「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

偽りの龍

真龍v11(限定ver.v12)、2009年12月fa,
その時の記事
http://white.ap.teacup.com/teamjoy/174.html

今年の春、熱心にトライしてくれている知人にホールド欠損の知らせを聞いた。
すぐに確認に行くつもりであったが、梅雨の訪れとあまりの遠さに、中々機会を作り出せなかった。

11/8

とうとう半年が過ぎてしまった。
ロングドライブの準備は出来ていたのでいざ尾平へ。
久々の尾平、自身二つ目の開拓エリアで学生時代執拗に通い詰めた。
今、まさか当時の私と同じ歳頃の若者と来ようとは。

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美しいハングは湿気ていた。
雨でも降ったのであろうか。
若者は果敢に限界値以上の課題を攻める。
私もとりあえずリピートをしながらアップを。

昼前に本題、
登竜門の岩へ。
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本題の真龍確認。
オリジナルラインである右棚無しはとてつもない強度に…。
とりあえずやってみる。
その間一人は登竜門、もうひとりの先週の怪我人は大根おろし。

暫くして、辛うじてmoveはばれたが1日やそこらで繋がる強度ではないと判断。とりあえず可能性はあることがわかった。
その後、右棚の限定解除バージョンを試した。
ただライン取りが少し気持ち悪かったので
スタートを右にずらすと、これはこれでダイレクトなラインとなり面白くなった。

moveは速攻ばれたが、今久々の不調サイクルでうまく繋がらず。
横の人は登竜門を速攻で終わらせ、大根おろしと私は焦る。
2時間程度かけようやく終わった頃には身も心もズタズタであった。

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暫定で 一応名を 偽りの龍 とおき、グレードは話し合った末、v11としたい(核心のシーケンスは一緒なので)
動画はYouTube tajippeiの 花崗岩の日々にアップしている。

愛した課題をトライしてくれ、誠実に連絡してくれ本当に感謝。出向くのが遅れ申し訳ない…。
「またこの岩にモチベーションを向けてもらえると幸いです。」

大根おろしを待った後、河原でお茶を濁し、とりてんを食べてロングドライブへ。

2日目はハプニングだらけ

修学旅行2日目、
何故かみんな日が顔出す前に起きる。

そして速攻岩へ。
場所は鶴見岳。
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アナウンスロックにてアップを済ませ、春倒しそこねたprojectを回収しにワンハング。
確実に登れると踏んでいたが現実はそんなに甘くなく一時間半打ち込みの末、敗退…。
最後の最後で良いmoveの発見…。久々に詰めが甘かった…。
そこまで難しい課題ではない。

その後、はじまりの森にて作業中の仲間と合流。
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ハプニングは帰りに起きた。
遠くで、私を呼ぶ声が。
徐々に近づいて来る。

また、さとうがふざけとる
そう思ったが 聞くと、
やっちゃいましたと血だらけの掌を見せた。

笹が刺さったらしい(シャレではない)

とりあえず傷が深そうだったので病院へ行くことに。
さとうの荷物はみんなで運び、ゆっくりアプローチを下る。
…そして、その過程で見事に大雀蜂の巣を踏んでしまった。
気付いた時には7匹近く出て来ていた。
動かないよう指示しつつ、ゆっくり進む。
一定の距離をとったところで、走れの号令。

みんな無我夢中であった。
そう、怪我人の存在など完全に忘れていた。
その怪我人もしっかりと走り抜け無事に車に戻ることが出来た。

その後、病院に寄り、長い旅を終えた。

正味、ハプニングしか記憶に残っていないが。

湯布院旅行初日

連休中日、比叡の岩登りイベントは雨により延期となった。
時間を持て余した若者3人に着いて行き(運転は私だが…)湯布院旅行。
珈琲豆やパンを調達し、酔いつぶれ音信不通になった若者を2時間待った後出発。
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到着した先でも、雨はパラついていたため、観光しながら機会を窺う。
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金鱗湖を眺めて、団子食べてケバブ食べて…そうこうしていたら雨は止んだ。
慌てて岩へ向かう。
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風が通る丘の、スカスカの軽い岩達は瞬く間に乾く。
壮大なロケーションの下、コンロとジャバプレスで珈琲を淹れる。
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落ち着いたところで目当ての岩を攀じる。
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一本は易しかったが素晴らしい。
もう一本は整備道具が足りずリップまで。

とりあえず良い岩が触れて良かった。
その後、別府に下り飯を食べ民宿へ。
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修学旅行の引率気分を味わいながら就寝。
さっさと寝ろ!

彩と燃える親分 リピートを見守る。

sep.16
昼前、みんなと合流。今日は案内。
メンバーはトップクライマー、平嶋元さんとジムスタッフ井関さん、こうちゃんとうちの新人。

まずは
彩(イロ) v10
2年ほど前に完成させた課題。完全なる一目惚れで、整備も必要なかったので、その日の予定を変更しワクワクしながら打ち込んだ課題。スケールは勿論、シーケンスがとても斬新で分かればフィジョカル的に負荷をかなり抑えれる。ルーフならではの動きが満喫できる課題で、v10クラスでは自己最高傑作の一本。
みんながどう攻めるか楽しみであった。

まずは復旧整備。

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そしてトライ。
ゲンさん流石の解析力で、見事にシーケンスを見出した。
この課題、トライしたい方は後半動画を上げるので見ないで欲しい。
それはまるでパズルゲームの答えを見るようなものなので…。
moveの組み立てが非常に面白い。
(場所柄、公にはできないので気になる方は案内します。)

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2時間ほど遊んだ後は、カナブンロックに移動。
昨年登った課題、
燃える親分v9/10と稲妻繋ぎv11のトライ。

燃える親分は、隣で若者が熱いトライを繰り返す最中、横で完成させた課題。
燃えろカナブンとつけていたら反対されたので今の名称になった。

左手のスローパーが極めてシビアにも関わらずラストまでずっと保持し続けなければならず…その上動きはダイナミック。
ぜひともギャップ萌えしてもらいたい課題だ。

今回の動画は
彩、燃える親分の2課題の第2登を狙うゲームを……。

雨降りしきる中

雨が続く。
出発前は辛うじて雨は止んでいたものの、エリアに近付くにつれ雨脚が強まる。

予定していたエリアは諦め、杉林のエリアmonへ。

車を停め、濡れたアスファルトを歩く。この時点で登れないことはわかっていたが、一応偵察。
このエリア、4連続敗退。

どこへ行こうにもこの日は絶望的。メンバーを考えると、アプローチ、クライミング両面で攻めれなかったのでhuecodomeでお茶を濁す。

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岩は触れたもののフラストレーションピーク。
雨め……濡れた岩を見て苛立ちはじめる。

こうなったらもうヤケクソ、
全てがどうでも良くなって、滝壺まで大幅な移動。

雨の中ウォーターソロ。

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栗は滝壺付近を、私は側壁を攻めたがお互い歯がたたず。

あまりの寒さに早々にきりあげ栗を見守った。
他の二人も寒中水泳したり、壮大な景色の中水遊びしたりと、楽しそう?で良かった。
もう少し気温の高いときに来たい。