「RockPath」カテゴリーアーカイブ

個ニシテ全

9/6(Thu)
涼しくなりはじめたということで開拓再開、1ヶ月ぶりのコヤ。

アップで上部の大昔に登られている岩を確認。

そして夏前にチラッとやったプルスウルトラ(栗崎初登)V7/初段。
この時は左手薬指を痛めており思い切れなかったが、今回は気持ちよくランジすることができた。

落ち着いたところで移動、王蟲の岩へ。
この岩もあと何本か出来るが…
デカすぎて整備が面倒くさい。。。

王蟲右抜け、その正面に丁度竹が生えており、そいつを上手く使って掃除することに。

ホールドは確認できたので上に回り込んで決死の思いで泥と枯れ葉を落としひと段落。

核心はリップ手前のポケットにランジするmove、か…。
成功すればそのmove、相当痺れるしカッコいいはず。
この日は心の準備が出来ておらず、ここで終了。


4日後の9/10(Mon)
雨上がり、ダメ元で行ってみることに。
案の定、地面も入口の岩も濡れていた。

王蟲の岩は…

黒い…が、下部のホールドは何とか生きていた。
上部、問題のポケットはどうか。竹を登って手を伸ばすと…
微妙、、、湿気ているし奥には水が溜まっているが、持てないことはない。

タオルをつっこんで、乾きを待つことに。
その間に下部を完璧に仕上げる。

早くも3便目、ランジ体勢突入
ただ、怖すぎて手を出せる気がしない。

仕方なく気持ちを切り替える。
右ヒールを決めてスタティックに行きたい、という事で右足を送るために右手を探すとたるい形状が戦力になる事が分かった。

翌便、見事に成功しポッケに届く。
とはいえ上部突入するにあたっての心の準備が出来ていなかったので一旦飛び降りる。

そして翌便、無事岩の上へ。

まさかこの日登れると思っていなかった。
想像していたmoveと全く違い、難易度も期待する程ではなかった。
それら少し残念ではあるが、
この移動距離を6手で済ます豪快なラインを味わえたのは良かったと思う。

個ニシテ全 グレードはよくわからないので公開前には定めたい。

その後脇を整備し軽く登り、
夜仲間と約束していた「七輪を囲む会」に間に合うべく撤収。

薙刀

8月30日深夜、
ひとつprojectが登れ安心(冥の記事参照)。

少し登り足りなかったので、車に戻りエリア移動する事に。
ざっと荷物を車に詰め込み、次の岩へいざ行かん。
と、その前に夜食。

月が綺麗な夜だった。

あまりの心地よさに、気づけば30分以上経過。
バタバタ移動し岩の前へ。

狙うは、塔が倒れかかったような岩。

カンテとハング真ん中にあるホールドをフル活用し、挟み込みで登るとこまでは想像できた。
かなりカッコいいmoveを要求してくる岩なのだが…

何せどうもリーチが足りない気がして
中々取り付けずにいた。

今回は時間もないので早々にトライ開始。
まずは右カンテに出すmove。

ランディングが斜面ということ、
フットホールドがカキコミ方向と逆を向いていること、
それらのせいでイマイチ距離が出せなかったが、補助足のスメア位置(軸足の逆)を修正し成功。

次、左手を出す予定であったがフットワークが行えることに気づき、カンテに右トウを。
大の字でギリギリ外傾したリップに右手が届く。

核心部は出来た。
予想より時間にあまりがある、ということで当初スタンドスタートで登る予定であったが塔の付け根よりやる事に。

明瞭なスタートホールドはあるがそれより下に何もない…。
ようはフットホールドがないという事だ。

ブラッシングをして、何とか形状がやや膨らんだような場所を見つけた。
一般的に見て、最悪な位置…
ただ私の得意な部類のmove、サイファ発動条件内にそいつはあった。

動きすぎると左の岩塔に突っ込んでいきそうになるが、そこは得意move。
扱いには慣れている。

時間はまだまだあったので、まったり繋げることに。
3便目、無事全てが成功した。

岩の形状から「薙刀 v10(三段)」としたが
私以上にハンドリーチがある人がやったら(私は175cmオーバー)少し優しく感じるかも…
とも思ったが、足位置的に一つ一つのmoveは縮こまって発動しなければならず、案外体感は変わらないかもしれない。

時刻は27:30
流石に眠くなってきたので撤収、
明るくなりはじめてきた頃、家に到着。

8月30日、夜

Projectをやろうにも、この日は何となく岩の上に登りたい気分。
という事で、登れそうな放置projectをチョイス。

狙うは、
2016年春に岩がびしょびしょの中トライしたごっついハング。

当時のトライ。

24:00 到着。

岩はしっとり、辛うじて登れるコンディション。

アップはjoyで済ませていたので速攻取り付く、
手も足も悪い中距離を出す、それがこのラインの肝。

さっくり登る予定が、ナイトだと距離感が狂う……

そして膨らんだ形状の先にホールドがあるので目視しづらい。
ナイトは失敗だ。

横の石から地ジャンして感覚を作る。
トライ再開、
すぐさまキャッチに成功したが次の一手で落ちる。

翌便、きちりと登った。

冥 v9/二段

時刻は24:50
時間はまだまだあったのですぐさま次!

狙うは仲間が整備した証明岩のランジproject、
30分くらい跳んだがどうも駄目、諦めて次に行くことに。

(今日はここまで)

2018年前期動画

いよいよ来たるベストシーズン前に、
溜まりに溜まった動画整理……。

今年の春夏の登攀動画メイン、
前ベストシーズンのprojectの合間に登った課題も。

①V8(初段) トヤマワキ
②天道 V7(初段) oz face
③靡き道 V10(三段) oz face
④DracoPlasm V10(三段) 耶馬溪ドーム
⑤ニコガミ V11(三段)
⑥徒桜 V10(三段)
⑦V9(二段)
⑧蠢く星屑 V7(初段)
⑨Denebola V10(三段) 玖珠川獅子岩
⑩UTOPIA V9/10(二/三段) 城島ボルダー
(11)パルスV10(三段) 初登枝村康弘氏
(12)(ランジ)V8(初段) 河頭山 初登弓月氏
(13)ロビノミミ V5(1級)
(14)冥 V9(二段)
(15)薙刀 V10(三段)
(16)crocus ls V7(初段) 河川公園

クララが陸に?

2014年公開の河川公園。
メインとなる課題は、

水面脇にある楽しげなcrocus
我が熱意を最大限に注いだウラノメトリア
ルーフを豪快に越えるスコーピオ

翌年、全てが死んだ。

Crocusは落ちたら川ぽちゃが楽しいのに浅瀬へ。
ウラノメトリアは逆に激流上に
スコーピオも同じく川の中…

8月上旬のこと、
ウラノメトリアが陸に上がっていると
川遊びに行った仲間が教えてくれた。

8月24日、
ようやく自由な時間が出来たので意気揚々と向かう。

現地に着く。
……

……
おい!タックよ。。。

この日は広島ユースのケンジを連れてきたので私はまったり過ごす事に。

ケンジにはあえて易しい課題の中でタメになりそうなものをチョイス。
シェリー v2

魔界 v4

浅瀬を少し埋める。

後半では落ちたくないcrocus v3

昼は何やらケンジが準備してくれていたので、私はお湯を沸かす。

ついでに珈琲も。

終日暑かったが、それなりに充実した1日だった。
気温とcrocus ls v7

お疲れさまでした♪

(河川公園の課題の今)
ウラノメトリアの岩、ほぼ全滅。
クロックスの岩、裏面の低い課題は登れるがメインはランディングが狭い、もしくは無い。
スコーピオの岩、水没。脇の易しい課題は濡れずに可能。