「玖珠川乙女岩ー2016」カテゴリーアーカイブ

Lazward

1月中旬 ー

山も街も雪に閉ざされた。それでも人はいつもの日を続ける。その流れに紛れるように、邪魔にならないように、岩を登る。


いつもの道から見える岩。
その岩からしたら、岩を登る人らが通り過ぎるのを冷ややかに眺めていたのかもしれない。
身近にありすぎずっと後回しにしていたもの。

1月29日

Lazward (ラズワルド) v10/三段


開けた河原に転がる一つの岩の正面に在る道筋。
下地が二段に抉れているのでちょっと怖いがパーフェクトなラインだと思う。

午後からは登れそうにないprojectをトライしに移動した。

2021年豪雨後玖珠川ボルダー(2021/8/23)

日記がたまっている、、、優先順位が高いものから。
2021年 豪雨後 玖珠川全域偵察。
結論からかくと、大幅な変動はなし。

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第二の梅雨と言うべく豪雨が続いた8月第3週。玖珠川の水位も去年の豪雨時に続くほど。

8月23日、ようやく水位も落ち着いたところで玖珠川全域偵察。

 

小ヶ瀬/乙女岩/船着/ロンリーナイト周辺 ➡︎変わらず

 

他は何らかの影響あり。

去年の豪雨時に崩壊が一番激しかったエリアは、案の定今回も巨石が二つ転がっていた。まだまだ安定していない。

湯ノ釣は目立った変化はないものの春に有志が復旧してくれていた火喰い鳥周辺は再び埋まっていた。

偵察が予定よりも順調に進み時間に余裕があったので、TimeLineを掘り返してみた。まだ不快だと思うとりあえずトライはできる。

傾斜が変わりかなり悪くなっている。

谷深く風吹き抜ける川の畔の空気留まる場所、湯ノ釣。いつ来ても癒される。

〆に最近再編を決めた天ヶ瀬。

また水溜りができていたけど、、、かつては川だったのでそれに比べたらまだマシ。15〜30分くらい整備に時間を費やせばトライできるようなるだろう。まぁもう少し水位が引くのを待って考えようと思う。

この岩以外は変化なし。日暮れも近いしこんなところで、撤収。

8月24日 雨。
にも関わらず玖珠川の水位は下がり続けている。よほどの雨量だったのだろう。

 

エリアGon崩壊

エリアGON崩壊

この表現以外適した言葉は存在しないと思う。

2005年、何とか対岸に渡る方法を考え出し登ったブローホールv4。
以降、通い込んで登った課題たち。

このエリアの課題はどれも、他にないほど苦しんだ。
GYABA v10、情熱の豚v11、朱ノ理v12/13はそれぞれの難易度以上に時間がかかったし登れるかわからない状態でのトライが続いた。

名課題も多く、碧の魂v8/9、ブルーバードv8、ダニポニタンv7、ナウシカv10-12などはどのエリアにあったとしても良い課題と言われるだろう。

随分と通い込んだ、もしかしたらどのエリアよりも通ったかもしれない。
この先も通う予定だった。

自分の限界を超えた岩がここにあった。
パフォーマンスのピーク的に生涯挑戦できてあと一つが良いところかなと感じており、
その岩がここにあった。

もちろんもうない。

すべてが消えた。エリアが崩壊したのだ。

過去登った課題よりも今登りたい岩に夢中な人生、自分ではそう思っていた。

でも過去登った多くの岩が消えたのを見て、気持ちの消化スピードを超えるほど負の感情が溢れた。

岩で泣けたのは、生涯の目標絶望岩を登った帰り道の一回だけ。
同じ気持ちだった。消失感。

きっとまた新たな課題もできるのとだろう。でも今は前を向く気力すらわかない。

しばらくちーんと、沈んでみようと思う。

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7月30日玖珠川全域偵察してきました。
今回はGonメインの日記でした、100課題近くあったものが残ったのはベルゼブブ一本のみ。他、正直全てのエリア影響あり。湯釣はレディークレアの岩を筆頭に8割消滅、鳥返しの岩エアポケットの岩も1m下地アップ。小ヶ瀬などは岩すら?見当たらず。


早急にまとめ直します。正直現在、何処のエリアも地盤が安定していない印象。よほどのことがない限り近寄らないのが無難だと思います。
トポをまとめなおすついでにその辺りも報告したいと思います。
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では気を取り直して仕事頑張ろうと思います。

閃引門

11.24
雨上がりであまり期待していなかったがそれなりにコンディションは良い、風があったからか。

とりあえずproject.更紗sds。
流石に気温10度ちょいだと違う…いやちょっとやそっとの違いではやぬもはや別ものだ。
更紗スタンドのパートがまさかの一発リピート。トレーニングは無駄じゃなかったようだ。
前回は気温20度オーバー、その時はツーランクほど格上だと思っていたがこれはギリギリ射程圏内だ。

下部を入念にばらし終了。
重要なのは人差し指ではなく、中指だということに気づいた。
そして相変わらず
ポケットに持ちこたえれるのは1時間が限度のようだ。

その後、10月にやり始めたポ初登の雷管石の右。
img_2053

離陸がそもそもシビアで、浮いたとしてもその後遠い位置にあるポケットを狙う。
コントロールして動けるギリギリの位置にあるポケット狙いは非常に痺れる。
リーチがある人がやったら全然楽しめないラインであろう。


この日は、やはり良かった。何よりも気温が10度以上違うと持ち感が全く違う。
ふとカンテに手を出すととまった。
初めの時点で戦力外通告を出していた形状が気温によってホールドとなった。
その後、次々とシーケンスが繋がり、登ることに成功。

img_2054

面白い!
繊細なフックとホールド、不安定ながら身体を入れ込めばはまり込む絶妙な配列。
面白すぎて、その後もう一回登っておいた。

閃引門 v9

動画は10月に登った白虎と閃引門

時間が余ったので、帰りにOzroofprojectをやり前回の確認と下部の練習。これで全て把握できた。
気温が低いともはやこいつですら別物だ。

更紗p

10.20
ようやく気温が20度前半まで落ち着いた。
今回は目的は更紗のlow start projectの解析。

まだ暑いがとりあえずトライは出来る。
夏にも何度かやって、感触はそれ相応。
今回はどうか…
あわよくば狙えるかもしれないという甘い考えを持って挑んだが、結論から言うなら、全く歯が立たなかった。

前シーズンは骨折でトライしていないのでその前のシーズンから比べると、多少はましになっていた。

ポケットの保持が重要で
1時間足らずで指皮がえぐられていたが、今回は多少抑えが効きたのか皮は持ち堪えた(これまではフリクションに任せきりだった)。

とはいえ、1時間やったら指が攣りだし保持できなくなる。

トライ時間は今シーズンも1時間だと言うことか。
今回は下部の核心一手と更紗のシビアな一手を繋げること。
時間ギリギリでこの二手は通すことが出来た。

そこから更紗の核心がはじまると考えると…
明らかに指を中心としたフィジカルが達していない。

最終手段として体重5kは落とせるが、それでダメだった時、シーズン内は間に合わなくなる。

まずはフィジカル強化優先で、同時に精錬化を目指そう。
フィジカル強化が終わることには2月、そこからの精錬化じゃどう考えても間に合わない。

うーん、正直厳しい。