「センゴク総合」カテゴリーアーカイブ

台風去って、土砂と人

台風で、数位が2.5m程増した玖珠川。
下がりきれない水位の中、クリ連れてエリア確認。

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対岸は、閉ざされていた。
遠目から見る限り、とりあえずは大丈夫そうである。
上流から下流まで下り、変化した岩は一つ。
それがこいつ。

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また埋まっていた。

とりあえず水位が高すぎて何も出来ないので他のエリアに移動。
頗る好天。
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とりあえず昼寝。

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起きた頃に、クリはイザナミ完登。
その後、その奥に着手。
次はクリが昼寝。

整備に1時間、離陸に30分、初手がとまって気付く。
2手目が核心だということに。

気付いた頃に時間切れ。
クリも丁度起きて、撤収。

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夜は、クリが準備した肉を頂き、道場を眺め閉店を迎えた。

コルヒドレと孤独なもの

先月の記録。
仲間から、projectを登ったと報告を受け、以来ずっと気になっていた課題。
悪天に邪魔され取り付きが遅くなってしまった。

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岩の形状もさることながら、中央に伸びる顕著な弱点をトラバースするライン。
明らかに美味しいラインで、苦労して整備した仲間に登ってもらいたく、トライを促した。
そして先日、見事に完成されたこの課題は コル・ヒドレと名付けられた。
グレードはv8。

私はカチに苦手意識があり、こいつは見事に鋭いカチ課題であったので、案の定moveを完全に作ってからの完登となった。
体感的にはv9でいいと思う。

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素晴らしい課題であった。
ついでなのでこの岩を完結させるべく左から順にやっていき、
一番悪いラインは来シーズンやることを決め終了。

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写真はコルヒドレの途中より直登する 孤独なもの v8
一手がそこそこ凶悪。

連れも幾つか整備し、課題を完成させていた。

コルヒドレと孤独なものの動画を↓
他、ドドメキやハルジオン、毒ミミズなど。

べた凪とgloria

朝起きれたら岩に行こうと決めていた5/21
無事起きれたので岩へ。

随分経ったように感じるが、まだ一週間は経過していない。

目的は前回突っ込むことが出来ず敗退したハイボール。

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あまりにも弛んで見えるリップに躊躇し動けなかった前回。
何となく右に可能性があるような気がして、一時間の再整備。

整備後、意を決してトライ。
一便で右のリップを捉えることに成功した。

ランジで狙っていた正面のリップを触ってみると、全く持てる気がしなかった。
とばなくて良かった。

マントルを返すか迷ったが一応心の準備をしてこようと思い、マットに目掛けて飛び降りた。

そして次の便で転がるようにマントルを返し、完登。

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岩の形状がとてもユニークで微かに波打つ感じが、べた凪時の水面のようなので
名をべた凪
グレードをv10とする。

ついでに側面も終わらせておこうと思いクライミング継続。

仲間の課題が一番左にあったので左から順に登っていき、最後のラインで捕まる。
集中して打つが、どうしても登れない。
三手目のカチが微妙に湿気ていてとびだす前に弾かれる。

3時間打ってもダメ…仲間との合流を諦め、打ち続けるが駄目。
終了時刻になって、ダラダラと片付け開始。
撤収しようと荷物を持ったところで、強い日差しにより多少乾いてきていることに気付いた。

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さらに30分程度打ったところで何とか、ランジをとめることに成功し、完登。

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際どかった。
Gloria v10とする。

道場に間に合うよう、慌てて撤収。

探る。

5/14 thu
仲間と開拓へ。
岩ころ密集地帯を見つけたということで偵察。

結構広範囲に広がっていたため一通りまわったら一時間が過ぎた。
岩の規模は凄まじい。
ただ、最近のエリアのようなずば抜けた岩は探りきれず。

きっと取り付いてみて、可能性を具体化できたらまた印象は変わりかもしれない。

とりあえず入り口付近の岩で数本登り、深部へ。
深部メインの岩の前で、様子見と思い取り付いた岩が非常に悪く、
一日はまっていまった。

もう少し難しければ、潔く諦めたのだが、
高気温や諸条件と難易度、そして自身のコンディションがマッチしていい感じお強度。

登りきれず一日を過ごした。

結局予定の岩まで行き着かず撤退。

via PressSync

饒速水琥珀主と春紫苑

先日、みんなで開拓に行った時のこと。
仲間から新たなprojectを譲り受けた。

その岩は衝撃的な面持ちをしていた。

圧倒的な傾斜をした面に在る、掛りが明らかにある無数のシワ。

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早速取り付く。
思ったより足場が悪く、思うように伸びあがれない。
そして、少しづつ遠いシワの繋がり。
核心部に至っては、私のリーチでは微妙に抑えきれない。
これはもしやと思って適当に始めたダブルダイノが一瞬成功しかけた。

その瞬間ワクワクが止まらなくなる。

とりあえず、完登するために他の可能性を探るがやはりダブルが一番しっくりくる。
一時間程度打ったところで、待たせてる仲間に申し訳ないので撤退を決める。
今度じっくりとやろう。

夕方、強行だったが仲間のprojectに付き合う。
前回のトライを見る限り、何となく登れる感じがした。

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moveを確認し、繋げて二便目、見事に完登。
3日越しの挑戦であった。

春紫苑 v8
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一番目立つ岩の一番おいしいライン。
良い熟し方をした後の完登…。
文句のつけようのない素晴らしい課題。

仲間の熱いトライを見ていたので、私も誠心誠意集中し登った。

4/16
いざprojectへ。
15:00より雨の予報、そんなこともあり早めに出発。
お陰でじっくり、思考フル回転でトライする準備は出来た。

ついてからは早速move探し。
…やはり正直あまり飛びたくはないので他の可能性を探す。
一時間程打ったが、やはりどうしてもダブルが一番しっくりくる。

腹をくくって飛ぶことを決めた。
指皮が一気に削れていく。
もうほぼ指皮を使い切ったところで一回ダブルが止まった。

ここからは高さとの戦い。
慎重に進む。
連日の雨の影響で、リップ付近が濡れていた。
心の準備が出来ていない。
暫く考えたが、こういう課題は一回できたら出来るようになる。

クライムダウンをし、飛び降りる。

少し休んでトライ再開。
無事ランジを仕留め、完登。
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饒速水琥珀主 v11

とんでもなく素晴らしい課題が出来た。
紹介してくれた仲間に感謝。
今年は豊作だ。

正午を越えた。
車に戻りどうするか考えたが、前日に仲間が整備した岩を偵察することに。
場所確認したあと、岩まで空身で歩く。
10分程度歩いて、遠くに岩が見えた。

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こいつはとんでもないぞ…そう感じた瞬間、猛ダッシュしていた。
ホールドは…一番おいしいところに幾つかかけたあとが。
聞いていた通り、中央突破は不可能であった。

右カンテと左カンテは出来る。

が、今日はもう疲れたので日を改めることにした。
仲間に無事たどり着いたと連絡をしようと携帯を確認すると
「がんば」
と、返信が来ていた。

とりあえず、道具をとりにもう一往復。
右カンテはチョークが載っていたので、左カンテにすることに。
想定より強度が強く、案外丁度良い塩梅であった。

無事moveがばれた。
繋げに入る前に休憩がてら携帯の外部バッテリーを取りに車に戻る。

車に戻った頃、
遠くで雷が……。
風向きも変わった。

これはまずいと感じ、走っては見たものの間に合わず。
岩は集中豪雨を浴び、リップとカンテは黒く染まっていた。

諦めきれず、さらに打つ。
思ったより登れてしまい、打ち止め時を見事に逃したが、
当たり前の敗退。

小雨の中、車まで歩く。
雨が冷たかった。