「RockPath」カテゴリーアーカイブ

Jewel

11月7日
体調が少し悪く、大人しく事務仕事を進めることに。

15時、いてもたってもいられなくなり行動開始。18時からは店番。ということで久留米の岩に行くことにした。
2011年に登ったしょぼい岩、MCS(耳納チョックストーン)へ。

ひとまず長岩山山頂まで車で向かう。何気に麓から30分かかり近いようで遠い。かつてのよう踏み跡を下る。予想外に道が荒れていた。
登山道入口の林道が通行止めになっていたのを思い出す。人はほぼほぼ入っていないのだろう。鉈を車に置いてきたので仕方なくパモでイバラをなぎ倒しながら進む。

16時過ぎ、なんとか到着。全然近くない。。

岩は記憶していたものよりはるかに良かった。というより当時デカくてスッキリした岩こそ全てだと思っていた節があり、その価値観からは外れていた。

小ささが逆に可愛らしくmoveも味がある。久留米の宝玉。

Jewel v5(1級)
当時あまり賢くないmoveで登りv7(初段)にしていたがv5が妥当だろう。初手のトウフックが外れたら後ろの谷に落ちることがたまに傷だがそれ以外は良い。

暇なので何回か登り、下の谷の岩「メテオフォール」や3つ並び岩塔を見る。アプローチは消滅。
岩は想像以上に良かった。脆い岩への耐性も付いたのかもしれない。

ふと時間をみると17時。バタバタ撤収。また時間ができたら再訪することを決めた。
(11月14日へ続く)

岩とジムとブラシ

ジム(人工壁)では壁からニョキっとホールドが生えたようにあるのに対し、岩は中にめり込むよう存在するホールドも多い。そこでは柄が当たって磨き辛いこともたまにある。

なかでもABPはポケットが多い。そこでホームセンターに売ってあるロールブラシを買い足した。

磨き心地はイマイチだけどホールドを攻撃せずに済むので良い。

ニョキっと生えたホールドにはクライミングブラシが圧倒的に良い、なにせ磨いてて気持ちが良い!

写真があったので日記を書いてみたものの、面倒くさがりの私は結局目についたブラシを使うのだけど( ´▽`)
案外持っていても損はないのかも、と。

ABP再開

良い季節がきた。ABPを再開する。

10月31日 今季初対峙

想定外に岩は苔に埋もれていた。

掃除を済ませたところでトライ開始。
昨シーズンの終わり、核心を超えリップで落ちたので上部の印象が悪い。ということで上部から確認。

大丈夫な事がわかった。

下部の確認。感触がかなり悪かったが、スタートホールドが濡れていたことを原因としmoveの確認のみで終わる。

11月5日

登るつもりで訪れる。昨シーズンの感触がかなり良かったのでそこまで難しくない気がしていた。コンディションはなぜかそこまで良くない。晴れは続いたものの若干の湿気。さらには体調最悪。風邪が治らない…。

それでもできる気がしていたが結果はズタズタ。

勝負にならず。少し間をあけ、イメージをリセットし万全に整え再訪することにした。昨シーズンの終わり、核心を突破している。登れないはずがない、出直しだ。

時間があまったので夏登り損ねたコモングラウンドのダイレクトをやる。

全く出来なかったランジパートも、秋の気候が手助けしてくれ問題なく出来た。

勇気 v10(三段)

その後探索、良い岩はなかった。谷を登りすぎ来た道を帰れない事態に陥ったが、そこで見た夕陽は美しかった。
稜を周り、日暮れ寸前で車に戻ることができた。

フラットシューズのススメ

今回はクライミング経験者用の記事です♪
ボルダリング未体験の方もjoywallでは随時受付しておりますので気軽にご来店くださいませ〜(*´꒳`*)

では、今回は
「フラットシューズのススメ」

クライミングシューズ、最近主流のタイプ「ダウントウ」

ここはあえて
初級者、中級者の方にフラットシューズを選ぶメリットを紹介したい。
(というより、最近クリニックレッスンで見られる多い足腰の出力の弱さは、早期からダウントウシューズを履く風潮が起因していると)

ダウントウシューズを使う利点は、カキコミの強さ。

手で言うところの、ガバを持つような保持感がある。
●シューズの力で意識せずとも足が残る
●一時的に登れるグレードアップ
●つま先でカキコム技術習得

逆にデメリットもある。
●保持感が強すぎ多少の雑が許される

ガバのホールドをもっているとき、多少moveが雑になっても成功してしまうのと同じ現象が足で起きる。


(赤点が重心軌跡)

結果、つま先でのカキコミが癖になり、
下半身でカキコム技術(腰を入れるというやつ)と身体能力(筋力)が身につくタイミングを失う。

グレードを追うには、ダウントウは近道になり得るが
長期的に見たとき、技術を身につけるという遠回りが案外近道だったりする。

フラットシューズ、
特に足腰弱目のユースや運動経験の少ない女性陣へ…
トレーニング時の使用に一足持つのも良いかと(*´꒳`*)
下のグレードからブレを意識しつつ。。。

動画

孤高の岩Dahlia初登

覚悟は決まった。
きっと過去登ってきた岩の方がやばい。大丈夫だ。

10月28日
高原の駐車場でストレッチ。

満ちたところで森に入る。
リップに溜まった落ち葉を落とし、マットを敷き、アップをする。

準備が整い1便目、

前回出せなかった一手が出せた。核心に入った。もう引き返せない。地面に着くのは、落ちた時のみ。怪我はしないと思うが覚悟はいった。

ラストムーブ、たるいリップに左足を上げ乗り越し。

無事一連を乗りきった。興奮のあまりスラブを走る。
スリップし一瞬冷やっとしたが右手のガバキャッチが一瞬早かった。

「Dahlia v12/四段」初登

凄い岩だと思う。
偉大さや美しさは過去登ってきた岩が勝ると思う。ただこの岩はこの空間含め独特の存在感がある。
手頃に見えて手頃じゃない感じ。
偉大に見えて案外身近にある感じ。

ツンデレ具合が丁度いいと思う。
「ハレルヤ」を除けば間違いなく今年一。と、長くなりそうなので今日はこんなところで。詳しい話はまたの機会に。

〜終わった。
僅か30分の出来事であった。

周辺の岩を少しだけ登り、今日は休むことにした。