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唐泊グレードアンケート2021秋

福岡市西海岸のボルダーエリア 唐泊

2002年 khbcによりトポ販売公開、2012年に幾人かの協力者を募りjoyrocknaviが再編再公開

あれから随分と経った。再登が非常に多い課題とそうではない課題は明白だ。人気のないもののなかにはいくつか良い岩もあり、グレーディングミスによって不人気が引き起こされたものもあるように思う。

今回まず最初に対象になったものは、これまで複数人からグレードやトライの感想をいただいた課題。

波浪のララバイの写真をみて、あの時の気持ちが蘇った。それなりに良い岩だと思うのだけど。

前提

  • 2002年に公開された課題については変更しない。なぜなら2012年当時、グレードに精通する人らを募り殆どの課題を再登。粗方グレードが整っていることは確認した。これらのグレーディングを尊重、そして基準としたいという思いから。
  • 今回は私(田嶋)が2012年前後にざっと登った末グレーディングを明らかにミスしているものが対象だ。もちろん当時も考え抜いた末グレーディングをした。それぞれの課題にそのグレードをつけた根拠もある。ただ今思えばその感覚がおかしかったのだと思う。

元となるネットトポ

トポリンク

リンク https://kurume.joywallclimbing.com/rockpath/karatomari/福岡市西海岸-唐泊-ボルダリングエリアトポ-2016版/

  • トポ上 Cのマークがあるものはクラシックなのでグレードをいじらない
  • それ以外のもので対象となりそうなものは連絡ください。

連絡

インスタのストーリーで該当課題のグレードアンケートをします。

ストーリーは24時間しかないので、たびたびあげると思いますがタイミングが合わない方は該当の記事のコメント欄によろしくお願いします。

ストーリーに回答いただくかsnsコメント欄、もしくは店頭での世間話等でよろしくお願いします。

匿名等でのプライベートメッセンジャーはご遠慮くださいませ。(過去いろいろあったので、場合によっては返信致しません。もちろん個と個の対等なやりとりがしっかり取れる場合は誠心誠意対応したいと思います。)

対象

  • ララバイの岩 課題番号 32〜35:全課題1〜2グレード辛い
  • 上記 風浪v5 ポケロウv5 波浪のララバイ v8
  • 前後裁断  v9再登不明(ラインの認知不明)
  • 小悪魔 v7/8 ランディングが埋まりトライ不能?

 

写真 情報 片山   感謝!

波浪のララバイ 初登時

夕暮れの竜体

10月4日 続き

夕方、竜体に着く。

案内が目的だったので私はダラダラと。流石にまだ暑いし虫も多い。
それでもそれなりに人が入った跡は見られ、その割にブラッシングも綺麗にされており、相変わらず愛されたエリアだと感じた。

ゲストが無事に雲龍のmoveを出揃えたところで日暮れ。

私も幾つかのクラシックを再登したが、やはり竜体が大好きだ。

撤収。

山奥の渓谷にて

街から車で約30分。山奥に着いた。
綺麗な小川の向こうに、掃除された茶色の岩が見える。

今日のターゲットだ。

10月4日

ローカルクライマーの案内で、まだあまり登られていない岩をやる。すでに掃除してくれていたので登りに専念できる。周りの環境をみるに、きっと掃除は大変だっただろう。感謝。

広めのフェイスに弱点は豊富。3人でまったりと登り、v1(5級)からv8(初/二段)まで6本の課題ができた。トラバースのv5(1/2級)と中央のv1(5級)が特に良い。

粗方登り終えたところで休憩。みんなワシワシと登っている脇でフラフラしていたところ、小岩に弱点を見つける。

丁度いいハングに、気持ち良さげなスタートホールドが。早速登ってみるとなかなか良い。

もののふ v8(初/二段)

みんな落ち着いたところで移動することに、竜体へ向かう(続)

Dogeza v12(四段)

落下姿勢が難しく、着地をしっかりとると土下座のようになる
Dogeza project

エリア再編し始めの頃、サーキット中に取り付いたが難易度高く通過。

真夏の暑い日に難解な上部のシーケンスを発見。残すは怖い下部だけの状態、良い季節にやろうと決めていた。

 

8月10日(大豪雨前日)

目的の岩は増水で取り付けず。Dogeza pはギリギリトライが可能であった。
アップで上部をおさらいし下部。

相変わらず怖い。

効きの悪いフットジャムから見えにくいポケットをデッドで狙う。思うように指が入らない。万が一ジャムが効きすぎたら受け身に失敗しそうで怖い。

どれだけ突っ込めるか見極めが大事な課題。

この日、問題の一手を成功させることはできたがどうも滑る。ポケットの効きが良くない。普段なら問題ないであろう2手目でたびたび落ち、秋にやろうと思い始めたころ2手目がとまる。

ここを逃したらもう勝機はこないと感じ、感触は悪いが上部へとつっこんだ。

Dogeza v12(四段) 無事初登

暑い日でも なんとかなる時はなんとかなるもんだ。
どうにもならない時の方が多いけど。

対岸も暑いうちに(川が渡れるうちに)やらねばならないけど、もう疲れたので撤収。

Serendipity v10

Luigeくんが主だって開拓しているエリアで一本初登させてもらった。(今季公開の模様。)

なので記録は滞っているけどそちらから。

9月27日

先日の豪雨で「黒いトゥネーリv11」のルーフ内にでかい石が転がってきたらしく、干渉するなら
どかす必要があるので3人で来訪。

早速確認してみたが数日前にルーフ脇に動かしてくれたようで、課題には干渉していなかった。

ということで、各々やさしい岩から登って行く。
私は梅雨前に見出したproject、ナポレオン岩の端のバルジをやる。

リップ付近のあまりのホールドのなさにどうかと思っていたが、そこはダイナミックな一手で解決することができた。
正味2手の課題、一手目も真夏の隙間時間に解決。あとは良い時期に繋げるだけだ。

そして今日、全然良い時期ではない。9月も終わりかけだというのに全く涼しくない。
スタート右手のスローパーの感触が非常に悪く、初手の精度が極めて悪い。

フルリーチで痛いカチを狙うわけだが、フットホールドが極めて繊細で距離が上手く出ない。よってホールディングが失敗しリップへのランジの精度が大幅に下がる。

開始直後のトライで初手が良い位置におさまったが、ランジで失敗。悔やまれた。仕方なくダラダラと続ける。

昼過ぎ、初手が綺麗にとまる。というより足が残った。

となるとホールディングもやり直せる訳だが、そもそもそんな必要がないほど良い位置でとまった。こうなればもう登れる。

Serendipity v10(三段) 初登

突然足が残り一瞬戸惑った。登れてみると、これまで感じていた強度は一切なくとてもやさしく感じた。
あまりの呆気なさに疑問を感じ、その後何度か初手をやってみた。やはり精度は悪い、純粋に足残しも技術的な難しさがある。

休憩してもう一つくらいやろうと思ったが、仲間が着地で足を捻り安静を見て撤収。
一緒にランディングを確認しておかねばならなかった、反省。