「RockPath」カテゴリーアーカイブ

竜体山案内と龍ノ死p

2月10日
鹿児島のクライマーとタイミングがあったので岩へ。
午前中は竜体の案内を。

岩の話は随分前に書いたので略そうかと。

たまたま大昔作った手描きのトポが見つかったので、確認を兼ね私も色々リピート。

イオナ v4(2級)
今のトポでは特にラインの指定はないが、2007年当時のトポにはウエストパワーと美しきクラックのホールドは使わないと書いてある。(もちろん初登は私だが一切記憶にない。)

すると、何だか悪い。

幾通りかのやり方で登ったが…何をやってもv4にならない。
(後日竜体ジャンキーの知人らにやってもらったが意見をまとめるとv6あたりでいいようだ。)

午後からは開拓している近場へ。

大昔登った課題も、時間が空き過ぎ自然に還っていた。ゲストにCRUNKY v3を紹介する、例外無くリップに土が。ゲストはしっかり掃除開始、もはや大丈夫そうなので( ̄▽ ̄)放置。

私はさらに奥へ。大昔諦めたprojectをやる。
しばらくやってmoveができた。

指皮が裂けたところで、時間も時間だったので撤収。朝方雨が降り、どうなるかと思ったが結局一日中登った。朝一気持ちの悪いこともあったが充実した一日だった。

À volonté

ブログを上げ損じていた。。

1月30日
悪天の影響か、午前中に用事があってか、理由は覚えていないがアクセスの良い緑石群へ。
ナンバのロースタートをやる事に。

シビアなmoveが続く前半3手。それぞれの精度は良いが繋げるとどうも狂う。やれる時間は1時間ちょっと、それでも問題無く登れると思っていたので、終了時刻が迫ると焦り、休憩が短くなり、精度も落ちる。

予定時間を20分過ぎたあたりで、うまく決まり何とか登ることができた。

後半はカンテ脇のガバから左に抜けることも出来るがあえて直登してみた。

スタンドスタートのナンバも十分面白いし、左に巻いてもほとんど変わらない。どう登っても面白いと思う。
あえてこのラインで登るとするなら

à volonté v10

夕方からは用事があったので素早く撤収。

RedNoah project1

ASHITAの初登後、暇を見つけては川の水位データをチェック。2月に入り、ようやく水位が安定してきた。

2月3日
ダメ元RedNoahLowPへ。水は多かったが何とか渡れた。

ようやく対峙、日差しをもろにくらうのでトライできる時期は長くないだろう。今日せめて形だけでもつくっておきたい。

見立て下部が悪そうなので、そこからやる。

スタートのポケットとフレークを除くとフェイス中にカチ一つ。右カンテはどこも効かすことは可能だがホールドとは呼べない。そんなカンテの存在が構成を複雑にする。

半日かけて、moveが出来た。正直できるか半信半疑だったのでかなり嬉しかった。初手のカチがかなり痛く、move判明時にはかなり消耗。

下部が出来たところで中間部をやる。
RedNoah本体への合流の1手も悪く、結局この日出来なかった。ただ、これは何とかなるだろう。次回に。

〆に上部、2013年に登ったRedNoah本体の確認。
気持ちよく終わる予定がハマる…。

難しいというより怖い。ランディングが悪すぎる。思えば初登時、レスト中の仲間のマットを借りて登ったんだった。
フックが残ったままフォールしたらとんでもないことになる…。

Lowのプロジェクトトライ中、後半で落ちたらまずい。せめてもの抵抗で、フック以外のmoveを組み立て直し日暮れ間際に
再登。
うーん、感触が極めて悪い。フレッシュならまた違うのだろうか。


2月6日
まさかの中2日での再訪。アプローチは相変わらずつらい。

前回余力なくバラせなかったRedNoah合流の一手をやる。2時間かけてわかったのは、ここも十分すぎるほど悪い。10回やって1回とまるかどうか。左足と左手のカチが渋すぎる…。

下部の核心をこなしてこの1手……。今季は正直厳しい気がする。
全容はわかった。とりあえず今季あと一回、勝負にはならずとも万全の状態でやろう。次期につなげるために。

完全敗退。

帰り、日暮れまでサジタリウスの岩でバリエーションをつくって遊ぶ。
撤収。

雲龍 ホールド欠損

龍玉岩

最も人気といえる課題、雲龍v5(1/2級)ホールド欠損

2月11日(火) 欠損発見の連絡あり。

内の常連や開拓仲間、発見者の方の意見を聞いたところどうもそれなりに影響しそうなので、まとめを。

欠損箇所は雲龍v5の核心前ガバの一手手前。ガバ取り前に一旦体勢を整えるためのキーホールド。
場合によってはmoveの変更を余儀なくされることも。グレードが変化するほどではないものの明かなる変化だということ。

みなさま、連絡ありがとうございます。
引き続き安全に楽しんで♪

竜体山にて、継承するということ

幾度となく歩いたこの道、流石に情は深く。

いつまでも通いたいものだと。


今日はひとつ残念な話をしたいと思います。
私もあまり厳しいことは書きたくないですし、逆に、楽しむためにやっている趣味で嫌ごとを言われたくないというのは一般的心境だと思います。

また悪になるのか(見方によっては)
と考えると気が滅入りますが、ポジティブに捉えてくれる方も一部いると思いますし、知識の探究のきっかけになる場合もあるかと思うので、諦めずしっかり書こうと思います。

今日は、久留米に来てはじめて愛したエリア竜体山に行ってきました。

そこで、、
ややドン引きする量のチョーク跡が見受けられました。
(人によって、またはジムによっては普段見慣れた光景なのかもしれませんが、、)

ただ、救いだったのはどれもv0(6級)〜v2(4級)までのやさしい課題だったこと。

人気課題となるv3(3級)あたりの課題は、
着手跡あるものの綺麗に掃除されていました。これはむしろ嬉しく思いました。


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※何度も書いていますが竜鳴岩に関しては遊歩道沿いにあるので初級者であろうと必ず、必ず、必ずブラッシングをお願いします。今回も「龍骨v2」のチョーク量は非クライマーでも人によっては不快になるレベルだと思います。犯人探しをするつもりは毛頭ありません、悪だとも思いません。あくまで啓発です。
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初級者であればそのうちにエリアのことも知り、変わっていくだろう、大丈夫だろうと流すことにしました。

昼前、龍玉岩に降り、考えが変わりました。

天領v8(初/二段)、雲竜extv8(初/二段)についたチョークを見て再びドン引き…。

私は考えました。
きっと二段をやる上級者たちがこのエリアについてよく知らないまま初級者を呼び、この状況に陥っているのだなと。

いつも書きますが、大切なのは課題の情報だけではないのです。

数年に一度、竜体山は大きな事故やトラブルが起きます。その前に、決まっていつもこういう小さなことが増えています。所謂前兆と呼ばれるやつです。残地物やチョーク、課題情報の間違った拡散、地元の方に気をつけてほしいと言われていることに対しての危機感のなさなど。

そこで今回はここに書かせてもらいました。

お願いです。

初級者を連れて行く上級者の方は、必ずボルダリングについてしっかりと誠心誠意伝えてあげてください。
課題の情報や登り方だけではなく。
背中を見とけ、だけで全ては伝わりません。

楽しいボルダリング、
楽と楽しいは違います。

着地やマットの敷き方、岩の取り組み方、エリアや地方について、話してあげてください。

過去、私も未熟な頃に(今も未熟ですが少しはマシです)仲間を怪我させたり、トラブルを起こさせてしまったりし、悩んだりもありました。

楽をしないことで事前に防げるならそれが最高!楽しいボルダリングをするために、楽しいボルダリングをする仲間を増やすために、ボルダリングをうまく継承していければいいなと私は思います。

今日は取り急ぎこんなところで。

ここまで書いたからには私自身動かないのは微妙なので
春から梅雨の間に、
エリアブラッシング(クリーンイベント)をしたいと思います。
合わせて、怪我防止の意味で岩ので着地や、着手前の準備について簡単に実践しようかと思います。

ハードにせめている私が書くのもどうかと思いますが、
安全に 楽しいクライミングライフを!!!