「青い光」というルーフの良い課題があった。
4年あたり前のとある日、
LowStartのトライ中にスタートの巨大なフレークがガバっと剥げ顔面に直撃。
強烈に痛かったがそれ以上に、王手かかっていたラインが消滅したことに落胆。
青い光は原形すらなく…可能性が見えなくなった。
2021年元旦
雪の中友人も付き合ってくれ再度向き合う。
そして、ブランクセクションを超えた先にあるホールドに指先がかかった。
翌年も、
雪の中付き合ってくれた友人もなくただただやり続けた。
いつもより早い梅雨
とうとうその一手が止まった。
「これで登れる」
そうと思ったものの後半パートで弾かれ続けた。
指先の肉からホールドが溢れる感覚に、季節の終わりを感じた。
秋初日
これでダメなら長引く。不安の残る中なんとか初手をとらえることができ一安心。
後半パートで2度落ちたが、その後やっと登ることができた。
本当に長かった。
2022年11月17日
君子無朋 v13(四/五段) 初登
もはやこの記録を書いている今は2023年
2022年秋冬シーズンは厳しい1手に向き合ったと思う。
2023年最初のシーズン、通すのが難しいProjectが並ぶ。