月光嶽行 5.13初登

10.10 祝日
北部九州開拓者、八面中部を仕上げた武下さんと現地で待ち合わせをし仲間と岩へ。
目的は前回、うっすらと手をつけたサラマンダーの岩の左ライン。

梅雨前に取り付いたそれは、ホールドがとんでもなく悪い。
外傾したカチがとにかく続き、動くとふわっと身体が吐き出されて落ちる。

気温が低くないと無理だと判断し、トライを次シーズンに回した。
それが今日。

到着し、武下さんと話しながらダラダラと準備。
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昼前に取り付く。

気温は20度、前回より遥かに良い。
取り付くと、記憶より遥かに効く。
初便は行けると感じたが、前回成功したヒール解除が一向に成功しない。
数便出してやばいと感じ出した。
img_0903
そもそも今回のアップ便で欠けたホールドを前回踏んでいたような気がする。
moveの作り直し、
武下さん自身は、他のホールドを保持してヒールをかけずにやろうとしていたと聞いた。

試す、それがヒット。
ヒールをかけずとも悠々にこの一手に成功。
これは梅雨前に、保持がシビアすぎて見放したmoveだ。

気温等、状況が変われば一度つくったmoveも再考しなおすべきだ。
武下さんに感謝。

ホールドと呼べそうな形状こそ多彩にあるが、
保持できる状況はどれも限られる。
足場もシビアで組み合わせが非常に難しい。

最終的に、武下さんのmoveから始まり非常にたるい棚まで繋ぐシーケンスを、その後2便かけてつくった。

行けそうな気もするが後半二手がまたシビア。
案の定次の便は、その一手でふわっと吐き出されて落ちる。

なんとなく、
無駄な気がして、一手を省いて一気に棚に行くmoveを試した。強度は上がるが、確率は増す気がした。

登れるような気もしてきた。
組みたてに時間をかけすぎ、もはや日暮れ前。

可能性を込めて大きく休む。
そして1便、
凡ミスで出だしフォール、予想通り。
私のメンタル的に、
よく出来た便の次は、気負いすぎて良いことがあまりない。
運良くノーダメージだったので、次にかける。

登れる気がしたその便は、
安定して核心を越えることが出来た。
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たるい棚を保持し次、ホールドを見失い両手共に悪いリップになった。次はガバだとわかっていたので、デッド。

落ちる気はさらさらない
が、思ったより危なかった。
かろうじてガバを捉える。

その後は5.11aのパート。
グレードは易しいが明瞭なガバがなく、残り4mのスリッピーなパート。
パンプしていたことと、落ちたくない一心で動きが硬くなりすぎ際どかった。
落ちる可能性のあるシーケンスのままツッコミ続け、無事に最終リップガバを捉えた。終了点にクリップしマントル。
ロープ解除し、上から回り込んでおりようかとも思ったが今回はめんどくさいのでやめた。

無事に初登。

想像より苦戦、昼過ぎには’今日登れないかもしれない’と弱気になってしまった。
ホールドが悪いだけにシーケンスの組み合わせが非常にシビアで難しい。
解析だけでもかなり苦戦する上に、ボルダーグレードでもv9はあると思う。
短いだけにグレードをつけづらいが一応5.13。

名前は開拓者の意向に沿って、
月光嶽行とする。
私の意向で漢字表記に、由来は動画の最後を見て貰えばわかるだろう。

周辺の整備も順調に進んでいる。
もう少しもう少し。

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