「RockPath」カテゴリーアーカイブ

連日のジゴ坊

Jun.1
前日、予定していた仕事が見事に片付き、急遽みんなと岩へ。
ただ体調は最悪であった…。
エリアはジゴ坊。

まずは整備、当初から気になっていた駐車スペースの確保。
倒木を処分しUターンできるようになった。
これで帰り、バックで長い坂を登らずに済む。

道が開けたことで、これ見よがしに仲間の車はエリアまで無理矢理つっこんでいった。私らは歩く。

エリア到着後、まずは偵察。結局そこそこ長い時間探り、登り出したのはその一時間後。

キエンザン周辺で遊ぶ。

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私はいくつかヴァリエーションを設定した後、疲労によりダウン。少し休息。
若者は早速全課題リピートしたようだ。

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少しだけ魅力的なラインにも取り付いたが、こんな状況じゃどうにもならず。

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鷹の爪周辺に移動。
登りはイマイチなので割り切って他のエリア偵察へ。

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アプローチが悪い割に対した岩はなかった。
戻り仕方なく新たなprojectに取り組んだが、全く歯がたたず。

締めに触ったスラブが予想通り面白かった。
スラブは能力関係なくセッションできるので楽しい。

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撤収。
下まで下った仲間の車も無事上まで上がれたので良かった。
しかし疲労困憊。

炎天のジゴ坊

気温30度越えの岩場…
エリアはジゴ坊。

前回来た時は強行スケジュールで滞在時間15分。まともに入るのはこれが初めて。

とりあえず、前回周りきれなかった林道上を偵察。
魅力的な岩をいくつかピックアップし、一先ず一番手前の岩へ。

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まずは整備、上に上がるためのスラブ掃除に30分。
リップ掃除と下降路整備に30分。
作業するには暑過ぎたが、それでも他のエリアよりはマシだ。

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その後、あっさり登る予定のハング中央のランジ課題に捕まる。
2時間跳び続けたが駄目だった。
今回はあまり時間がなかったため、見切りをつけ隣のカンテラインを片付け、鷹の爪v8とした。

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ほんの少し時間が余ったので、
周辺の岩を幾つか登り終了。
目をつけていた岩の半分も触りきれなかった。

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カプリコーンv4

ビレイヤーの記録

May.19
八面中部の岩壁にて…
ビレイの記録をfacebookより転記。

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tak、シェイク完登。

何かを達成した人を見て、初めて何も言葉が出てこなかった。
自分のクライミングで泣いたことも無いのに、他人のクライミングで感動して泣きそうになった。

5年前、私もfainal missionをやり始め、二人とも登れば良い肉を食べに行こうと約束した。

その約束もようやく果たせる。

終了点の横にあるガバに指が掛かった暫く後、沈黙の空間に、もの凄い風が吹き抜けた。

こんな風を感じれるなら、もう少し早く付き合ってやれば良かった。

以上。

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5年前、
fainal missionに取り付き、そのあたりにtakも開始。
ただ私は運良く同年冬に完登、それからは中々訪れなくなっていた。

takはビレイヤを確保することに難航、故障も重なり年に数度のトライしか出来ていない状況であった。
去年は私と行った一回のみ。
今年こそはと意気込んでいたことだろう。

ただ、時すでに達しており、
実力はシェイクの強度を上回るものとなっていた。
現にシェイク以上の岩も登っている。

今年二日目の挑戦で見事に達成。

これは難度の問題ではない、
想い入れの話だ。
岩の上で感じた時間は、とても長く大切なものとなったであろう。
上を見上げる私にとっても貴重な時間であった。

私含む全てのビレイヤに感動を与えた完登。
近日動画もupされると思う、時間のある方は見てやって欲しい。

はじまりも終わりも、
運良くビレイが出来て良かった。

おめでとう。

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日帰り 日之影

以下、完全なる登攀記録です。
May.18
日帰りで日之影。久々開拓ではないクライミング。
気温も高めで狙うクライミングは出来ないと判断し、せっかくの遠出なのでみんな沢山の課題を触ることを目的に。

まずは最上流エリア。
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適当にアップして、まずは恰好良い岩に散らばるポケットを大きい動きで繋げる道筋、スワローテイルv11を。
これは幸先良く一撃。ただ、取り付く前何度かmoveを起こしたのでflashではない。

その後、みんなもう少し遊んでいたので数年前やったドンキーコングv11のルーフのみを試してみる。流石に上達を感じた。

移動、次はエンドゾーン。
まずはmax pain v10。これは直ぐに登れたが、マキシマムペインで即小指の皮が裂け終了。

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その後、対岸に見えるハングが気になり渡渉。
それが綾波の岩であった。

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綺麗に被ったボコボコの岩にポケットが散らばる面白い形状の岩。

ここでミナミv12にはまる…
沢山触る予定が、いつも通り打ち込みモードに入ってしまった。moveも辛うじてばれ、繋げトライに入ったころには一時間が経過していた。
それでもやり続け、疲労累積。最初の数便のリップタッチを境に、到達高度がぐんぐん落ち…最後は三手目が全く届かなくなり終了。

指皮も体力も完全に終了、そしてすでに15時過ぎ…まだまだ行きたい岩があるのに……。

いつも通りやってしまった…。

とりあえず、あと一つまわることにしたのは石棚エリア。傑作と言われるblackswanを見たかった。

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岩は魅力的、ボルダリングというジャンルを象徴される課題であった。
次回のために、20分程度トライをしmoveを粗方つくり終了。

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16:30、本来なら撤収時間であったが途中見た明日吐露に一目惚れ。
全くチェックしていなかったがこれは素晴らしい。

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慌ただしく登り、一日の幕を下ろす。
帰りの四時間の運転は地獄であったが充実した一日であった。

今回みんな登りに夢中で動画データが殆ど残っていない…
とりあえずぽのデータより、
スワローテイルと明日吐露。

シーズンオフ

先週末は飲みからの岩場。

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岩場でみんなが健全に過ごすために…

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初心者に、
少しでも多くのことを感じてもらえたら…
少しでも伝わるように…

岩場常連組の仲間たちにこの日少しでも多く登れるように、先に登っておくよう言ったつもりであったが。
気付けば去年育ったメンバーも一緒に聞いていた。

先日様々な話をしていたので、
背中越しに彼らの想いを感じた。

いつか私がそこに立てるように、
少しだけ期待して。
今回いつもより熱く説明したのは、彼らのため。

若者ひとりは山に夢中であった。

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さて、私のクライミング。
密かに狙っていたproject。

夕方に開拓中エリアへ移動。
エリアに入った瞬間、希望を失った。

空間的に日差しで暖められた熱が、エリア一帯に篭っている。
一応真っ先にprojectの様子を確認。
核心のholdに触れる。
まったく持てる気がしない…たかだか数歩歩いただけで汗ばむ空間。

言葉にはしていたが、初めて季節の終わりを自覚した。

何故だか物凄い空虚感を感じる。
もしかしたら初めてかもしれない。
絶好調の状態でシーズンオフに入ることが……

殆ど大きな故障のない我であるが、
ほんの数回の故障は全てシーズンの終わりと共にであった。
仕事が立て込んでいる状態での不調からのオフと合わせると、今年は稀な状態。

さて、
どうしたことか。

仕方なくトレーニング期に入るしかないのであろうか。
ただ、レスト期を踏まなくて良い分、期間が長くとれそうである。

進もう。