないv17(6/7段)以上のラインがある。

流石にそのラインはトライする気になれず。(そもそも離陸すらできない)

さらにその左。

木に隠れるようあるライン、前回あまりよくみていなかったがホールドはある。可能性はありそうだ。やってみる。

すると右足で踏み込んだフットホールドが吹っ飛んだ。

実はそのフットホールドには浪漫があった。

夢見たv17以上のライン、次世代に託すべきライン、そのライン上にある右手で保持するであろうキーホールド、そいつが欠損。

メインとなる岩のど真ん中に、次世代が到達するかもしれないprojectが存在するというだけでワクワクする。

残念ながらそのラインは消滅した。

すぐに気を取り直し左ライントライ再開。残り少ない指皮で具合を探る。ここは可能性ありだ。わかったところでエリアを移動した。

帰り間際、前回やりかけたランジプロジェクトを登る。ロースタートもやりたかったが陽も落ちそうだったので撤収を決めた。

市蔵 v8〜9(初段〜二段)

9/18 joy (矯正:肩竦み経過2)

今回は個人的記録用です?

ふわっと意識している肩竦みの癖。それなりに順調で、ハードなトレーニングにおいての筋疲労も嫌な感じはない。気になるとすれば、アップ不十分の時や、限界値でのホールディングを要求された時に不意に入る嫌な負荷。

昼間、フィジカルセラピストとの会話で気付かされた。

ニュートラルのポジションに左右差があることはずっと気になっており、見てもらうと…そもそもホールドを握った瞬間からはじまってると。

指先からはじまる力の伝達進路(身体)を再確認。

ホールドを強く握った時点で、やばい方向に入っている(そもそもこれが肩が内に入る主因の一つ)

この状態からはもう体(適正なニュートラルポジション)はつくれない…正常に動ける稼働範囲は狭まる。(無理に動くと嫌な負荷が入る)

そもそも私自身 保持力の左右差は半端なく、右は左に比べると異常にもてる。

最近特に、右は体をつくって握りにいくことが少なくなっていたのだと思う。

末梢(指先)からシーケンスを開始するか

中枢からシーケンス(体勢をつくって)を開始するか

この言葉をノートに書いてみて思う…

初歩やん。。。

一より習い十を知り 十よりかへる もとのその一

ちゃんともとに帰らねばならないし、帰った際は更なる精度を要求できるはずなのに、、、手抜きしていたのだと思う。残念な感じ。ちゃんちゃん。

おやすみなさい?

 

9/14 岩(ヨダカを歩く)

10時、待ち合わせ場所に到着。

7月に話を聞いて以来、ずっと行きたかった場所。9月も既に第2週。ようやく案内いただくkさん達と私の休み、そして晴天のタイミングが噛み合った。

森を歩く。快適すぎる、この道が雲ならばいつも歩く道は泥だ。。。

雲泥の差…泥も嫌いじゃないけれど

岩の前に着いた。綺麗な森に置かれた白い岩。

周りは苔深く植生も激しい…その濃い緑の中から岩を表に出すには相当な時間と労力を費やしたことだろう。

快適な環境といくつかの課題。

どの課題も顕著な弱点をついたラインで面白かった。

開拓中の登攀と違い登りに集中できる。しかもティックマーク跡も存在しない、リアルオンサイトが快適に狙える環境に感動した。

苔や蔦、泥や倒木を気にせず、やりたいラインを森を歩くようにトライできる。

同行したタックも、すでに引かれた素晴らしいラインや自分のやりたいmoveにこだわり、色々やっていた。

私もいくつか初登させてもらった。

早期公開、という目標のもとで。となるとグレードもいつものように暫定的(悪くいえば適当)じゃいけないので 記載はやめたいと思う。また、どのラインを公開するかも決めねばならないので、深く書くのは避ける。

とはいえ写真や日記は、変化を確認したり思い出すのに使ったりと、後々案外役に立つので最低限を。

9月14日 鎮座/Evil Hawk/コグマザ 初登

岩の掃除を手伝う気で訪れたのに…結果的に一日登り尽くしてしまった。。。次こそは少しでも戦力になりたいと。。。

(最高な1日をありがとうございました。タックも運転ありがとう、帰り爆睡してごめんなさい)

9/9夜 岩(湿度と好夜)

岩に行けない日が続いた。

最悪、閉店後数時間でも岩に触れればと、タイミングを狙っていたがとにかく晴れない。

天気予報を睨み続け、ようやく晴れを見つけた。

9/10(木)晴れ

待ちきれなかった。9月9日 23時 閉店後、岩に直行。夜の方が気温も低くていいだろうと簡単に考えていたが、雨の続いた河原はそう甘くなかった。

湿度高い状況下ではやはりv3が良かった。

渓谷は湿気たまり、更には結露も酷かった。

初めて触ったどの岩も、ポジティブなホールドの割にシュルッと抜ける感覚があり、思うようにムーブを起こせなかった。

触ったラインのほとんどで敗退。

それでも良い夜だったと言える。

深い闇の中で見える遠くの街灯、星明かりだけで十分明るい遠くの空、そんなに大きくない割にハードな動きを要求してくる岩。

岩の状態を除けば、集中するには十分な環境が整っていた。…気付けば随分と時間が過ぎたようで、明るくなりはじめた山際に霧が吹き上がる。

となると朝はすぐに来る。工事車両が入ってくれば車まで戻ることができなくなる。撤収を決めた。

思うようには登れなかったけど幸せな時間を過ごすことができた。これで1週間がんばれそうだ、と。

久留米絣(粉袋) 注文分着

先々週末、久留米絣の生地をJoy店頭に展示!

その際に作成依頼いただいた分が出来上がってきました。

久留米絣 あずま袋

見入ってしまう美しさ…どれも私が欲しくなる。。。

久留米絣

筑後地方(福岡県南部)に伝わる綿織物
元々、着物として親しまれてきた久留米絣

柄(設計図)つくり、緯糸と経糸の括り、柄を出すため其々を染色、染めた糸束の仕分け、織り、など約30の精巧な技術の先に、一枚の織物が出来上がります。

"人と風土が織りなす庶民の芸術"

と言われるように、複雑で繊細な柄ながら素朴さが魅力

久留米絣の面白い動画があります。

KurumeKasari story お伝さん 〜久留米かすり物語

リンク(地場産くるめ)

時間があるときでもぜひクリックを!

久留米かすり 粉袋 来週あたりフリー在庫追加したいと思います。