「RockPath」カテゴリーアーカイブ

1/7 岩(極寒、谷の岩)

1月7日

TKTが今やっている壁のアプローチ中に、丁度良いボルダーがあるということで同行。

谷の途中にある小さな壁は、いい具合に被っていた。

ただ、、、壁としては小さいけどボルダーでやるとすれば躊躇するサイズ感。

アプローチが険しくマットを運ぶ気になれない。さらには、どうやってトップアウトするか。。。

とりあえずやってみることに。

心配虚しく、そもそも下部が出来ない

シートに包まり保温に尽くすも全然温かくない。温度計は-3℃。諦めて登ることにした。

13時過ぎ、TKTが山から降りてきたところで私も撤収する。

車に戻ると丁度吹雪が激しくなった。あと1時間撤収が遅れていたら大変なことになっていたかもしれない。。。

しかしどう攻めるか。

アプローチの悪さをきっかけに、今回は最低限の装備でやったわけだけど、楽でとても良い。

 

大晦日(辿り着くは細道岩)

2020年大晦日

降り積もる雪のせいで、岩行き中止。仕方ないので私は近場をフラフラしてみる。

昼過ぎ、雪解けを狙って動くも峠越えが厳しい。

15時過ぎにようやく登れそうな岩の前に着く。リップの雪と土を落とせた頃すでに日暮れ間際。

v9/二段 あたりと読んでいたフェイスは、1手も出来なかった。

近場なので来年の隙間時間に再訪しよう。

1/1 安全祈願と雪の中の初登り

2021年1月1日

雪の日が続く。岩に行く予定も中止。

せっかくの機会なので今年の安全祈願を兼ねて竜体山の最奥、愛宕神社まで歩くことに。

今年もみなさまご安全に。

軽く雪積もる山道を楽しんだ後、竜玉岩によってみると関東の友人がheavenly days v12/四段 をやっているじゃないか。

下部を安定して抜けるも、、、まぁ濡れているよね。。。

ここでは遊べそうもないので、移動しまだやっていなかった岩を一緒にやることに。

あまりコンディションも良くなかったので30分ほどで切り上げ。

楽しい初登りとなりました。

12/21表八(botchさんと)

12月21日

Botchさんの腰も順調に回復しているらしく、急遽八面山の表側を案内してもらえることとなった。

八面山、最近はやりたい岩がなく遠のいていたものの、高校/大学時代はかなりの頻度で通った。

正午あたりから活動開始。

日暮れ寸前までがっつり登らせてもらった。とはいえ久々会ったbotchさんにテンションあがり、ついつい話し込んでしまう。

最近好天が続き、指かわがない状態でスタートしたのでそれくらいが丁度良かったのかもしれない。

Botchさん自体、このエリアに来るのは久々だったようでアプローチや岩は丁度良く荒れていた。昔登られた岩を掘り起こす感じが楽しい。

日暮れ寸前に辿り着いた、氏の渾身の一本「素戔嗚」。それを筆頭に面白そうな岩が広範囲に点在している。

現時点でも、今ある課題は凄く良く、さらにはポツポツあるprojectも課題になればエリアの華になると思う。

↑唯一登れた super cell 暫定v9〜v10 (シバジュン氏fa)

 

この地はメインクラスの岩が幾つも点在する。

ただ、メインクラスの岩はどいつも森を理解できねば辿りつかないような位置に在った。

探すこと、登るまでの準備すること、登ること、まとめること…

活動に際し要求させる時間と力を想像するだけで半端ない。好きでやっていたとしても尋常じゃない。

これまで私も随分と岩に通った。けれどそんな比じゃないような気がした。

公開を想うと果てしない道のり。登ること以外は苦手だけど、私も少しだけ道を広げたらなと思う。

私の活動拠点、ヨダカが雪と寒さで閉ざされたのでしばらく活動全振りするかもしれない。

百年の夜明け、存在確認

筑後川から三隈川(玖珠川下流)の変わり目に位置する「夜明ボルダー」

2017年豪雨の際、堰のトラブルにより姿を現した。

トポは連載雑誌RockClimbing005に経緯とともに書かせていただいた。(現在休刊しており、トポ入手は困難だと思われるので機になる方は連絡くださいませ。)

リンク

結局、この岩が陸上に存在したのはわずか3ヶ月ほど…

2017年11月には再び川の中に戻った。もしかしたら数十年後また登れることもあるかもしれない…と。

2020年豪雨 玖珠川ボルダリングエリア崩壊

 

2020年7月、北部九州に甚大な被害をもたらした豪雨。玖珠川に存在するボルダリングエリアも例外なく影響を受けた。

いくつかのエリアは完全に壊滅。

下流域に在るこの岩もずっと気になっていたが、如何せん川底にあっては確認しようがない。

 

2020年12月17日

通りがかりにふと脇を通ると、三隈川の水位が低い。これはと思い川を眺めると、水上にはボートが浮かび、何かしらの調査を行なっていた。

夜明ボルダーの安否を確認すべく対岸の高台から見てみる。

なんと、、、在るではないか!

後ろの岩も無事存在している模様。よくみると、どうもクラックが一箇所入ったように見えるがどちらにせよ取り付くのは厳しそうだ。

ひとまずは無事で良かった。

またいつの日か災害以外の要因で登れる日が来るといいなと思う。

もしかしたら今日のように、調査や工事を理由に堰が開放されるかもしれない。。。