山本充男氏によるセットと講習会。
15本程度のコースが誕生しました。
フォーム矯正の話、
1番出力が発揮出来るフォームとは(ひとつのモデルとして)…
それをどうやって身につけるのか…
2時間の講習と実技の後はフリータイム。
その日の朝に用意されたテーマ課題を各々で練習して閉店時間を迎えました。
参加者のみなさま、運営サポート頂いた常連の皆様、遠方より来店された皆様、
そして時間を作っていただいたみつおさん、
本当にありがとうございました。
正月はたくさんの人に来店頂きました。
正月だけあってか、さすがにがっつり登るというより皆さままったり気味でした
毎年恒例、年頭所感と書き初め
まだ書かれてない方、お早めに!!!
さて、一月ですが……
まず中旬に、大幅ホールドチェンジです♪
登り残しはございませんか?
過去に投げたコースも、今やれば案外出来るかもしれませんよ。イマイチド向き合って見ては???
(1/19は17:00openとなります。月会員と回数券の方はいつも通り14:00からご利用頂けます。)
そして……
1/20 水曜日 19:30
山本充男(maboo.東京粉末)
技術向上講習
年末にやった身体能力把握のためのステータスチェックと対極にあるようで……真隣にある………
基礎moveの捉え方(フォーム形成、フォーム矯正)の話を、実践をもとに行って行くと思います。
ただ、うちあわせの段階でさらに面白そうなことがあればそちらに移行するかもしれません。打ち合わせもオンサイトでいきたいと思います。
お楽しみに!
もしかしたら定員を絞るかもしれませんので、すでに希望者がいれば連絡頂ければ誠実に対応致します。
もちろん遠方からの参加も歓迎致します。
興味がある方、ぜひとも。
2016.1.1
骨折26日目
ポの見つけていたエリアを歩く。
どの岩も写真で見るよりランディングが悪く、しかも難易度がありそう。
しかし久々に長い時間歩いた、
少し辛かったがとりあえずは動けるようになった。
その後、大移動。
水上にあったcroa’Asが陸地に現れていたのでやってみることに。
隣の岩の上からスタートしていたが、今の状態だと一つmoveが増える。とはいえ難易度は変わらないだろう。
下部をとっととバラし、迷ったが繋げる事にした。
今の状態では
着地=足の悪化を意味する。
少しピリッとしたが無事登ることが出来た。
とりあえず、今年も順調にクライミングを楽しめそうだ。
今年の総括
初めて年間目標に達しなかった。
思えば今年も色々あったし、色々やったと思う。
5月から始めたエリアGonのまとめが、思ったより大変で10月までもつれ込んだ。
果てしなかったprojectに王手がかかった頃に骨折。
そんなこんなが重なり、中途半端な大晦日となった。
JoyRockNaviの活動でいえば、エリアGonはともかくとして、今年は竜体山でのトラブルが非常に多かった。
利用者が増えるのは仕方がないと思うが、もう少しどうにかならないものか。
だいたいが最近はじめたクライマーではなく、指導者の責任下トラブル。
joyでは、クライミング力学のコラボや、室井さんのスタイル講習など、
他にも沢山……傾向的にちょっとマニアック路線にいったが個人的には満足だ。
ここ2年、ばらばらにつっぱしった感満載なので、来年はもう少し精査していきたい。
年間目標
v7以上30本…結果76本
v10以上10本…結果31本
v12以上5本…結果6本
v13以上3本…結果0本
年間200本初登…結果176本
年間200段初登…結果181段
主な課題(無記載fa)(完登順)
星のない世界 v10
ティターニアv10
サタンポー v12
天象 v12
崇拝 v11
ドモホルンリンクル v11
ジェット v10
春暁 v10
ツバキ v10
不死鳥 v10
ニギハヤミコハクヌシ v11
スイングトォ v10 faカズマ
白虎 v8 (数年来のoroject)
gloria v10
ベタ凪 v10
禁忌 v10
鬱蒼 v10
真の豚 v10
トンビ v10 faイセキ 3rdA?
虎視眈々 v11
ナウシカ
イラストリアス v12 faカズマ 2ndA
天狗隠し v10
魔女狩り v12
天帝 v11
トンネルペリカン v10
朱の理 v12
必殺 v10
リピートを含め登った課題の中で最も難しいものの一つ、ウラノメトリアの消滅。
それは工事が始まった今年4月から分かっていた。
ただ一応間近で確認しておくことに。
12/28 骨折22日目
工事も終わり、水も引いているのだろう。
にも関わらず、その岩は沈んでいた。
骨折した足で辿り着くにはそこそこ疲れた。
岩の前で休む。
なんとなくぼっとしてたら、この岩に費やした数年の記憶が順番に思い出された。
過去に書いたが発見した時は、同じように水の上にあった。どちらにせよ当時歯が立つ産物ではなかったので気にもしなかったが。
2012年、あの水害で陸が現れ、その時改めて見てみると、ラインになっていることに気付く。そして通いつめてホシノクララv13が完成。
完成を待ったかのように、後の災害で今度は埋まる。この時まだ完全体は登れていなかった。
2014年、多少能力が上がった頃に再び訪れると、また都合よくトライ出来る環境がそこにはあった。
近いことをいい事に通った、ここまで通い詰めたのは後にも先にもなく、こいつだけであった。
先にウラノメトリアが完成し、その後スーパークララが出来る、これで終結だ。
2015年に入り、災害の復旧工事が始まる。工事は知人の知人が関わっており、何となく状況は知っていた。
そして案の定大きく変わったその地は、例外なく岩も変化した。
叩き壊された岩、下地が水になった岩、逆に下地が出来た岩。
消滅した課題は残念だが仕方ない。
新しく引けそうな可能性はというと…
下地がいい悪いに関わらず片っ端から登っていたので特になかった。
ウラノメトリアとスーパークララは…
残念な事に下地は一部埋まり一部は川となった。
ただ、ホールドを観察したところ、ほぼ変化はないように見えた。重機も入っているので、傾斜がもしかしたら変わっているかもしれないが……。
随分長い時間、岩の前で休憩をした。
感じたのは、岩自体が存在してくれてよかったということ。
ここにある限りは、
また誰かが想いをよせる時、
きっと陸の上に現れることだろう。
私は奇跡的なタイミングで登れた。
きっとクライミングはそんなものだし、
再登者が出る時も似た感じになると思う。
この想いを共有出来るという事が嬉しい。
岩登りというものは本来そんなものだ。
岩登り…
自然のままを受け入れる。
話は逸れるが
初登があり、道となった岩を人為的に加工してしまえば、その道は途切れる。
今後その道で起きる予定の奇跡も途絶える。
強烈な努力を重ねた上で条件が整って起る奇跡…
自己都合で変化させられるようなものに奇跡は起きない。
強烈な努力を要す…
少なともウラノメトリアはその次元の一本だと自信を持って言える。
その次元の課題…先日久留米にて講習して頂いた室井氏の道筋が幾つか殺された。
そこにあり続けたら、初登者と同じ想いを共有出来たかもしれなかったのに、それはもう別の廃棄物となった。
それが私はとても悲しい。
話を戻す。
骨折した足を庇い、簡単なものをいくつか登る。
片足でもある程度は登れるが、不意落ちした時に左から着くと致命的なので、絶対に落ちない動きか、右足からちゃんと落ちれる動きを選択せねばならず、課題を選ぶのに難航した。
まぁとりあえずクライミングは出来だしたので良い。慎重過ぎかもしれないが、悪化だけはさせたくないので仕方がない。