コケタロウの記憶

尖った風貌、
尖った内容、
その割に人を寄せ付けるその岩そのラインはまるで、
最近居なくなった野良猫のようだった。


3月の終わり、
どうしてもまとまった時間が作れず強行した夜、クリ初登の秋太郎V8を登った。

その時、中央のラインが気になり取り付くものの疲労困憊で全く勝負にならず。動きの形だけ作って撤収。

〜4月初旬
目的の岩は濡れていた。1時間かけてリップの掃除を済ませたが取り付ける状態ではなかったので、秋太郎中央projectをやる。

初めは乗り気ではなかったが、やればやるほどmoveの面白さにハマる。
気づけば夢中になっていた。

中間部の強烈なmoveは実に面白い。

それなりに高さもあり安定しづらい上部の秋太郎パート、
やり込むとポジションを上手く決めればそこまで恐怖を感じずに済むことがわかった。

よく出来ている。

1時間程度やったところで無事に登ることが出来た。
内容、風貌から名をコケタロウ
グレードをV10とする。

その後、仲間の登った課題を登り日暮れまで過ごした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください