「御伽と神話」カテゴリーアーカイブ

2018/2019動画

2018年9月から2019年3月の山で登った岩の動画、
過去アップしていなかったものをまとめています。

●キティズハウス v9(二段) 2018年10月 black/shadow
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●lemons v11(三/四段) 2018年9月 boost,v3/shadow
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●国津神 v11(三/四段) 2019年2月 SuperBlack/shadow
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●勿忘 v12(四段) 2019年3月 react,boost,black/shadow
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動画

そして勿忘(黒い風dp2日目)

3月25日
ランジする覚悟を決めて「黒い風dp」へ。

ランジまでの導入は前回完全に自動化していたので完璧。
軽くとびはじめ着地の仕方を探った。

気持ちも動きも準備が整ったところで、本気でいく。
右手のカチを離したら相当吹っ飛び。そこだけは注意し、あとは思い切りとび!

1便目、リップ手前まで来た。一呼吸し、いざとばん!
勇気を振り絞り思い切り!!

右手がきれた!その瞬間、左手がリップにどれだけ掛かろうとも落ちる事は分かっていたので着地に備える。
準備が早かったためか、
「やばい」
そう感じて1秒近くあった気がする。

真下にはマットがないガレ場。どの石に落ちるか決め、つま先か踵か迷う。そして踵を選択。

衝撃は思ったほど強くなかったがその光景が強烈すぎて、やってしまったないう感覚が未だ抜けない。

シューズは案外簡単に脱げた。踵が痛むもののやばくはなさそうで、ひとまず安心。完璧に決めたつもりだが、捻った気もするのでテーピングで補助する事に。

暫く待ってみたが大丈夫そう。今日を逃すと今期、メンタル的にやれない気がした。再開する。

マット位置は変えたのでもう大丈夫、だけどリミッターが入り何便かは飛び出せずにいた。その間もあえてクライムダウンせずとび降りてみて着地確認。

30分くらい使い馴染ませる。大丈夫、いざ本気でとぶ。案の定吹っ飛んだがマット位置完璧で何とかなった。

時間はあるのでゆっくり攻めた。しばらくして、右手カチが異常にしっくりはまる便がくる。
スタティックに出そう、ということでリップ手前膨らみに左手を伸ばす。

思いのほか、体勢が保てていた。
実はトライ初期に試し、あまりに捨て身っぷりで早々に捨てたシーケンス。成功したときのためにその後の足位置や組み立ても頭には入っている。何と、そのまま自動的に身体が動いてくれトップアウトすることが出来た。

勿忘 v11ー12(三段-四段)
突然登ることができた。

思えば、とぼうと思った地点から4手も増え、結局とばず終い。ブランクに感じていた箇所は全然ブランクじゃなかったという事だ。傾斜120度あたりの可能性を知った。何より怪我なく登る事が出来て良かった。

しばらく休憩し、長いアプローチを帰る。道中、登れる前は何ともなかった足の痛みを感じた。
※3月29日現在、踵の痛みと両足首のわずかな違和感(捻挫)は残るものの順調。


この岩は野下さんが初めてjoywallに来てくれた時に教えてくれた岩だったよう記憶している。その時は、林道の駐車場で前歯を折る失態を犯しあまり良い印象はなかったが、繰り返し通うにつれ、今は訪れる度に安らぎを感じる。

3月29日は野下さんの命日である。

黒い風Direct project

国津神v10を登った日の夕方、黒い風の岩を見上げた。

かつてブランクを感じた中間部、相変わらず悪そうだがそもそもリップまでとべそうな気がした。少しだけやってみるも、とぶ勇気なくこの日は撤退。


3月18日
意を決してとびにきた。アップし、着地練習も済ませ、いざ本気でとばん。
1便目、いきなりとび出し前のサイドガバホールド欠損…

仕方なく刻む事に。どう考えても向きの悪い、ハング中央のアンダー。親指ガスでとめに。ここは辛うじて成功。その後ボディテンションムーブにて右手もあげる、ここもかなりきついが出来た。

予定より2手増えたがこれでとべる。今日はもうその勇気は残っていなかったにのここまでを自動化して終了。

黒い風DP

遡る事約半月、2月中旬の話。
国津神を登った帰りに気になった岩を見に行った。

それはかつて諦めた黒い風のダイレクトアップ。

「黒い風」はこのフェイスの左端から初め、中央にはホールドが存在しないため右カンテまでトラバースし突ぺんを目指すライン、v7あたりだったか?
中央にホールドがあるように見えた。いざ取り付く。

ホールドに見えたものは、確かにホールドであった。ただ向きが悪い(左ガストン)、効かせることはできたが動けない。トライしていて思い出してきた、7年前やった時は効かせすらできなかった気がする。よって前進ではあるが有効的ではない。

見上げるとリップが届くような気もした。
しばらくレストして、とんでみることに。

ランディングがあまり良くないため恐ろしい。何便目かで意を決してとぶ。

…全く距離が出せなかった。覚悟決まらず敗退、出直すことにした。登り足りなかったのでエリアを移動、2013年頃OBAの片島さんが初登したフェイスを登り撤収。良い岩だった。

国津神 V10(三段)

2月7日 かろうじて曇り。
というのも昨日は雨、さらに予報では昼からまた雨。

雨曇に覆われている期間のようだ。登りたい岩は色々あったがどれも乾きが悪い。乾きの良い岩は…と思い返していると、
先日snsで見た「数年前のこの日」という記事の雑木林にある巨石が過ぎった。

そいつを見に行くことに…ただ遠い上にアプローチもある。道中、雨にやられるのではないかとハラハラしながら向かう。
到着、空を見上げると時間はまだありそうな気がした。

狙うはかつて登った色即是空v11(三段)のエクステンション…のつもりであったが、どうも微妙。早速色即是空に繋げるまでのパートをやってみたが無駄な3手のトラバースが増えるだけで強度も全く変わらず、本当無駄に手数が増えるだけだ。

それよりも隣の天津神v7(初段)と色即是空の間の空白地帯が気になった。ホールドはある、どうにかなりそうな気がした。

30分程色々やってラインを確認、天津神のスタートから左上し色即是空上部に抜けるのが一番わかりやすく気持ち良いラインだと感じた。

ということでトライ開始…徐々に空は濁ってきた。

左のガスを取りにいく一手(4手目)が強烈に悪いがその後の寄せ(5手目)もかなり気持ち悪い。

moveはすぐに決まり繋げれる状態にはなったが天気を考えると、一発ミスった時の回復時間が致命傷になる事は明らか。ということで寄せをかなり反復。その後は少しシビアなランジ(6手目)が入るがここは大丈夫な気がした。ランジは成功していないものの寄せの精度は上がってきたので繋げに入る。

案の定左ガスとめ(4手目)が出来ない。ここまではそこまでダメージを受けないので回復しながら慎重にやる。天気はまだ大丈夫そうだ。

2発程ガスをとめるものの寄せで落ちる。精度あげてもこれなら、練習していなかったら大惨事になっていただろう。
ガスとめ成功3発目、寄せも成功しランジもとめた。

そして高さのある岩の上に立つ。雨雲はもう少し先にあった。

国津神 v10(三段) 初登
色即是空v11(三段)より強度は高く2013年は全く手も足も出なかったラインではあるが色即是空の方が確率の悪いmoveが続くように思う。

2013年にはリップも開拓魔人ポにより綺麗に掃除された岩ではあるが今はまた自然に還つつある。ただリップの苔は剥ぎやすいタイプなので誰かと来るときはさらっと掃除したいと思う。